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2010年9月27日 (月)

国際ペン東京大会開会式&レセプション参加記

Photo
(写真提供しんぶん赤旗)井上ひさし作「水の手紙」の群読劇=26日、 東京・早稲田大学大隈講堂


昨日の国際ペン東京大会開会式は素晴らしかった。

水の問題を提起して感動的だった井上ひさし作群読劇も奄美高校の高校生の島唄も迫力があって良かった。
国際ペンや日本ペンの代表や早稲田大学の代表の挨拶もそれぞれ味があった。
政府を代表して2時間前に来たという伴野豊外務省副大臣の話もユニークでコミット感があって良かった。

ただ残念だったのは二つあった基調講演の一つの天安門事件でフランスに追われたノーベル文学賞受賞者の高行健氏が文学者の使命は共産主義と闘う事とネトウヨばりの反共話を延々とした事。

国際ペンと日本ペンの基調はそういう事なのかと疑問を持った。

その後の京王プラザホテルでのレセプションで多くの人と挨拶が出来た。
これだけの人とお話出来たの事は私の人生の中でも画期的な事だった。

早大からレセプション会場に移動するシャトルバスの中でのスウェーデン人の小説家との話も印象的だった。
・日本ペンは国際ペンの中て最大規模で貢献度が高い。
・tankaは文学に興味のあるスウェーデン人なら皆知っている。(少し嬉しかった)
・東京都知事が小説家なのは、いい事だ。スウェーデンでは政治家は文学に興味がない。
 (ナショナリストなので私は嫌いと言ったらそれは分かると言っていた)

以下国際ペン東京大会レセプションで挨拶した人です。
海外関係者
syaman raponganさん (台湾)edvard kovacさん(スロベニア)
日本ペン関係者
阿刀田高会長 中西進さん副会長 浅田次郎専務理事 吉岡忍常務理事 篠弘監事 小中陽太郎さん 松本侑子さん
光本恵子さん 秋尾暢宏さん 浅見夏紀さん 安森ソノ子さん  新倉真由美さん 江藤真規さん 高井泉さん 川瀬文也さん 大久保智弘さん

開会式とセミナーの責任者であった吉岡さんはこの準備に1年半かかったという。
お疲れさまでした。

会場では夫婦で参加している海外参加者が多かった。
夫婦して表現者でこういう会に一緒に参加出来るというのは羨ましいと思った。
会の後一緒に参加した山本司氏と喫茶点で話し28日の短歌のフォーラムでの再会を約して新宿駅で別れたのは夜遅くなってからだった。

途中まで以下twitterで中継しました。

国際ペン東京大会開会式なう!早稲田大学大隈講堂は事前登録者で一杯 13時から井上ひさし作群読劇「水の手紙」で幕開けです。

posted at 12:57:13

国際ペン東京大会開会式 いよいよ開会です。 #PENcongress Tokyo 2010 でつぶやきます。

posted at 13:01:29

国際ペン東京大会開会式2 PENは万年筆ではなくpoet essay novel の略です。私は勿論pです。携帯は使えないのでtsudaるのはあきらめました。 #PENcongress Tokyo 2010

posted at 13:07:21

国際ペン東京大会開会式3 前半が終わりました。「水の手紙」は環境と文学というテーマにふさわしい井上ひさしの遺言のような講演でない公演でした。私達は水で出来ているんです。 #PENcongress Tokyo 2010

posted at 15:10:03

国際ペン東京大会開会式4 阿刀田高日本ペン会長 ジョン•ラストン•サウル国際ペン会長 外務副大臣挨拶 奄美高校の歌と踊りが迫力があった。 #PENcongress Tokyo 2010

posted at 15:21:13

国際ペン東京大会開会式4 後半はマーガレット・アトウッドさん高行健さんの基調講演です。 #PENcongress Tokyo 2010

posted at 15:27:23

参考記事

spork.jp
http://www.spork.jp/2010/09/post-153.php
国際ペン 東京大会 大隈講堂などで開催 吉岡忍さんに「環境と文学」を聞く
  世界102カ国の文学者らで組織する国際ペンの年次総会「国際ペン 東京大会2010」が9月23日~30日、早稲田大学大隈講堂などで開催される。参加85カ国・地域は過去最多となる。「環境と文学」をテーマに掲げ、環境をめぐる多彩な朗読劇を上演する今大会について、作家で日本ペンクラブ常務理事の吉岡忍さんにインタビューした。


NHK
国際ペンの大会 東京で始まる
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20100926/t10014206981000.html
世界の作家や詩人などでつくる団体、「国際ペン」の日本での26年ぶりの大会が「環境と文学」をテーマに26日から 東京で始まりました。
「国際ペン」は文学の振興や表現の自由を広げようと1921年にヨーロッパで発足した作家や詩人な どの団体で、現在、世界の100を超える国と地域のおよそ2万人が参加しています。日本で26年ぶりに開かれることしの大会のテーマは「環境と文学」で、 26日の開会式では、ことし亡くなった劇作家の井上ひさしさんが世界の水の問題を扱った戯曲、「水の手紙」が上演されました。

読売新聞
国際ペン 東京大会、中国出身の亡命作家ら講演
http://www.yomiuri.co.jp/national/culture/news/20100926-OYT1T00510.htm?from=nwlb

「しんぶん赤旗」
環境と文学考える
国際ペン総会が開会
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik10/2010-09-27/2010092701_04_1.html
大会テーマ「環境と文学—いま、何を書くか」の基調となる、井上ひさし日本ペンクラブ前会長作の群読劇「水の手紙」を公演。村から水が消え人が消えたウズ ベキスタン、コロラド川の河口が干上がったメキシコ、国土が海に沈む危機にさらされるモルディブ、遠くの井戸まで水をくみに行かなければならないアフリカ など、世界各地の環境破壊と水の問題、貧困と格差の問題を告発し、「水はめぐる、世界をめぐる。水は一つ、世界は一つ」と語りかけます。

新日本歌人」(月刊月850円)と「炎」(年二回発行一冊1000円)の申し込みはメールフォームからどうぞ

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