秋景色あり(9月の歌)(推敲後)
9月の短歌の推敲後版です。
今夜の新日本歌人我孫子支部湖畔短歌会の合評を参考に推敲しました。
元の歌と一緒に掲載します。
少しは良くなったかな?
秋景色あり 大津留公彦
秋の田を昼間に変える大雷夏の終わりのけじめのごとく
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秋の田を昼間に変える稲妻は夏の終わりのけじめのごとく
曇天に猫の尾揺れる背中から野菊咲けるを仲良く眺む
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曇天にしっぽ揺らして座る猫 野菊咲けるをしばし眺める
かりかりと猫の食する窓辺には秋景色あり季節は動く
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かりかりと猫の食する窓際に季節は動き秋景色あり
蟋蟀のフォービートいくつも重なって朝の庭には季題の多し
↓
蟋蟀のフォービートいくつも重なれり朝の庭には発見のあり
鬱蒼たる京都の山の竹の春家族で迷いし思い出のあり
↓
鬱蒼たる京都深山の竹の春家族で迷いし思い出のあり
変更なし
野分過ぎ白さ増したる白木槿狭庭の東南に位置を占めたり
熱帯夜の記録の切れし白露の朝布団掛ければ夏は逝きたり
「土俵の鬼」鬼を残してみまかるか白鳳連勝続く秋場所
行き過ぎし人振り返る花野からようやくにして秋は立つなり
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