TIME誌「世界で最も影響力のある100人」に南相馬市長
このところ連日弊ブログの各種の記事にコメント頂いている青い鳥さんに教えて頂いた情報です。
【4月22日】 TIME誌「世界で最も影響力のある100人」に選出され、桜井市長(南相馬市長)のコメントは以下の通り。「私は、市の現状と市民の生の声を伝えただけであり、選ばれるべきは、南相馬市民だと考えます。」
早速ユーチューブを見た。
「兵糧攻め状況だ」とか屋内退避ではなく避難命令にすべきだとかの話の内容が評価されたのは勿論だろうが事故後2週間の時点で映像に英語を付けてユーチューブで世界に発信した事が評価すべきだと思う。
こういう事には慣れが必要なので職員の中に仕掛け人が居ると思ったらやはりいた。
しかしそれは職員ではなく民間人だった。
ーー
投稿の経緯について
ユーチューブへの投稿は、南相馬市民で現在は 秋田県に避難している建築設計業の中田建一郎さん(38)が、桜井勝延市長に持ちかけて実現した。英語字幕付きの投稿を勧めた理由について、中田さんは、ボランティアなどに頼らざるをえない不安定な現状が海外に伝わり、政府が動いてくれればなどと考えたと説明する。ボランティアを通じた自らの支援活動で市内に戻ったときに、桜井市長に会って快諾してもらったという。
避難指示について(中田さん)
「屋内退避指示などが住民を翻弄して、2次災害的な状況になっているんですよ。避難指示を出したいなら、出すべきでしょう。そうでなければ、屋内退避を解除して、店舗や物流の再開などを認めなければ、とても生活していけません。解除できないなら、家庭への食料宅配まで国などが面倒をみないといけないと思います」
南相馬市長ユーチューブで「SOS」 「兵糧攻め状況だ」に世界から反響
2011/4/ 1 20:29
以下映像です。
SOS from Mayor of Minami Soma City, next to the crippled Fukushima nuclear power plant, Japan
宮城県南三陸町で患者の避難や治療に尽力した内科医菅野武さん(31)も含まれた。
一般からのネット投票で選ぶ別の「世界で最も影響力のある100人」では、福島原発で作業に従事している「福島原発の作業員」が16位に入った。
以上です。
原子力発電の新設は禁止しよう!!
東日本ソーラーベルトの建設を!
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TPPはTREMENDOUS POOR POLICYだ。
日本開国ではなく真実はアメリカの為の日本「壊国」です。
TPPには日本は絶対に参加すべきではありません。
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(定数削減問題)
秘書の経費も含めて、1人の国会議員にかかるお金は約7000万円です。80人分削ると56億円。
一方で、政党助成金は320億円ですが、これを削ったら何と450人分の国会議員を削るのと同じくらいになる。
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(消費税増税問題)
消費税増税絶対反対!大脇道場キャンペーン第5弾!導入以来、累計で224兆円。 同時期に大企業などの法人三税(法人税、法人住民税、法人事業税)などの減税が累計で208兆円
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コメント
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青い鳥さん
再度ありがとうございます。
>言葉の力に改めて驚き、また使い方を誤れば人を深く傷つける暴力にもなるという怖さをも孕んでいる
心したいと思います。
投稿: 大津留公彦 | 2011年5月 1日 (日) 16時27分
大津留さん…いつもご丁寧なご返信を下さいましてありがとうございます。 ご紹介された文章も素晴らしいですね…感動しました。 言葉の力に改めて驚き、また使い方を誤れば人を深く傷つける暴力にもなるという怖さをも孕んでいると感じました。
投稿: 青い鳥 | 2011年5月 1日 (日) 16時12分
青い鳥さん
辺見庸さんの紹介を頂きまして有り難うございます。
3月15日発売の朝日ジャーナル(週刊朝日緊急増刊)の記事がありました。
一部紹介します。
中原中也賞の賞金を全て寄付するそうです。
以下の文章はさすがに詩人ですね。
ーーー
茫然と廃墟にたちつくすのみである。だが、涙もやがてかれよう。あんなにもたくさんの死をのんだ海はまるでうそのように凪ぎ、いっそう青み、ゆったりと静まるであろう。そうしたら、わたしはもういちどあるきだし、とつおいつかんがえなくてはならない。いったい、わたしたちになにがおきたのか。この凄絶無尽の破壊が意味するものはなんなのか。まなぶべきものはなにか。
わたしはすでに予感している。非常事態下で正当化されるであろう怪しげなものを。あぶない集団的エモーションのもりあがり。たとえば全体主義。個をおしのけ例外をみとめない狭隘な団結。歴史がそれらをおしえている非常事態の名の下で看過される不条理に、素裸の個として異議をとなえるのも、倫理の根源からみちびかれるひとの誠実のあかしである。大地と海は、ときがくれば平らかになるだろう。安らかな日々はきっとくる。わたしはそれでも悼みつづけ、廃墟をあゆまねばならない。かんがえなくてはならない。」
木偶庵通信
辺見庸さんの言葉 ― 2011/04/03
http://dek.asablo.jp/blog/2011/04/02/5770789
投稿: 大津留公彦 | 2011年5月 1日 (日) 15時23分
昨日教育テレビで、元共同通信社記者で芥川賞作家の辺見庸さんの特集番組を放送していた。 現在の日本に対する強烈なアンチテーゼを感じましたのでこの場をお借りしてご紹介させて頂きます。 氏は石巻市出身で、今回の大震災に関し縷々述べられました。
『瓦礫の山を見たとき津波だけでなく、鉄骨・コンクリートの塊・自動車など人間の造作物が多くの命を奪い去ったと感じ死者の咆哮が蘇った。物書きとして通り一遍ではなく奥深くまで考えぬかなければ軽々しくしてはならない。毎日同じCMがタレ流され、日本がひとつになろうとかのメッセージが虚しく聞こえる。国難ではなく個個人の悲痛な出来事なのだ…死者行方不明者何人という数字ではなく個の死なのだ。‘天罰’と表現されたが断じて違うと断言する自然現象だ。 もう‘ありえない’はなくなり、‘おこりうる’と‘さけられないこと’のふたつに収斂される。核を持つ施設が本当に安全なのか?わたしは幼い頃石巻の入江を見て畏怖を感じた。自然なるものの優しさと殺人的な畏れのようなものを…。』 政局に奔走しておられる政治家の皆様に辺見さんの言葉を贈りたい…。氏は世界中の戦地やチェリノブイリなどを取材し人間の極限状態を見てきた人であり、昨今の社会の右傾化傾向にも警鐘をならしてみえるそうです。人間にとって想像力がいかに大切か改めて考えました。大津留さん…長々とすみませんでしたお赦し下さい。大津留さんにご紹介して頂いた小出先生も素晴らしい方で感動しました。
投稿: 青い鳥 | 2011年5月 1日 (日) 11時43分
青い鳥さん 有難うございます。
>『社長さん、入院されていたと伺いますが、もう大丈夫ですか?ご無理なさらないで下さいネ…』と言って握手してみえた。
ウルウルしました。
投稿: 大津留公彦 | 2011年4月23日 (土) 13時02分
大津留さん、ご紹介頂きありがとうございました。
>福島原発で作業に従事している「福島原発の作業員」が16位に入った。
ある報道番組で知ったのですが、福島原発事故後に復旧作業にあたられている作業員の方々の多くは、ご自身も被災されて、避難所から通われているそうです。作業員の方々は疲れて避難所へ帰られても、他の避難されている住民の方々のご苦労を見るたび、申し訳なく思うそうです。事故以来殆ど休みも無く働きづめで、心身が極限状態にあるそうです。(被曝の心配も重なりますから当然でしょう…)やはり、作業員の皆さんもお気の毒な被害者であると改めて痛感しました。他の電力会社からの応援や退役された技術、経験者を募り(大津留さんのブログで紹介がありました)交替シフトの下一日も早い収束を願うばかりだです。
あとひとつ、昨日、東電の社長が福島の避難所を訪れた時の映像がながされました。避難されている福島の人の優しさに触れ涙が出ました…『社長さん、入院されていたと伺いますが、もう大丈夫ですか?ご無理なさらないで下さいネ…』と言って握手してみえた。本当に頭の下がる思いでした…。東電社長ひとりを責めるつもりはないが、福島の方々の誠に人間的な優しさに触れきっと感動されたことと思う…その思いを胸に充分な補償と、『脱原発』の英断をくだしてもらいたい。
福島の 優しき民に 春の幸
投稿: 青い鳥 | 2011年4月23日 (土) 11時14分