いしだ壱成の原発建設反対闘争の経験
いしだ壱成という個性派俳優がいる。
彼のブログariivalsがなかな面白い
その3月4日の
今だからみんなで考えたいこと。
から紹介します。
芸能人としては思いきった発言だと思います。
マスコミが取り上げない中でネット上で大きく注目された山口県上関原子力発電所建設反対を訴えるハンガーストライキに関連して、11歳の頃に母親について行った壮絶な四国の伊方原発建設反対闘争の経験が述べられています。
その部分は省略して最後の部分のみ紹介します。
是非全文お読み下さい。
ーーー
これが、僕が原発、というものに本格的に興味を持ったきっかけだ。
何か、矛盾していると。
なんで、あんな殴り合いまでして作らなければならないのだと。
あれから数十年、時代は様変わりして、電力供給過剰気味になった日本。
だが今も原発が増えようとしている。もう充分に足りているというのに、だ。
以下が現在建設予定、或いは建設中の新しい原子力発電所だ。
山口県上関原発。
青森県大間原発。
福島県浪江・小高原発。
宮崎県串間原発。(是非を問う住民投票:2011年4月10日)
そしてその各地には建設反対を訴える心強い方々がいる。最初の方で述べた上関では、あの頃と全く変わらない現実が起きていて、真夜中の奇襲工事反対を訴えた上関近くの祝島のおばあちゃんが作業員ともみ合いになり、怪我をされ、まだ入院中だそうだ。早い回復を祈るばかりだ。
でも、今日や明日にでもまた工事が着工されるかもしれない。
そうしたら、また衝突が起こるかもしれない。
こういうことは残念ながら、なかなかテレビのニュースでは取り上げてもらえない。
様々な大人の事情があるのかないのか、本当のところは昔も今もわからない。
だが僕が一緒に仕事をしている、とある局の人間は上関の事は全く知らなかったと言っていて、その事実を伝えると、いちマスコミの人間として恥ずかしく思う、と言っていた。
決して恥ずかしくなんかない。
知ってもらえただけで、充分だし、これから解決していくべき問題は山積みだ。それには一人でも多くの方に知ってもらえればと思うし、彼のようなマスコミの人間であれば、尚更だと思う。賛同を得られたら、強い。
これからは自分も、真実を伝えるマスコミの人間としてこういうニュースに目を光らせたいと思います、と彼は言ってくれた。
それだけでも、本当に嬉しい。
また、先日話しを聞かせていただいたジャーナリストの方は、それもそうだが、もっというと政治家の方も、テレビ局の方も、単純に知らないだけなのだと言っていた。特に操作したりされているのではないと。
だから、決して彼らをせめるべきでは無いと。僕もそうだと思う。
誰かをせめるのは、もう止めたい。負の連鎖を起こさずとも、変えて行ける時代になって来たのだ。みんながみんなの立場を考える。それで、考えて変えていく所は変えていく。いける。少なくとも、そう感じた。
誰かが誰かをせめるのではなくて、双方皆で解決策を提案しあいたい。
それが出来るようになって来ているような気がしてならない。
政治家のなかにも脱原子力を訴える方々も増えて来ているし、著名人や有名人、文化人の方々の中にも数多く見られる。
本当に心強い限りだ。
世界的には、脱原子力はマストな事項として進んでいる。環境破壊の他に、維持費がかかり過ぎるし、とにかく時代遅れだというのが主な理由だ。
そして、今はWebやTwitterというものがあるし、リアルタイムにどこで何が起きているのかは瞬時にわかる。
その都度、アクションを起こして一人一人の個ではなく、皆で考えて行くことで、何が必要で何が必要じゃないのかと云うことも自ずとわかってくるのではないか。
そこまでして自然や生態系や地元の方々の豊かな生活を破壊してまで新しい原発は要らない。
脱原発を訴えて、よく言われる代替電力はどうするのかという事に関していえば、地熱、風力、水素などにシフトして行けばいい。
特にR水素という技術が一番クリーンで効率的だと個人的には思っていて、この分野はもっともっと伸びて欲しいし、注目されて欲しいと思う。
さて、これらの事を人ごとと捉えるか、自分たちのことと捉えるかは勿論自由だ。
これだけ書いてきただけでも、千あるうちの一か二ぐらいだが、ひとまず、原子力発電というものについて、自分の体験談を含めながら振り返ってみた。
一人でも多くの脱原子力の同意を得られたら、嬉しく思う。
でなくともせめて、知ってもらえるだけでもこれからがだいぶ変わって来ると信じている。
すべて今、現在進行形で起きている事だ。
読んで下さって、ありがとう。
愛ある日々を!!
No Nukes One Love.
壱成
ーー
壱成 さんはこの記事の中で
「最近、原子力はエコ。という広告を見かけるが、少なくとも僕はそうは思えない。」
と書いている。
廃棄物の処理方法も決まっていない原子力がエコなはずは絶対にない。
いしだ壱成 さんを応援しよう!!
ーーーーーーーーーーーーーーー
ネットの力で小池晃都知事を誕生させ東京革命の実現を!
小池晃さんのfacebook
http://www.facebook.com/akirakoike
ハッシュタグ#koike_akiraを付けてtwitterで呟こう!
「ミクシイ」コミュニティ「小池晃さんを応援!市民勝手連」
小池晃さんを応援する市民勝手連Qのチラシ
「4.pdf」をダウンロード
ーーーーーーーーーーーーーーー
TPPはTREMENDOUS POOR POLICYだ。
日本開国ではなく真実はアメリカの為の日本「壊国」です。
TPPには日本は絶対に参加すべきではありません。
ーーーーーーーーーーーーーーー
(定数削減問題)
秘書の経費も含めて、1人の国会議員にかかるお金は約7000万円です。80人分削ると56億円。
一方で、政党助成金は320億円ですが、これを削ったら何と450人分の国会議員を削るのと同じくらいになる。
ーーーーーーーーーーーーーーー
(消費税増税問題)
泉谷しげるの消費税「10%」だと!?
消費税増税絶対反対!大脇道場キャンペーン第5弾!導入以来、累計で224兆円。 同時期に大企業などの法人三税(法人税、法人住民税、法人事業税)などの減税が累計で208兆円。
ーーーーーーーーーーーーーーー
「国民が主人公」トラックバックピープルにトラックバックを!
ーーーーーーーーーーーーーーー
twitter
評論:http://twitter.com/kimihikoootsuru
保存場所twilog http://twilog.org/kimihikoootsuru
文学:http://twitter.com/ootsuru
保存場所twilog http://twilog.org/ootsuru
ーーーーーーーーーーーーーーー
参考になりましたらこちらのクリックお願いいたします。
br />
→人気ブログランキングへ
良ければこちらもお願い致します
→FC2ブログランキング
更によければこれもお願いします。
→
« 「大津留短歌俳句塾」?その気になるかな? | トップページ | 「おは!twitter俳句」(啓蟄)(3月1日から3月07日) »
「経済・政治・国際」カテゴリの記事
- 「埼玉県虐待禁止条例」改正案についてのやり取り(2023.10.09)
- 「小さな抵抗 戸山恢個展」に寄った(2023.03.12)
- 最低賃金をめぐる議論(2022.07.06)
- 「共闘勢力」比例も議席も前進(2021.11.11)
- 「ものを言う」 国境なき医師団(2021.11.10)
「ブログ紹介」カテゴリの記事
- 「大津留公彦の短歌の部屋」を始めました。 (2021.01.17)
- 自分自身をエンパワーしよう(2013.02.13)
- 産経新聞も東京新聞のように堂々と真実を報道する新聞社に生まれ変わったらどうだろうか?(2012.09.17)
- 「この運動は成功する」(『あんくる トム 工房』youtubeに)(2012.01.28)
- 政治とマーケットは教育に関わるべきではない(内田樹) (2011.11.26)
「環境問題」カテゴリの記事
- グレタ・トゥーンベリ(2019.11.06)
- 節電は御用学者が出れば切る(日本科学者会議シンポ)(2011.04.24)
- いしだ壱成の原発建設反対闘争の経験(2011.03.06)
- エコピープルになった(2011.02.09)
- キャンドルナイト(2008.07.02)
コメント
トラックバック
この記事へのトラックバック一覧です: いしだ壱成の原発建設反対闘争の経験:
» 66万アクセスを超えました! [JUNSKYblog2011]
2011年3月6日(日)
本日、アクセスカウンターが 66 万を超えました。
*******************************************
(左のアイコンをクリックして
もらえたら嬉しいです)
*******************************************
goo ...... [続きを読む]
« 「大津留短歌俳句塾」?その気になるかな? | トップページ | 「おは!twitter俳句」(啓蟄)(3月1日から3月07日) »
低エネルギー社会を実現し再生可能エネルギーの開発を進めて行けば原発からの段階的撤退は可能、なのでしょうか?
スウェーデンやイタリアは、そうしようと考えたけど諦めましたよ。ドイツやベルギーも果たしてどうなることやら、怪しいものです。
世界の主要国では原発大増設計画は放棄されている訳ではありません。
欧州では増設計画は少ないですが(現時点で明確になっているのはチェコ、スロバキア、ルーマニア、ブルガリア、フィンランドのみ)、中国、ロシア、米国、韓国、インドには相当数の計画があります。
これらの国において、資金調達の問題(例えば金融危機の影響等)で原発建設計画を変更することはあるとしても、「再生可能エネルギーで代替することに決めたので原発建設計画をキャンセルする」ということはありえないでしょう。
原子力は大規模安定ベースロード電源として利用できますが、太陽、風力、地熱、海洋等の新しい自然エネルギーは大規模安定ベースロード電源として利用できません。その意味で新しい自然エネルギーは原子力の代替にはなりえない。
「いや、新しい自然エネルギーで代替できるのだ」というのは、非科学的な願望に過ぎません。無理なものは無理です。
投稿: latter_autumn | 2011年3月 8日 (火) 16時38分
latter_autumnさん
コメント有り難うございました。参考になりました。
しかしlatter_autumnさんが原発容認派だとは意外でした。
世界の主要国では原発大増設計画は放棄されていると思います。低エネルギー社会を実現し再生可能エネルギーの開発を進めて行けば原発からの段階的撤退は可能だと思います。
投稿: 大津留公彦 | 2011年3月 7日 (月) 22時36分
いしだ壱成氏の発言に不正確な部分があります。
国内では、大間と島根3号が建設中、東通東電1・2号、東通東北2号、浪江・小高、福島第一7・8号、浜岡6号、敦賀3・4号、上関1・2号、川内3号が計画中です。
串間は、九電がやる気なくして白紙化したはずですが(地元の一部で誘致論があるのでしょうけど)。
九電の関心は川内3号に集中しているのでは。
世界的には、脱原子力はマストな事項として進んで・・・いません。
2010年1月時点で、66基が建設中、74基が計画中です。
スウェーデンでは、2009年2月に政府が脱原発政策の撤廃を発表、同年6月に議会もこれを承認しました。
イタリアでは、やはり原子力モラトリウムの終了を決定、2009年7月に議会が原子力促進法案を可決しました。
ドイツとベルギーでは、まだ脱原子力路線は放棄されていませんが、当初の原発廃止スケジュールを先延ばししようとする動きがあり、今後スウェーデンやイタリアのように方針転換する可能性も考えられます。
以下は私見ですが。
原発推進の動機はCO2排出削減ということで、仕方ないのでは。柏崎刈羽の7基だけでも国内CO2排出量を2%削減できる、という試算もあります。
自然エネルギーの利用推進でもCO2排出削減にはなりますが、不安定でベースロード電源にはなりにくい、または安定していてベースロード電源になるけれど規模が小さい等の問題がありますし。環境影響も意外にあるものですよ(地熱だと硫化水素や砒素等による汚染、風力だと低周波音、等々)。
廃棄物の処理方法、というか最終処分方法は・・・。全然決まっていない訳ではありません。
例えば日本では、原発で発生する低レベル放射性廃棄物の一部を青森県六ケ所村の埋設センターに処分しています(その他の低レベル放射性廃棄物、高レベル放射性廃棄物の処分場は未定ですが)。
一方スウェーデンでは、全ての放射性廃棄物の処分場が決まっています(高レベル放射性廃棄物の処分場はこれから建設するところですが)。
投稿: latter_autumn | 2011年3月 7日 (月) 18時56分