毎朝twitter俳句
@twryossyさんから毎朝5時にtwitterで送られてくる季語で作った俳句です。
. 6月21日から7月4日までの分です。
. 沖縄忌のように複数作った日もあります。
. 私の朝のリズムがこれで作られています。
. 黒字の私の季語が先で頂いた季語の案内が後です。
それでは毎朝twitter俳句18句です。
. 青梅や二歳と妊婦の歩みかな
おは!RT @twryossy: 【今日の季語】青梅(あおうめ):「梅の実」「実梅(みうめ)」などとも。梅雨の頃は梅が青い実を太らせる。黄熟して実梅となったものは「梅酒」や「梅干」に。
. ◆青梅に眉あつめたる美人かな(蕪村)
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. 蜘蛛の囲に捕らわれ公彦もがき居り
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おは! RT @twryossy: 【今日の季語】蜘蛛(くも):「女郎蜘蛛」などの分類名でも。人間に害をなす虫を捕食するが、姿の奇怪さから敬遠されがち。日本では千を越す種類が分布する。
. ◆蜘蛛夜々に肥えゆき月にまたがりぬ(加藤楸邨) .
梅雨の雷夫婦に会話起こしけり .
おは! RT @twryossy: 【今日の季語】梅雨雷(つゆかみなり):「梅雨の雷(らい)」とも。単に「雷」と言えば三夏の季語。梅雨前線が通過する梅雨明け近くの時季に多く発生する。
. ◆梅雨の雷いま脳天を渡りくる(石川桂郎)
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雪残り山開かれず富士の峰
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おは!RT @twryossy: 【今日の季語】山開き:古く山岳信仰に守られた霊山は一般人の立ち入りが禁じられていたが、夏期の一定期間それが許された。富士山は本日がその日にあたる。
. ◆山彦を呼び出してゐる山開き(小野 怜)
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ぼうふらや棒振り回し暴れけり
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残念な朝のおは! RT @twryossy: 【今日の季語】孑孑(ぼうふら):蚊の幼虫。わずかな水たまりがあればどこでも発生する。水中で泳ぐ様子から「棒振虫」の別名があり、これが語源とされる。
. ◆孑孑や日にいく度(たび)のうきしづみ(一茶 .
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(あれ季語は? サッカーは負けてしまった朝なれど僕らにはまだ句と歌がある。 )(この日だけ季語が5時に届かなかったのでこの歌が出来た)
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陽性の水惑星や梅雨出水
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おはこんばんちわ!RT @twryossy: 【今日の季語】出水(でみず):梅雨末期の豪雨による河川の氾濫。特に西日本ではその被害を受けることが多い。台風シーズンの出水は「秋出水」として区別する。
. ◆線路一つ出水の街を区切りけり(前田野生子 .
かきつばた空の青さにつながれり
今日も元気に おは!RT @twryossy: 【今日の季語】杜若(かきつばた):水辺に自生して初夏に濃紫の花を開く。その姿が飛燕に似るので「燕子花」とも表記される。本来中国では「杜若」はヤブミョウガにあたる。
. ◆今朝見れば白きも咲けり杜若(蕪村)
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. 顔上げよと部分月蝕梅雨の月
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おは! RT @twryossy: 【今日の季語】梅雨の月:梅雨の時季はあまり見る機会も多くないが、雲間から雨に洗われたような姿を覗かせることもある。昨夜の月食はうまく観察できた地方もあったろうか。
. ◆梅雨の月雲脱ぎ捨てゝなほ淡し(西谷しづ子)
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. 黴ている文通記録二百通
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おは!RT @twryossy: 【今日の季語】黴(かび):「黴る」の動詞形も。梅雨から盛夏にかけては黴の全盛期。菌類の中で茸にならないものの総称。水虫も人体に生える黴。
. ◆わが恋は妻の文箱に黴びてあり(島崎省三)
まだ蒼き蓮の浮葉と巻葉かな
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おは! RT @twryossy: 【今日の季語】蓮の浮葉:根茎から柄を伸ばした蓮は、円形の若葉を水面に貼り付けて浮かぶ。その形から中国では「銭荷」と呼ばれる。大きく生長した「蓮」は晩夏の季語。
. ◆浮葉見て我らそれぞれ忌の集ひ(阿波野青畝)
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尺獲や猫に獲られてしまいけり
おは!尺取虫RT @twryossy: 【今日の季語】尺蠖(しゃくとり):「尺取虫」とも。進む様子が指で寸法を取るのに似るところから。枝と間違えて土瓶を掛けて落として割ることから「土瓶割」の名もある。
. ◆尺蠖に瀬戸大橋は桁はづれ(吉田汀史) .
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沖縄忌に大和魂を思う者
. 沖縄忌平和の礎に風殺ぐ
. 摩文仁の丘に体合わせる沖縄忌
. 語り部と私がならん沖縄忌
. 沖縄忌心静かに過ごすべし
おは!合掌! RT @twryossy: 【今日の季語】沖縄忌(おきなわき):第二次世界大戦末期の1945年6月23日、日本の沖縄守備軍は壊滅し、一般住民20数万の犠牲者が出た。その追悼の日にあたる。
. ◆断崖も海も語り部沖縄忌(中村富子) .
窓開けて寝し罪と罰寝冷えかな
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おは!RT @twryossy: 【今日の季語】寝冷(ねびえ):蒸し暑く寝苦しい晩に夏掛を除けたり裸で寝たりすると、明け方の気温の低下で体調を崩すことがある。現代では冷房の効き過ぎによることも多い。
. ◆ぽん/\のおへその罪の寝冷かな(坂倉可里子)
. 窓開けて寝る夜夏至が入りくる
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おは!RT @twryossy: 【今日の季語】夏至(げし):二十四節気の一つ。「芒種」を過ぎた十五日目にあたり、この日から仲夏は後半に入る。一年中でもっとも昼が長く「短夜」を切に感ずる時期。
. ◆雨あがり夏至の黄昏ながきかな(小路智壽子)
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