行く春や震災吟ず十五の句
行く春や涙腺緩むばかりなり
行く春や書くこと我にやれること
行く春や身を引き締める日々なりし
行く春や夢運び去る津波かな
行く春や放射能に怯えつつ
行く春や埃舞う街補聴器と
行く春や夜に余震の続くなり
ゆく春や昨日に続く今日なれど
ゆく春や夜半の余震の続きけり
ゆく春や放射能に狭められ
ゆく春やつぶやくことしか出来ぬわれ
ゆく春や数多の夢を地震潰し
ゆく春や原発は無くすべかりけり
ゆく春や孫正義を得たるかな
行く春や地震を吟ず十五の句
全ての記録はhttp://twilog.org/ootsuru/2にあります。
« 節電は御用学者が出れば切る(日本科学者会議シンポ) | トップページ | 三郷早稲田9条の会の報告 »
「俳句」カテゴリの記事
- 大人の図書館教養講座 三郷市早稲田図書館俳句 教 室のご案内(2021.10.12)
- 俳句に見る4月21日の思い出(2021.04.21)
- 国際俳句界への提言(2020.09.16)
- 「句集・アベロに」が完成しました。(2019.08.12)
- 文団連55回総会交流会句会記録(2019.06.09)
青い鳥さん
私は俳句を短歌に変えています。
(邪道と言われて居ますが、、、)
参考までに短歌と俳句の違いについて書いた記事です。
https://ootsuru.cocolog-nifty.com/blog/2007/03/post_973c.html
投稿: 大津留公彦 | 2011年4月25日 (月) 12時16分
大津留さん、ご指導ありがとうございます。俳句がこんなに愉しいものとは…。 今後は川柳、短歌にも挑戦しようかと思います。
投稿: 青い鳥 | 2011年4月25日 (月) 09時59分
青い鳥さん
ゆく春や の句有難うございます。
既に立派な俳人ですね。
>行く春や 眠れぬ夜に うたを詠む
歌だと短歌になるので 句を吟ず ですかね
橘曙覧という江戸時代の歌人は楽しみはで始まる52の歌を連作で残しています。
こういう作り方もありですね。
https://ootsuru.cocolog-nifty.com/blog/2007/10/post_ba3f.html
投稿: 大津留公彦 | 2011年4月25日 (月) 05時39分
行く春や
選挙終わりて
あな侘し
行く春や 震災の傷 まだ癒えぬ
行く春や
福島の地に 希望の灯
行く春や
陸奥の民 じき幸が
行く春や 眠れぬ夜に うたを詠む
投稿: 青い鳥 | 2011年4月25日 (月) 03時13分