« 「心臓が1回、大きな鼓動を打った」 | トップページ | 沖縄はみんな許さぬ雄プレイ(twitter retweet川柳) »

2010年9月13日 (月)

福島党首が小選挙区制導入時に賛成した誤 りを自己批判

昨日参加出来ませんでした「小選挙区制と二大政党制に批判を!」集会の報告を掲示します。

福島党首が短いメッセージのなかで、一九九四年に小選挙区制導入時に賛成した誤 りとその時に党議拘束に反対して党から除名された国会議員らの名誉回復も行ってい ることを表明したことは、率直で真剣な態度の表れだと感じた。

という村岡到氏の報告には快いショックを覚えた。
過ちを認める所から進歩が始まると思います。

定数削減問題では少数政党は全て共闘出来るはずです。
過去のしがらみを越えて目の前の火事の火を消す事が大事です。

 

民主党の代表選挙でも菅直人首相も小沢一郎元幹事長も「衆院比例区の八〇議席削
減」を主張している。「国会議員が身を削る」などと説明しているが、経費削減が必
要なら、議員歳費を減らせばよいし、三二〇億円もの政党助成金を減らせばよい。比
例区を削減することは、小政党の排除・消滅を結果することは明らかであり、歪曲民
主主義をいっそう深めることになる。その狙いは、消費税増税や九条改憲にあるので
はないか

という認識を早急に多数派にしなければならないと思う。

 河内謙策さんは

1973年5月16日の毎日新聞1面は、カクマンダーを粉砕した歴史的な新聞記事です。社共公の共闘、院外の統 一した大規模な大衆行動、マスコミの好意的紹介記事、これによって首相発言から約 1ヶ月半でカクマンダーが粉砕されたのです

と紹介された由、民主党の考えを変えさせるのは市民の意見の表明です。

『週刊金曜日』9月3日号に意見広告「小選挙区制と二大政党制に批判を!」が1ページ全面広告として掲載されました。

10月中予定の週刊金曜日の広告第二弾へのカンパと署名にもこちらからご協力下さい。

http://www3.ocn.ne.jp/~syouhai/

^^^^^^

以下CMLメーリングリストでの集会の報告です。


「小選挙区制と二大政党制に批判を!」集会が、昨日9月11日(日)、
東京の文京区民センターで開催されました。
主催は小選挙区制廃止をめざす連絡会。
協賛、『週刊金曜日』。
 
菅政権が衆院比例定数80議席削減と参院議員定数40議席削減を
打ち出し、少数政党を切り捨て、民意を歪める小選挙区制をより
強化しようとしている中で開催されたこの集会では、小選挙区制と
二大政党制に対する批判を12人の発言者が1人6分間づつの
リレートーク方式で発言し、またフロアーからの発言も述べ合いました。
 
なお小選挙区制廃止をめざす連絡会が呼び掛け、賛同者の
カンパにより『週刊金曜日』9月3日号に意見広告「小選挙区制と
二大政党制に批判を!」が1ページ全面広告として掲載されました。
意見広告第二弾も検討中です。
 
以下、主催団体の小選挙区制廃止をめざす連絡会の村岡到
事務局長の集会報告などを転載させていただきます。
 
なお村岡事務局長の報告にも述べられているように、協賛団体の
『週刊金曜日』の北村肇編集長が開会直後に挨拶され、社民党の
福島みずほ党首からのメッセージも紹介されました。また最後に
下記の集会アピールが出され、参加者の拍手をもって確認されました。
 
        
        小選挙区制廃止をめざす連絡会(代表:林 克明)
           連絡先:東京都文京区本郷2-6-11 3F 
           ホームページ:http://www3.ocn.ne.jp/~syouhai/
           メール:popularelection@notnet.jp

                                
                                (転送歓迎)
 
(以下、集会次第)
 
9・11集会次第  2010.9.11
  司会:矢崎 田所
・協賛団体挨拶  週刊金曜日 北村 肇さん
・リレートーク 一人6分
 村岡到 矢崎栄司 日隅一雄 紅林進 田所智子 佐藤和之 江原栄 昭 
 朝倉幹晴 山崎康彦 原田伊三郎 河内謙策 林克明 /
 太田光征 阿久津孝志
・フロア討論  7人    
・アピール 矢崎        
・閉会挨 拶 林

 
 
(以下、村岡到事務局長の集会報告)

 9月11日の集会は、参加者63人で、内容豊かに開かれました。  
開会直後に『週刊金曜日』の北村肇編集長が協賛団体として挨拶し、
社民党の福島みずほ党首からのメッセージが紹介され、リレートーク
に入り、経過報告と合わせた村岡到発言から、林克明さんまで12人
がリレートーク。そのあとフロアからの発言も7人。集会アピールを
矢崎栄司さんが読み上げ、拍手で確認、閉会挨拶は林さん。
 
意見広告第二弾を検討中です。ぜひカンパに応えてください。
『週刊金曜日』10月中旬号にと希望しています。
リレートークの発言はさまざまな角度から小選挙区制の問題点を
指摘したり、1973年の選挙制度改悪反対闘争の盛り上がり、
その要因分析などもあり、有益でした。アンケートの回収が18枚。
約3分の1もあったことは、参加者の真面目さを反映していると
思います。小選挙区制廃止をめざす連絡会編集の『小選挙区制NO』
が11冊も売れました。
 
参加した人から、ぜひ感想をこのMLにもあげてください。いずれ、
もう少し詳しい報告をします。  
まずは、集会の成功を報告します。協力いただいた方に深く感謝します。
事務局長 村岡到

 
(以下は、集会アピールです)
 
9・11集会アピール 議員定数削減に反対し、小選挙区制の廃止を!

 

民主党政権は、「国会議員が身を削る」なる名目で国会議員の定数削減──
衆院比例区80削減と参院40削減を打ち出しています。これは、民意に基づく政治
=民主主義の一層の破壊を意味します。私たちは、消費税増税や9条改憲に道を
開く、国会議員の定数削減に強く反対します。国会議員にかかわる経費の削減が
必要なら、議員の歳費 など一人当たりの議員の経費を削減すれば済みます。
なぜ、議員定数削減となるのでしょうか。
 民意が多様化している社会で、民意の反映をただ二つの政党に収斂させること
は、民主主義を歪曲します。小政党を排除することになる「二大政党制」神話に
囚われることは、民主主義の死を意味すると言って過言ではありません。「二大
政党制」はお手本とされてきたイギリスでも破綻しています。
 立候補権を著しく制限する法外な供託金制度を改善することを強く求めます。
衆参とも比例区では600万円、選挙区では300万円もの供託金ですが、他の国に
比べてもすさまじい高額です。政党とその他政治団体、無所属候補との差別も
大きな弊害です。戸別訪問の禁止をはじめ選挙活動が大幅に制限されています。
政党助成金も問題です。
 小政党からも民主党の比例選出議員からも疑問と批判の声が上っています。
広く反対運動をくりひろげましょう。
 猛暑の9・11に集った私たちは、小選挙区比例代表並立制を廃止し、日本に
住む市民の声が公平に反映される選挙制度をこそ望みます。   
 
9・11集会参加者一同
 

 [村岡到氏の報告]

 九月一一日、東京・文京区民センターで、小選挙区制廃止をめざす連絡会主催
(『週刊金曜日』協賛)の「小選挙区制と二大政党制に批判を」をかかげるリレー
トーク集会が開かれ、六三人が参加した。
 初めに『週刊金曜日』の北村肇編集長が協賛団体としての挨拶、つづいて社民党党
首の福島みずほさんからのメッセージが紹介され、リレートークとなった。リレー
トークでは村岡到、矢崎栄司、日隅一雄、紅林進、田所智子、佐藤和之、江原栄昭、
朝倉幹晴、山崎康彦、原田伊三郎、河内謙策、林克明の一二人が発言、フロアからの
討論も活発に交わされた(八人が発言)。アンケートの回収が参加者の三分の一で、
集会参加者の真剣さを現していた。
 この連絡会は二年前に結成され、今年六月には「声明 小選挙区制と二大政党制に
批判を」を発し、賛同署名を展開し、『週刊金曜日』に意見広告を掲載した(九月三
日号)。 集会では、「立候補権」という言葉がないこと(被選挙権と言われてい
る)が国会議員の供託金の法外な高額(比例区六〇〇万円、選挙区三〇〇万円)にも
つながっていること、小選挙区制は国会議員の質的劣化を加速させていること、外国
の選挙制度との比較、政党助成金が政党の内実を空洞化させていること、高校の教科
書で選挙制度はどのように教えられているのか、新社会党の経験、地方自治体議員と
しての闘い、現下の民主党代表選挙をめぐるマスコミの世論誘導、一九七三年の田中
角栄政権の時の選挙制度改悪反対闘争の大きな盛り上がり――社会党、共産党、公明
党の共闘の実現と全国各地で総計五〇万人の集会――による勝利など、さまざまな角
度からの意見が提起され、内容のあるものとなった。
 福島党首が短いメッセージのなかで、一九九四年に小選挙区制導入時に賛成した誤
りとその時に党議拘束に反対して党から除名された国会議員らの名誉回復も行ってい
ることを表明したことは、率直で真剣な態度の表れだと感じた。
 民主党の代表選挙でも菅直人首相も小沢一郎元幹事長も「衆院比例区の八〇議席削
減」を主張している。「国会議員が身を削る」などと説明しているが、経費削減が必
要なら、議員歳費を減らせばよいし、三二〇億円もの政党助成金を減らせばよい。比
例区を削減することは、小政党の排除・消滅を結果することは明らかであり、歪曲民
主主義をいっそう深めることになる。その狙いは、消費税増税や九条改憲にあるので
はないか。この危険な動向への反対と批判の声はなお小さいが、早急にさまざまな勢
力による共闘が実現するように努力しなくてはならない。   村岡到


ーーーーーーーーーーーーーーー
(NHK問題)
日曜討論に全政党の参加を!
ーーーーーーーーーーーーーーー
(定数削減問題)
秘書の経費も含めて、1人の国会議員にかかるお金は約7000万円です。80人分削ると56億円。
一方で、政党助成金は320億円ですが、これを削ったら何と450人分の国会議員を削るのと同じくらいになる。

ーーーーーーーーーーーーーーー
(消費税増税問題)
泉谷しげるの消費税「10%」だと!?

消費税増税絶対反対!大脇道場キャンペーン第5弾!導入以来、累計で224兆円。 同時期に大企業などの法人三税(法人税、法人住民税、法人事業税)などの減税が累計で208兆円。

Photo
ーーーーーーーーーーーーーーー

湯浅誠さんを東京都知事に!


「国民が主人公」トラックバックピープル
にトラックバックを!
twitter
評論:http://twitter.com/kimihikoootsuru
文学:http://twitter.com/ootsuru

参考になりましたらこちらのクリックお願いいたします。
CoRichブログランキング
br />
人気ブログランキングへ

良ければこちらもお願い致します

FC2ブログランキング

更によければこれもお願いします。

ブログランキング・にほんブログ村へ


« 「心臓が1回、大きな鼓動を打った」 | トップページ | 沖縄はみんな許さぬ雄プレイ(twitter retweet川柳) »

経済・政治・国際」カテゴリの記事

選挙」カテゴリの記事

社民党」カテゴリの記事

コメント

共産党と社民党だけの共闘では意味がないという声があります。
私はそうは思わない。
そこがターゲットになり巨大なエネルギーが生まれる。
今回の世田谷区長選でも多くの共産党支持者が保坂展人さんに投票した事だろう。
この二党と市民の共闘があれば闘えない首長選挙はない。
今こそ新しい社共共闘を!

>一九九四年に小選挙区制導入時に賛成した誤 りとその時に党議拘束に反対して党から除名された国会議員らの名誉回復も行っている

初耳でありました。しかし、真摯な反省の態度には好感が持てました。 >経費削減が必要なら、議員歳費を減らせばよい

同感です。比例区定数削減は少数意見の抹殺に直結します。小選挙区削減ならまだ理解できますが… 定数削減反対の立場を同じくする政党は連帯すべきです。戦時下の体制翼賛は真っ平御免です。 あらぬ方向へ突き進む勢力を食い止める楔(くさび)は絶対に必要です。憲法を死守する為にも…

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 福島党首が小選挙区制導入時に賛成した誤 りを自己批判:

» コーラン焼却とアメリカの矛盾 [マスコミに載らない海外記事]
何故アメリカ政府は、コーラン焼却が、一般国民に対する無人飛行機攻撃より、文明度が劣ると考えるのか? Lamis Andoni 2010年9月12日 アル・ジャジーラ アメリカ大統領バラク・オバマは、コーランを焼却するという脅しは、アルカイダ予備軍を膨れ上がらせるための、確実で効果的な方法だと警告した。これは真実かも知れ... [続きを読む]

« 「心臓が1回、大きな鼓動を打った」 | トップページ | 沖縄はみんな許さぬ雄プレイ(twitter retweet川柳) »

無料ブログはココログ

逆アクセスランキング

" href="">FC2SEO
2024年10月
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31    

カテゴリー

アクセスカウンター