「おは!twitter俳句」(10月19から10月26日)
恒例の「おは!twitter俳句」の10月19から10月26日までの俳句です。
今回も
①@twryossy さんのtwitter季語案内
②私の俳句
③私のコメント
です。
2010年10月19日(火)
おは!RT @twryossy: 【今日の季語】青蜜柑(あおみかん):枝に青々とした色を見せている未熟の蜜柑。また青いままで店頭に出る香り高いものについてもいう。単に「蜜柑」と言えば冬の季語。
◆剥き癖のめいめいにある青蜜柑(岡田史乃)
甘酸っぱい運動会の青みかん 公彦
小学校時代は私は病弱で運動会はだいたいビリか見学だった。
しかし応援に来た親戚には愛想を振りまいて走りビリをしっかり確保していた。
親族みんなで弁当を囲んだ。
当時山の上の密柑畑に住んでいたので必ずその中に青みかんがあった。
その青みかんは甘酸っぱかった。
2010年10月20日(水)
おは!RT @twryossy: 【今日の季語】後(のち)の月:陰暦九月十三日の月。「十三夜」とも言い枝豆や栗を供えるので「豆名月」「栗名月」の異名も。今年最後の名月なので「名残の月」とも呼ばれる。
◆へだたりし人も訪(と)ひけり後の月(加舎白雄)
十三夜雲の晴れ間に出でよかし 公彦
妹が日本舞踊を習っていた。
毎週踊りの先生が自宅に来て終わるとお菓子タイムになるのが楽しみだった。
いくつかの踊りの歌を覚えている
その中の一つが「十三夜」
作詞:佐藤惣之助 作曲:山田栄一
銀杏(いちょう)がえしに 黒襦子(くろじゅす)かけて
泣いて別れた すみだ川
思い出します 観音さまの
秋の日暮の 鐘の声
(セリフ)
「あゝそうでしたわね。あなた
が二十歳(はたち)、わたしが十七。いつも清元の
お稽古から帰って来ると、あなたは竹谷
の渡しで待っていてくだすった。 そして
二人の姿が水にうつるのを眺めながら、
ニッコリ笑っていつも淋しく別れたけど、
はかない恋っていじらしいもんだわねぇ」
この台詞が懐かしい!
2010年10月21日(木)
おは!RT @twryossy: 【今日の季語】そぞろ寒:「すずろ寒」「そぞろに寒し」の形でも。秋が深まるにつれてうっすらとした寒さを覚えるようになる。心の寒さについても用いられる懐の深い季語。
◆そぞろ寒読めぬカルテを覗き見る(三枝邦光)
そぞろ寒バソコンスリープさせましょう 公彦
最近バソコンはシャットダウンしないでスリープにしている。
その方がたち上がりも早いし終了も早い
「そぞろ寒」の季節
バソコンも早くスリープさせましょう
2010年10月22日(金)
おは! RT @twryossy: 【今日の季語】秋草(あきくさ):「八千草(やちぐさ)」「野の草」「色草」などとも。特定の草ではなく野山のさまざまの草をはじめとして花や実の付いたものについても用いる。
◆風渡るとき秋草の華やげる(高木晴子)
秋草に猫帰り来る朝曇り 公彦
我が家には猫と犬が居る。
犬は家犬だが、猫は出入りしている。
猫は夜遊び、朝帰りもする。
朝のおかげで早起きの私です。
2010年10月23日(土)
おは! RT @twryossy: 【今日の季語】霜降(そうこう):二十四節気の一つ。暦の上では今日から晩秋の後半に入る。「寒露」から十五日後、露が凝結して霜となる時季。すでに初霜を見た地方もある。
◆霜降の日を舟唄に惜しみけり(才記翔子)
霜降や書きたき読みたきこと多し 公彦
読んだ本の読書感想文や短歌の同人誌の原稿などの書きたきことが多く、たまった読みたき本がたくさんある。
2010年10月24日(日)
おは!RT @twryossy: 【今日の季語】熊架(くまだな):「熊の棚」「栗棚」などとも。熊が冬眠に備えて樹上に座り実の生った枝を折り取った跡が棚のように見えるのでこの名が。「熊」のみは冬季。
◆聚落へくだる峠や熊の架(雨宮美智子)
熊架に熊のかなしみ残りけり 公彦
熊棚というのは初めて知った。
最近は熊の事件が多いのでこういうものを知っておく必要もあるでしょう。
決して熊は悪くありません。
人間の横暴に熊は悲しんでいます。
2010年10月25日(月)
おは!RT @twryossy: 【今日の季語】紫式部:「実紫(みむらさき)」とも。クマツヅラ科の落葉低木で秋に小さい紫色の実を結ぶところから平安朝の才媛の名が付けられた。実の白い「白式部」もある。
◆胸焦がすほどの詩(うた)欲し実むらさき(小澤克己)
水滴をそれぞれ溜めて実むらさき 公彦
庭木として植えられるのはコムラサキで,これを「ムラサキシキブ」と呼ぶことが多いようです。
コムラサキ by wiki
2010年10月26日(火)
おは!RT @twryossy: 【今日の季語】秋刀魚(さんま):九月に 北海道から南下を始めて晩秋に房総沖に達した後、紀州沖に向けて回遊する。江戸期の季語にはなく近代以降の句に詠まれるようになった。
◆火だるまの秋刀魚を妻が食はせけり(秋元不死男)
骨だけとなりたる無念の秋刀魚かな 公彦
秋の魚は秋刀魚である。
「秋刀魚の歌」という詩を紹介して今回は終わりです。
佐藤春夫 秋刀魚の歌
あはれ
秋風よ
情〔こころ〕あらば伝へてよ
——男ありて
今日の夕餉〔ゆふげ〕に ひとり
さんまを食〔くら〕ひて
思ひにふける と。
さんま、さんま
そが上に青き蜜柑の酸〔す〕をしたたらせて
さんまを食ふはその男がふる里のならひなり。
そのならひをあやしみてなつかしみて女は
いくたびか青き蜜柑をもぎて夕餉にむかひけむ。
あはれ、人に捨てられんとする人妻と
妻にそむかれたる男と食卓にむかへば、
愛うすき父を持ちし女の児〔こ〕は
小さき箸〔はし〕をあやつりなやみつつ
父ならぬ男にさんまの腸〔はら〕をくれむと言ふにあらずや。
あはれ
秋風よ
汝〔なれ〕こそは見つらめ
世のつねならぬかの団欒〔まどゐ〕を。
いかに
秋風よ
いとせめて
証〔あかし〕せよ かの一ときの団欒ゆめに非〔あら〕ずと。
あはれ
秋風よ
情あらば伝へてよ、
夫を失はざりし妻と
父を失はざりし幼児〔おさなご〕とに伝へてよ
——男ありて
今日の夕餉に ひとり
さんまを食ひて
涙をながす と。
さんま、さんま
さんま苦いか塩つぱいか。
そが上に熱き涙をしたたらせて
さんまを食ふはいづこの里のならひぞや。
あはれ
げにそは問はまほしくをかし。
以上です。
保存場所
http://twilog.org/ootsuru/asc
twitter
評論:http://twitter.com/kimihikoootsuru
文学:http://twitter.com/ootsuru
参考になりましたらこちらのクリックお願いいたします。
br />
→人気ブログランキングへ
良ければこちらもお願い致します
→FC2ブログランキング
更によければこれもお願いします。
→
« 国会議員の皆さんへー従軍慰安婦問題の元軍属の証言を聞いて下さい | トップページ | スポーツは社会貢献ースポーツ省を作ったらどうだろうか? »
「俳句」カテゴリの記事
- 「拳を握るな武器になる」(2024.08.16)
- 鬼灯市12句(2024.07.12)
- 私の「ラーゲリより愛を込めて」と本 「収容所ラーゲリから来た遺書」 の感想文と短歌と山本幡男の俳句論など(2023.02.03)
- 正岡子規の山茶花の25句(2022.12.12)
- 子規の句は明治版のSNS(2022.11.16)
「twitter」カテゴリの記事
- 12月13日の239tweetです(2014.12.14)
- 今日の52tweetです。(2014.12.11)
- 12月8日の42tweet(2014.12.08)
- 12月7日のtweet(2014.12.08)
- 12月6日のtweet(2014.12.08)
« 国会議員の皆さんへー従軍慰安婦問題の元軍属の証言を聞いて下さい | トップページ | スポーツは社会貢献ースポーツ省を作ったらどうだろうか? »
コメント