辻元清美衆議院議員の社民党離党に思う
今日辻元清美衆議院議員が社民党を離党した。
私は大阪府高槻市に住んでいた事があり友人に誘われて辻元氏を囲む小集会に参加したこともある。
社民党の生き残りのためには共産党と共闘する事と政党助成金を辞する事が必要だと提案し今すぐ辞退すると党が成り立たないが貴重な意見だと回答頂いた。
又、高槻の市長選挙の革新統一候補として考えた事もある。
NPO法案を前回一致で成立させた彼女の手椀は評価に値する。
以下の本人のブログによれば国土交通副大臣としても活躍されていたようだ。
そういう関係があるので今回の事態に付いても所詮政権の味を占めたからだという安易な批判はしたくない。
テレビで聞いた本人の説明によると「選挙区の事情」があるという。
確かに彼女は3年前の衆議院選挙の小選挙区で当選しており民主党/国民新党の支援を受けて当選している。
社民党の政権離脱を受けて次回の衆議院選挙に向けて民主党は辻元氏の対立候補の擁立を検討していたと言う。
民主党から対立候補が出れば辻元氏の当選の可能性はかなり低いだろう。
いろんな仕事ができる立場に復活するためには無所属となり民主党の支援を受けていこうと考えても不思議ではない。
もともと土井たか子元党首がNPOの出身者として担ぎ出して来た市民派候補であり彼女は社民党のバリバリではない。
元の市民派に戻ったという事だろう。
むしろ政策の違う民主党と選挙協力し政権も共に担い結局政権離脱によって看板議員も失った社民党の無原則さは正されるべきだろう。
辻元清美さんと社民党に再度提案します。
政策の近い共産党との共同を!
政党助成金の辞退を!
社民党に離党届提出の辻元議員 背景に何が・・・(10/07/27)
2010年7月27日
私の離党届提出について
辻元清美ブログ
2009年正月の年越し派遣村の辻元さんです。
私はこの現場に居ました。彼女に挨拶もしました。こんな記事を書いています。
鈴木宗男氏とのツーショットもちゃんと写真に納めています。
いまから思えばこの写真はジャーナリスティックなものだった。
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(定数削減問題)
秘書の経費も含めて、1人の国会議員にかかるお金は約7000万円です。80人分削ると56億円。
一方で、政党助成金は320億円ですが、これを削ったら何と450人分の国会議員を削るのと同じくらいになる。
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(消費税特集)
泉谷しげるの消費税「10%」だと!?
消費税増税絶対反対!大脇道場キャンペーン第5弾!導入以来、累計で224兆円。 同時期に大企業などの法人三税(法人税、法人住民税、法人事業税)などの減税が累計で208兆円。
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» 辻元前国交副大臣、社民党離党を表明 [虎哲徒然日記]
社民党という政党が、いよいよ解体過程に入ったんではないかという
ことを、示す動きだろうか。
社民党の辻元清美・前国土交通副大臣が、離党を表明した。
当面は無所属で活動する予定だという。
辻元氏といえば、凋落の一途をたどる社民党にあって、土井たか子じ....... [続きを読む]
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» 辻元清美はどこへ行く [かきなぐりプレス]
社民党は普天間問題で筋を通して、連立政権の離脱を決めた。与党を離れ、次の参院選で議席が落ちようとも。
結果は予想通り、改選前の3議席を確保できず、2議席に落ち込んだ。これで影響力のない弱小党に舞い戻った。
社民党が1月に開いた第12回定期全国大会では、参院選で現行の3議席の倍増を目指していた。そのときは連立で成果を挙げてのこと。連立という大前提があった。
与党で蜜の味を知ってしまったのが、辻元清美前副国交大臣だ。
参院選の敗北や福島党首の運営に不満をもったことから、社民党を離... [続きを読む]
「共産党」は「特高検察」の冤罪司法と同盟して
国会で「政治と金」で騒いでた時点で自民党の同盟軍だと露呈しました。
そんな共産党とっては野党としての社民党は「ライバル」に過ぎません。
投稿: ローレライ | 2010年7月31日 (土) 21時11分
> 政策の違う民主党と選挙協力し政権も共に担い結局政権離脱によって看板議員も失った社民党の無原則さは正されるべきだろう。
> 辻元清美さんと社民党に再度提案します。
> 政策の近い共産党との共同を!
「社民党が権力の誘惑に吸い寄せられて民主党に近付いたから、辻元氏がダークサイドに堕ちた。 今後は共産党と共闘してサヨク純粋培養しろ」
と、こういう主張ですかね。
民主党に近付いてるのは、民主党と決別した社民党ではなく、その社民党を離脱して政権に恋々としている辻元氏でしょ。
そもそも辻元氏は社民党の有力者であり、社民党が民主党と連立する際にも彼女の意見は影響してるでしょう。
社民党のサヨク純粋培養を望むなら、反乱分子の離脱は寧ろ喜ぶべきことじゃないんですかね?
それで社民党がますます左に振り切れちゃったとして、それで多くの有権者の賛同を得られるとは思わないけど、そもそも社民党なんてコアな一部のファンの受け皿でしかないんだから、それもまあ良いんじゃないですかね。
投稿: | 2010年7月29日 (木) 08時11分
latter_autumnさん
コメント有り難うございました。
予想されるコメントでした。
「社民党の無節操」によって被害を被るのは我々国民です。
「今更直るものでもない」と突き放しても何も生まれないと思います。
私は今回の辻元さんの行動を流れとして理解はしますが支持している訳ではありません。
記事に書いた個人的事情で筆がやや鈍っていますが今回の行動は支持者にとっても支持者でないものにとっても許されるものではないと思います。
社民党の未来を心配する者より
社民党を見捨てた人へ
投稿: 大津留公彦 | 2010年7月28日 (水) 20時30分
>政策の違う民主党と選挙協力し
>政権も共に担い結局政権離脱に
>よって看板議員も失った社民党
>の無原則さは正されるべきだろう
社民党が無原則というか無節操なのは確かであり、どちらかと言えば正した方がよかろうとは思いますが(是非正すべきだという訳ではない、別にこのまま消滅への道を邁進してくれても私は困らない。)
>いろんな仕事ができる立場に復活
>するためには無所属となり民主党
>の支援を受けていこうと考えても
>不思議ではない
これはちょっと身贔屓が過ぎるんじゃないですか。ダブルスタンダード。
辻元氏だって十分無節操でしょ。
選挙で民主党の支援を受けるということは、国会の審議や採決の際に民主党の方針に縛られる(逆らえない)ということですよ。
社民党の無原則というのは、そうやって民主党に追従することで、選挙の時に言ってることと国会の審議や採決の際にやってることが違ってしまうということです。そういう言行不一致は辻元氏も同じですよ。
>政策の近い共産党との共同を!
社民党が無節操を矯正できれば、の話でしょう。まあ、今さら直るものでもないかと。
投稿: latter_autumn | 2010年7月28日 (水) 18時24分