「村野瀬玲奈の秘書課広報室」朝日の元旦社説を斬る!
村野瀬玲奈の秘書課広報室の玲奈さんが
と言う記事で朝日の資本家寄りになった姿をきっぱと批判している。
批判された朝日の元旦社説はこれ
2011年1月1日(土)
●asahi.com(朝日新聞社) 社説
今年こそ改革を―与野党の妥協しかない
朝日社説の論点を逐一批判している。
実にすっきりしている。
しかもこの記事だけでなく対応する過去の記事を示すことによりブログ総体で朝日新聞を批判している。
最近の朝日の偏向ぶりは目に余るものがある。
嘗てのマスコミの良心はどこに行ったのか?
さてどちらが正しいだろうか?
いろんな意見があるかもしれない
私は100%玲奈さんが但しと思う。
あなたはいかがお考えですか?
以下いくつかの論点を紹介します。
>長い経済不振のなかで
日本国内の消費不振ということを言いたいのなら、それは、労働者の給与が下がり続けていること、日本では将来の生活に展望が持てないことが大きな原因ではないのでしょうか?
>少子高齢化
その原因は何ですか? それは、社会による保育支援制度が貧弱だったり使い勝手が悪かったりすること、雇用も不安定で労働者の給与が下がり続けていること、日本では将来の生活に展望が持てないことなどが大きな原因ではないのでしょうか?
>日本周辺の安全保障環境が変化しだした
日本が緊張緩和やアジア地域の安全保障のためのまともな外交を展開できておらず、リーダーシップややる気すら見せていないことも大きな原因だと思います。
>税制と社会保障の一体改革、それに自由貿易を進める環太平洋パートナーシップ協定(TPP)への参加
強欲資本主義(新自由主義)の嵐の中で、多くの人々が雇用も給与も不安定な状況にいることをなんとか解決すること、そのために民主主義国の国際標準の人権思想にもとづいた政策を実施することこそが「日本人の命運」を決めると思います。
他にもいろんな論点があるがこれには溜飲を下げた。
.>だとすれば、政権交代の可能性のある両党が協調する以外には、とるべき道がないではないか。
で、結局、ミンシュトーとジミントーの連立ですか。失敗ばかり繰り返して国民生活を破壊してきた強欲資本主義(新自由主義)を推進してきた両党が、上でツッコんできたように、ツッコミどころが山ほどある政策を独裁的に行なって国民をさらに苦しめる結果に終わるとしか私には思えません。
現実に、スウェーデンやフィンランドのような北欧でもフランスやドイツのような西欧でも、ジミントー型やミンシュトー型の強欲資本主義政党、いえ失礼、右派政党ばかりが常に政権をとって福祉政策や社会保障政策や労働法制を大連立政権で独裁的に決めてきたわけではないということを朝日新聞はご存知でしょうか?
北欧や西欧のような福祉政策や社会保障政策や労働法制を日本でも実現するためには、ミンシュトーとジミントーの協調ではなくて、北欧や西欧の社民主義勢力に一番近い政党とミンシュトー(あるいはジミントー)が協調するしかないと思います。そして、日本で北欧や西欧の社民主義勢力に一番近い政党といえば、ほとんど共産党しかないわけです。
ミンシュトーもジミントーも、共産党の主張をもっと真摯に聞くべきではないでしょうか?
ーーー
「日本で北欧や西欧の社民主義勢力に一番近い政党といえば、ほとんど共産党しかないわけです」というのが社民党ではなく共産党というのが渇目すべきことでしょう。
ときあたかも昨日共産党の志位委員長は政権を目指す向きの話をされた由
共産党のことに触れるのがタブーのようになっている向きもある中まことにもっともな意見である。
軍事費を削って大企業に応分の負担をしてもらい庶民向けに大減税を行って欲しい。
それが出来ないならできる政権に変わって欲しい。
今年も「村野瀬玲奈の秘書課広報室」から目が離せない!
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