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2010年7月20日 (火)

「おは!twitter俳句」(7月5日から7月19日まで)

@twryossyさんから毎朝5時にtwitterで送られてくる季語で作った俳句です。
7月5日から7月19日までの分です。
私の朝のリズムがこれで作られています。

頂いた季語の案内が先で私の句が後です。
一日飛んでいます。
それでは「おは!twitter俳句」14句です。


2010年07月19日(月)

【今日の季語】汗:「汗水」「汗ばむ」「汗みどろ」などの表現も。梅雨明けを受けて今度は体内から水の攻勢が続く。蒸発により体熱を奪ってくれるのは有り難いが。
◆黒ネクタイ汗の首より引き抜けり(藤陵紫泡)

汗みどろ水道栓と格闘す

2010年07月18日(日)

【今日の季語】梅雨明:「梅雨あがる」とも。九州北部から関東甲信地方は平年より三日早く昨日梅雨明けが発表された。鬱陶しい梅雨から抜け出してしばらく暑い夏の気候が続く。
◆溢れつつ梅雨の明けたるおもちや箱(西村 操)

梅雨上がる芭蕉記念館に籠もりけり

2010年07月17日(土)

【今日の季語】空蝉(うつせみ):「蝉の殻」などとも。地中で数年を経た蝉の幼虫が地表に出て樹上などで脱皮を行う。その抜け殻を「空蝉」と呼び、虚しいことの喩えなどにも用いられる。
◆岩に爪たてて空蝉泥まみれ(西東三鬼)

空蝉や欅並木の装身具

2010年07月16日(金)

【今日の季語】金魚(きんぎょ):かつては「金魚売」が天秤棒に金魚の桶を担って売り歩く声が町に夏を告げた。この魚が日本に入ったのは16世紀初頭、明から輸入されたのが最初とされる。
◆水泡は金魚の吐息ティタイム(本多攝子)

出目金や下々どもを睥睨す

2010年07月15日(木)

【今日の季語】青柿(あおがき):梅雨の時季、葉に隠れてあまり目立たないが、青い柿の実がひっそりと育っている。樹の下には実りの前に落ちてしまった小ぶりの実を見かけることもある。◆青柿や虫葉も見えで四つ五つ(村上鬼城)

青柿や新たな命生まれ来る

2010年07月14日(水

【今日の季語】巴里祭:実際は「パリーさい」と五音に読まれる。フランス革命の発端となった7月14日はフランスの建国記念日。この名称はルネ・クレール監督の映画の邦訳題名から出た。
◆巴里祭モデルと画家の夫婦老い(中村伸郎)

巴里祭思い出となる丸の内

2010年07月13日(火)

【今日の季語】章魚(たこ):捕獲用の「蛸壷」も同じく三夏の季語。食用としては明石のものが美味で、ことに夏は味がよいとされる。この夏は予知能力のある蛸が話題を集めた。
◆章魚沈むそのとき海の色をして(上村占魚)

予知をする蛸パウル君夢くれぬ

2010年07月12日(月)

【今日の季語】糸蜻蛉(いととんぼ):体が糸のように細いところからこの名が出た。別名「とうすみ」もまた、燈油に浸して火を点す「燈心(とうしみ)」への類推から生まれた名。
◆糸とんぼ水のいのちに触れにくる(川村祥子)

翅を背に合わせて留まる糸蜻蛉

2010年07月11日(日)

【今日の季語】百日紅(さるすべり):音読して「ひゃくじつこう」とも。花の盛りが長いことに基づく漢字表記に、樹皮下の木肌が滑らかなところから出た和名をあてた。
◆咲き満ちて天の簪(かんざし)百日紅(阿部みどり女)

百日紅選挙の中に咲きにけり

2010年07月10日(土)

【今日の季語】網戸(あみど):現代ではアルミサッシの建具がはめられたままで季節感はほとんど失われてしまったが、かつては夏の間だけ用いられ他季には外されるものであった。
◆網戸より出でほんたうの風に会ふ(山下真弓)

黒網戸に張り替えてより庭広し

2010年07月09日(金)

【今日の季語】虎が雨:陰暦五月廿八日は曾我兄弟の討たれた日。弟の愛人で大磯の遊女虎御前の流す涙が雨になったという俗説があり、この日は雨になることが多いとされる。
◆虎が雨晴れて小磯の夕日かな(内藤鳴雪)
(抜け)
2010年07月08日(木)

【今日の季語】夏痩(なつやせ):「夏負け」とも。高温で多湿のこの時季には、睡眠不足に加えて食欲も衰えがち。そのために体重が減ることがあり、それをこのように称する。
◆夏痩せて妻の食はせしものを食ふ(加藤憲曠)

夏痩せし体重計に足繁し

2010年07月07日(水)

【今日の季語】小暑(しょうしょ):二十四節気の一つ。極暑期の三十日を大小に分けた前半が「小暑」。実際は梅雨のためにさほどの暑さではないが、季節はこの日から「晩夏」に。
◆小暑かな佃煮選ぶ佃島(田中風見子)

猫が来て犬が来てみな小暑かな

2010年07月06日(火)

【今日の季語】蝸牛(かたつむり):漢語「蝸牛(かぎゅう)」に対する和語。[かたつぶり」「ででむし」「まいまい」などとも。古くから童謡に歌われ子供に親しまれてきた。
◆かたつむり甲斐も信濃も雨のなか(飯田龍太)

立ち位置は昨日と違う蝸牛

2010年07月05日(月)

【今日の季語】水羊羹(みずようかん):小豆餡に寒天を混ぜ合わせて作る夏向きの羊羹。桜の青葉に載せられた切目正しい姿と甘味を抑えたさっぱり味が涼しさを呼ぶ。
◆青年は膝を崩さず水羊羹(川崎展宏)

凡日に水羊羹のつるりとす


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