「おは!twitter俳句」(10月5日から10月11日)
恒例の「おは!twitter俳句」の10月5日から10月11日までの俳句です。
今回も
①@twryossy さんの季語案内
②私の俳句
③私のコメント
です。
2010年10月11日(月)
おは!RT @twryossy: 【今日の季語】新酒(しんしゅ):「新走(あらばしり)」「今年酒」などとも。最近では寒造りが盛んで二月頃に出回るが、昔は新米の収穫直後に醸造したので晩秋の季語とされた。
◆あらばしり飲んで心に鶴一羽(黒田悦夫)
あらばしり妻と娘と夕餉卓 公彦
最近日本酒が食卓に出るようになった。
妻と娘が二人で食事をしたときだが・・・
2010年10月10日(日)
おは!RT @twryossy: 【今日の季語】秋思(しゅうし):「秋懐(しゅうかい)」「秋さびし」などとも。秋は他の季節よりも物思うことが多い。暑さから解放されたゆとりが心の奥に向かうためであろう。
◆塩を置くこんな秋思の入口に(櫂未知子)
海見つつ湯殿の中の秋思かな 公彦
勝浦の朝の海を見ながらの朝風呂は俳句を作らせた
2010年10月09日(土)
おは!RT @twryossy: 【今日の季語】秋渇(あきがわき)「食欲の秋」にあたる季語。「かわく」は本来水を欲する意を表す語だが意味を拡げて食欲について用いた。「秋乾き」は天文関係の別の季語。
◆屈強の男揃ひや秋渇き(斎藤俳小星)
秋渇き夜の予定は何もなし 公彦
勝浦のホテルの食事で腹一杯になり夜は寝るだけになった
2010年10月08日(金)
おは!RT @twryossy: 【今日の季語】寒露(かんろ):二十四節気の一つ。暦の上では今日から晩秋に入る。仲秋の始まりを告げる「白露」よりも秋がさらに深まって冬に近付きつつあることを示す季語。
◆汲み上げし水に目のある寒露かな(中山一路)
それぞれが勝浦に来る寒露かな 公彦
始めての家族旅行にそれぞれが勝浦に集まる
2010年10月07日(木)
おは!RT @twryossy: 【今日の季語】秋高(あきたか)し:「天高し」とも。晴れ渡った秋の空はひときわ高く感じられる。杜審言の詩句「秋高くして塞馬(さいば)肥ゆ」から「天高く馬肥ゆる秋」が出た。
◆いづこにも龍ゐる国の天高し(有馬朗人)
秋高し根岸の里の狭庭にも 公彦
上野の山の麓の子規庵の空は高かった。
2010年10月06日(水)
おは!RT @twryossy: 【今日の季語】灯火親(とうかした)しむ:「灯火の秋」「読書の秋」などとも。中国の韓愈「灯火稍親しむべく」の詩語による。気候がよく夜の長い秋は読書や勉学に最適の季節。
◆灯火親し一家で使ふ英語辞書(高橋悦男)
燈火親し白蓮英語短歌かな 公彦
国際ペン東京大会レセプションで会った人に柳原白蓮の短歌を英語に訳した物を貰って今読んでいます。
2010年10月05日(火)
おは!RT @twryossy: 【今日の季語】金木犀(きんもくせい):葉の付け根から伸びた短い枝に付いた橙色の小花が高い香りを放つ。白色の「銀木犀」や淡黄色の「薄黄木犀」とともに秋の深まりを告げる。
◆木犀をみごもるまでに深く吸ふ(文挟夫佐恵)
特攻は突っ込む金木犀の香を付けて 公彦
たまたま見た世にも奇妙な物語を見て作った俳句です。
twitter
評論:http://twitter.com/kimihikoootsuru
文学:http://twitter.com/ootsuru
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