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2011年5月 5日 (木)

3号機の使用済みプールの核暴走及び水棺について

平和への結集MLからいろんな情報を頂いています。
今後共いろんな情報のポータルサイトになって欲しいと思います。

ラジオ「たね蒔きジャーナル」の永岡さんの報告が大変参考になります。
特に京大小出先生の話が他では聞けない話です。

今日は3回分です。

では今日こどもの日の放送から全文紹介です。

ーー
 2011/5/5のお話(核暴走続き、外部被爆、事故調査委員会)

永岡です、毎日放送ラジオ「たね蒔きジャーナル」、今日はアナウンサーの千葉猛さんと、毎日新聞論説委員の池田昭さんのご案内で放送されました。

 原発のニュース、1号機に事故後初めて人が入りました。2,3号機より内部の損傷が少ないのですが、内部で長時間作業するためには、フィルター、排風機を設置しています。中で作業しやすくしたいのです。

 水棺は、シミュレーションして、安全に問題はないと報告しています。これが認められたら、1時間6トンから8トンに増やします。しかし、2,3号機の模様は不明です。

 作業員の環境改善のため、食事をレトルトから弁当へ、またシャワー設置、医者も常駐させる方針です。福島第2の体育館が休憩所でしたが、シャワーもなかったのです。そんなところで作業していたのです。池田さん、工程表を出したが、設備面で、担っている人間の支援をしないと工程表は実現しないのではと指摘していました。作業員の心身の疲労は限界の模様です。

 20km県内の一時帰宅に、車の持ち出しを認める方針にしました。ペットも持ち帰る方針で、来週以降早い時期にしたいとのことです。高齢者の場合は代理人を認める方針です。



 そして、小出先生のお話、まず、リスナーの質問、3号機の使用済みプールの核暴走について、それが起こっていたら、水素爆発の1号機と、3号機の使用済み燃料プールは大丈夫か、ということに付いて、小出先生も見られないので正確には分からないが、核暴走なら、使用済み燃料はラックに入っていたのに、一箇所に集まり臨界となり、簡単に水の入れられる状態ではないとの(ステンレス内張りに傷が入る)、使用済み燃料冷却に支障がある(入れても漏れる)、どうして集まったか、水素爆発で一箇所に集まり核暴走になったのか、なら膨大なエネルギーが出て、破損しているとの指摘がありました。そのため、水をかけ続けるしかない、冷却は困難なのです。

 新聞の報道で、仮設の空冷装置と、循環水冷却で冷やすと言っていますが、これの効果は、熱除去に、水、空気で冷やすのはどちらでもOK、外でもOKで、比較的問題はない、しかし、そこまで配管をつくり、汚染の中配管を取り付ける工事が大変のことなのです。生身の人間がやるしかないのです。とてつもなく大変なのです。作業現場の空気をきれいにしないといけない、うまく行ってほしいのです。

 毎時10ミリシーベルト、空気ボンベを背負ってであり、これで被爆を防げるかは、空気の汚染がひどく、建屋内の空気を一切吸えないほど汚れている、ものすごく汚れており、外部からのガンマー線は避けられない、10ミリ/時間は避けられないので、内部被爆を避けるものであり、外部被爆は鉛のスーツで避けられるが、そんなものでは作業できない、外部被爆はあきらめての作業なのです。

 また、原発事故のとき、今後を予測するERSS(緊急時対策)が津波でアウト、SPEEDIも津波でアウトであったということは、彼ら(原子力村)に言わせると「想定外」であるが、ERSS、SPEEDIともに「想定外」のときに動かないといけない、そんなものが壊れるのが彼らには「想定外」なのです。

 外国から、アメリカの規制委員長が、難航していて、事態は改善していないと言っていますが、小出先生も改善していない、悪化を食い止めているのが2ヶ月続いている、しかし、悪化を食い止めるのはなんとしてもやらないといけない、現場の人をありがたく思うしかない、安定化はしていない(菅総理の言う通りではない)、外から水を入れるしかない、入れたら汚染水が外へ出て、7万トンの汚染水を始末できていない、改善はされていないのです。

 改善の策としての「水棺」、格納容器が重くなり余震に耐えられるか、東電は大丈夫と言っているものの、小出先生、彼らはいつも言ってきた、どんな地震が来ても大丈夫と言ってきた、2007年の中越沖でも同じ、計算機で安全でも、それで安心は出来ないのです。

 池田さん、事態の収拾は急がないといけない、海外の目も厳しい、事故調査委員会を立ち上げるものの、今月フランスでG8、7月にIAEAの会議で、どうなっていると聞かれるが、事故調査委員会のあり方は、難しい、これまで「原子力村」が産・官・学の一致の元で楽観の上に楽観し、データを隠してパニックを防ぎ、海外から批判されてきた、もう、原子力村では、海外の批判に答えられないということです。安全委員会も当事者であり、電力会社も関わらない第3者機関をつくらないとダメとの池田さんの見解に、飛行機の事故と同様に対応しないといけない、行政、電力会社と独立したところで意見を言わないといけないとのことでした。

 今回、昨日に続いて3号機の核暴走のことについて指摘があり、さらに、事故の評価にも意見があり、貴重でした。今後もお伝えいたします。

ーー

小出先生 2011/5/4のお話(3号機核暴走、住田健二氏のこと)


 永岡です、毎日放送ラジオ「たね蒔きジャーナル」、今日も水野晶子さんと、毎日新聞専門編集委員の近藤勝重さんの案内で放送されました。

 まず原発事故のニュース、賠償金をめぐり、電気料金を値上げできる制度を政府が決めています。賠償額が数兆円であり、全国の電力各社も上乗せできる制度を検討中です。枝野氏は東電の責任に上限はないと言うものの、この始末で、リストラと毎年の利益から捻出するというものの、税金から出る可能性もあるのです。将来、東電がどう存続するかもあるのに、料金を上げるのかと、水野さんお怒りです。

 福島第1の作業、進んでいるのは1号機、作業員が入れるように、中の放射能を減らす換気装置を設置中で、原子炉への注水、格納容器の水棺、この水をどう冷やすかで作業が進んでおり、汚染水を熱交換で冷やす予定なのです(水を空冷)、水を循環させて、原子炉を100℃以下に冷やしたいものの、うまくいくかは不明です。

 菅総理、工程表どおりに行けば、避難民は年明けにも帰れるとの見解を示しています。原子炉の安定化を、6〜9ヶ月としているのですが、工程表どおりに行くかは不明です。


 それで小出先生のお話で、多くのリスナーから質問が来ており、福島第1の3号機の爆発、動画サイトで話題を呼んでおり、3/14に爆発、水素爆発と言われているが、核爆発ではないかと海外から指摘されています(アメリカの原子力の専門家)、1号機の水素爆発ではなく、黒い煙があるのですが、これについて、核爆発(核暴走)が使用済み燃料プールで起こるとは思っていなかった、爆発したが、水素爆発と思っているし、水素爆発は核爆発だが、核暴走のことはたぶんないと思われるのです。

が、いろいろなデータを見て、包括的核実験禁止条約の国際的な監視機関の測定器(日本は高崎)が微量の放射能を監視しているのですが、ここのデータより、3/15〜16にかけて、空気中の放射能が、ヨウ素135が大量にあった、これは半減期6.7時間の比較的短いもので、3日で1/1000になるのですが、原子炉が3/11に停止したならば、ヨウ素135はこの時にないのに、4日たって(何千分の一になっているのに)、高崎で出ていると膨大な量があり、この測定値が正しければ、3/15〜16に出ている、つまり、3号機の爆発でできたと考慮しないといけない、水素爆発だけならヨウ素135はこんなに出ない、再びウランの核分裂が進んだと仮想されます。

水素爆発を引き金に、核分裂が使用済み燃料から出た可能性があるのです。が、放射能測定で東電も間違えたデータを何度も出しており、データの間違いの可能性もあるものの、データが正したければ、核暴走の可能性あり、しかし、それとレベル7の関連なし(環境に出た放射能は大量で、それが融けた原子炉から出たか、核暴走かは不明)、出た放射能の量は動かないのです。

 が、もし最初から核暴走と言われていたら、レベル7のショックは少なかったと近藤さん語りました。核暴走が日本の原子炉で、それも使用済み燃料プールで起きるとは思われなかったが、ものすごい意外なことのおきた可能性もあるのです。が、核暴走は瞬間であり、もう終わっている、しかし核分裂でできる放射性物質は同じで、短い時間に放射性物質は、閉じ込めておけたらなくなるのに、むき出しの使用済み燃料から大量の放射性物質が出た可能性もあります。

核暴走でも、それは一瞬なので、今後やることに変わりはないのです。これにより、我々があわてる、不安がることはないのです。ただ、情報が正確か分からないので、その点に留意はいります。

この後ラジオに出る、大阪大学の住田健二名誉教授、小出先生とまったく違う、推進側ではあるものの、率直で、自分で責任を取る人であり、1999年のJCO事故では現場で指揮を取り事故収束に働いた(やったことに小出先生として文句はあるが)、今の原子力安全委員会に比べたら大変にマシとのコメントがありました。

懸念の3号機の核暴走(核爆発)について、詳細に聞けてよかったです。またお知らせいたします。

ーーー
永岡です、毎日放送のたね蒔きジャーナル、かつて原発推進側であった、大阪大学名誉教授の住田健二さんのお話がありました。住田さん、かつては原発推進側の重鎮であり、しかし今では朝日放送のおはようコールでも出演がありました。

 住田さん今80歳であり、原子力安全委員会の委員長代理、日本原子力学会の会長であり、原子力の重鎮なのですが、たね蒔きジャーナルで、小出先生、住田さんのことを率直な方と言われていたのですが、今回の福島事故を語るに、先週国会の衆院決算委で、原子力村の一員として言われたというのですが、自分は村の一員でも村の外れである、原子力村のリーダーではないと言うことです。電力会社、産業界、国が他の考えのひとを排除してきたのでは、という指摘に、原子力村の一員だが、村長ではない、交番の巡査みたいなものだったというコメントでした。

 原子力に首を入れたのは20歳くらい、そのころ日本では原子力は平和利用でもタブーであったが、最初はまともな技術者もいた、原子力の平和利用でも、研究はだめという考えもあり、推進派が少数の時代もあったのです。

 元巨人ファンというリスナーからの質問で(住田さん阪神ファン)、日本に原発はいると思っていたのになぜこんなにでたらめなのかという見解に、自分も残念である、福島(F1)は日本の原子力のごく初期からやっていたF1であり、F1は管理はきっちりしており、想定ができていたと(10年前は)思っていたのに、津波・地震でやられしまった、非常電源、去年問題になったのに、対策が取れていない、技術者のしっかりしていた東電では考えられない、東電が非常電源なし(10時間猶予があったのに)とは何をしていたのか、という見解でした。

 津波の想定、非常対策を取って何かできたのに何も出来なかったのは、昔の東電だと、考えられない、適切な措置をとっていたという見解でした。

 保安院、委員会はダブルチェックであるのに、村はずれとは、保安院そのものの働きが今の東電を作ったのではとの近藤さんの指摘に、その通り、原子力村の村長は総理。一番古いことでは、安全審査を科学技術庁がやっていたのに、経産省がやるようになり、体質が変わったということなのです。

 近藤さん、政治災害と指摘し、福島で2007年に事故も起こっている、二重三重に甘い体制ではなかったかと質問し、そこまでひどいとは思わなかった、村はずれのものから言うと、言いたい、聞きたいことがいっぱいある、現場の技術者の、技術への使命感があるのに、それが発揮されなかったことに情けないとのコメントがありました。

 それ以前に絶対安全との世論を形成してきたが、自分はそんなことを言っていない、「安全神話」をムード的に作ってきたのに、心ある技術者は言っていなかった、無制限に安全とは誰も言っていないということで、それは科学的な安全ではない、マスコミにも責任がある、○○なら安全といっていたのに、その○○を取った、あるいは威勢のいい「絶対安全」との声にかき消されたとの指摘がありました。

 住田さん、事故へのメッセージを16人で謝罪し、その通り、原子力を支えてきたのに、その支え方が足りなかったとのことで、誰に迷惑をかけたかということなのです。

 「原発は安全」とのことに、「怖いものは正しく怖がる」ということをJCO事故に書いたのに、自分は推進派であるが、非常に正確にやらないといけない、地震国で存在できるかについては、存在させないといけないと言うことで、新幹線、飛行機を走らせている国であり、出来る。しかし、出来ないことをやってはいけないが、原子力を安全に使えると考えている、足りなかったことがあると言い、足りなかったことを足せるかとの水野さんの指摘に、原子力は失敗したらたくさんに迷惑がかかる、エネルギーのために原子力が要るとの見解でした。

 この結論を聞いて、小出先生との違い(小出先生は、本質的に原子力は危険と言われている)を見ました。これを、お知らせいたしました。

ーーー

5月3日放送分

永岡です、毎日放送ラジオのたね蒔きジャーナル、今日も水野晶子さんのご案内、毎日新聞ほっと兵庫編集長の平野幸夫さんの同席で行われました。

 まず原発関係のニュース、千葉さんの案内で、速報、3月12日の蒸気排出ベントの難航で公衆被爆の予測が政府内で行われていた、そんなことが今日わかったのです。今までなぜ知らせなかったかと水野さんもお怒りです。人に重大な健康危害、死亡の危険(急性被爆、数シーベルト)もあったと、政府が認めたのです。この時外部の被爆も想定されていました。ベントの遅れという指摘もあり、事故調査委員会の検討対象になるのです。

 福島第1の今の様子、フィルターで汚染物を除去してやるのですが、1120ミリシーベルト/時間、換気しても50ミリ(限度は20ミリ)になります。タービン建屋に空気浄化システムを設置します。あさってに作業員を建屋に入れますが、2,3号機に作業員の入れる可能性はありません。3号機は水素爆発で瓦礫に放射能があるのです。

 半径20km県内の一時帰宅に、予行演習が行われています。防護服+線量計で入ります。一時帰宅は2時間の予定で、それで川内村に戻りました。最高でも20マイクロシーベルトでした。今回出た問題点を元に一時帰宅を行います。



 そして小出先生のお話、速報のベントの問題、緊急措置が難航し、格納容器が破損し、著しい公衆被爆がある可能性について、「当たり前」ということで、ベントが難航したら格納容器が破損する、ベントは必要ないと、原発ができたときにはなかったのです(1号機は71年稼動)。悲惨な事故は起こらないと、ベントを取り付けない設計でしたが、ベントが取り付けられたのは2000年(スリーマイルをはるかに超えて)です。
破局的な事故の可能性を小出先生は予測していたのに、日本政府はベントを後から取り付けた、それを動かさないといけない事態で、ステーションブラックアウト(全署停電)したら格納容器は壊れると、小出先生はもちろん、推進側の一部も覚悟していたのに、認めなかったのです。著しい公衆被爆、もしそうなっていたら、急性死者を含めた傷害の可能性あり、建屋が吹き飛んでも、格納容器は何とか持ち、急性の死者は何とか出なかったのです。

 本来は、公衆を逃がさないといけない(作業員だけでなく、周りの住民)のに、情報を示すとパニックになるので、情報を公開しなかったのです。ベントができて格納容器が持ったので良かったものの、ショッキングなのです。

 細野補佐官が、今まで明らかにしていなかった、放射性物質の飛散を計算するSPEEDYのシミュレーションの結果、5000枚!をこれから公開するのですが、パソコンで見てもそんなにない(3/11の夜からの値のみ)のですが、SPEEDYは時々刻々の風量、雨のデータであり、1時間遅れで出る、だから1000くらいのデータしかない、SPEEDYの計算結果、入力パラメータ、付随するデータを入れて5000枚であり、これからどうなるかを観ないといけないので、過去のデータは意味がないのです。

 細野氏のデータを小出先生見ていないのですが、予測なので、今から出すとはふざけないでくれ、天気予報を後日見るのと同じ、細野氏はパニックを恐れたと言っていますが、パニックを防ぐのはすべての情報を出すべきなのに、日本はそうなっていないのです。

 去年も、外部電源のトラブルがあったと東電は認めましたが、政府が隠しているものを出して、言い訳作りにしているようなので、ひとたび事故になればこんなことがあったと、繰り返してきた、その延長なのです。

 一時帰宅、水、トイレが制限されるのですが、汚染地に水はなく、持ち込むしかない、井戸を使ってはいけない、そこにある水を飲んではいけない、トイレに入っている時間はない、どうしてもやりたいことをやって帰れないのです。

 リスナーの質問、フランスのアレバの情報で、汚染水1トンに2億円、放射能除去の技術は水の技術で、フランスでなければできないことはない、原発の中に水処理施設あり、福島にもあるのですが、膨大なので間に合わない、アレバが処理施設を作るというものの、日本の技術でもできるが、汚染水が多すぎて間に合わない、タンカーに積んで、柏崎で処理したらいいと言っているのに、動いていないのです。1トン2億円はばかげている、7万トンなら日本倒産です(計算したら14兆円!)。

 今回、ベントをやったら公衆被爆するという話、私も唖然としました。貴重なお話でした、明日もお知らせいたします。
5月2日放送分

永岡です、毎日放送ラジオ「たね蒔きジャーナル」、水野晶子さんの司会、毎日新聞ほっと兵庫の平野幸夫さんの同席で9時から放送されました。

ビンラディンの殺害、平野さんは犯罪として逮捕して裁判にかけて、憎しみの連鎖を止めないといけない、こうだと、次の憎しみの連鎖を呼ぶ、アメリカでUSAと騒いでいるが、ビンラディンの精神を受け継ぐものがいるとの指摘がありました。戦争の代償は大きいのです。イスラム世界で、関係ない子供たちが殺されているのです。また、中東で民衆を弾圧し、ビンラディンも、民衆を弾圧する方向にしたとの指摘がありました。

 原発事故のニュース、復旧作業、1号機の建屋に人が入れるように換気装置が設置されました。水素爆発で1号機内に大量の放射能があり、フィルター付きの装置4台で放射能を1/20に下げることを期待されています。放射能が下がれば、作業員が入れます。しかし、建屋の損傷によっては、放射能を出す配管も想定されています。

 国会で緊急対策の第1時補正予算を審議し、原発の安全基準の見直しを菅総理が言っています。大きい災害があったことを想定すべきというのです。事故の検証と安全確保をするのですが、浜岡原発の再開を7月に控えて、大変なのです。運転再開に慎重なのです。

 1号機のベントが、敷地内の作業員に知らされずに始まっていたのです。蒸気排出(放射能あり)で、作業員が共同通信に証言しています。ベントのことについて、一部の作業員に何も知らされて折らず、大量被爆の可能性があります。


 そして、小出先生のお話、小佐古氏が学校の被爆の基準がゆるすぎると辞めたのですが、小佐古氏は小出先生の「けんか相手」であり、小出先生とは180度立場が異なり、浜岡の静岡の技術アドバイザーで、浜岡は絶対安全といってきた人なのです。浜岡は耐震性が問題になっているのです。ところが、今回の小佐古氏の意見は、小出先生の意見と同じで、小出先生、いつからどう変わったのかと言うことで、そういう人がこういう行動を取ることに、自分の子供にこんな体験をさせたくない、学者としてこういうことは、小佐古氏がこんなことを言うのは意外だが、発言は正しく、評価したいとのことでした。

 助言するのに2時間しかしなかったと言うので、委員会は中立であるべきなのに、いつもこうなのです。国の案で妥当だと言っているのです。小出先生、国と裁判をやってきたが、専門家の委員会は審査をせずに結果を出してきたというのです。議事録なしで、誰が何を言ったのかはわからないのです。

 1号機の建屋ないで人が入れるようにフィルターを付けるということ、わからないが、やらないといけない作業で、自分が現場にいたらやるが、うまくいくか不安である、汚染された空気は、あふれた汚染物のためであり、それはまた溢れてくるので、期待通りになるかは疑問、フィルターの効果は、そんなに難しいものではなく、今までも使ってきた、設置する作業が大変な被爆をするのでやらなかったのです。

設置するのが難しいのです。設置を容易にする(タービン建屋にも汚染水があふれていて、それを減らして行くのが大変)、このままではロードマップがだめになるのでやったということです。

 水棺のこと、水を6トン→10トンにして、また戻したのは、小出先生の予想通りであり、水棺はやめるべきか、水棺が可能ならやるべきだが、格納容器の破損が進み、また格納容器の空気を圧縮して、もし水素があれば水素爆発の可能性があるのです。格納容器を満たす水を入れても、漏れているので満たされないのです。

 ここまで、小出先生の指摘の後、事実を東電が認めているのですが、3月12日、地震翌日、ベントをする際に、作業員に知らされていなかったこと、感想は、意外である、ベントは知らせるのが通常であり、ベントは日本で今までやったことはなく、途方もない放射能を空気中に出すので、小出先生なら必ず知らせるのに、やっていなかった、ものすごく意外で、それほどの混乱にあったのです。

 4号機の上空写真、損傷はないのでは、ということは、少なくとも、写真では、ラックは残っているものの、写真で見えたのはほんの一部であり、もっと広いところの情報がいる、一箇所でも漏れていたらアウトなのです。写真では、水の中に燃料があったので、少しほっとしたが、他の場所も見せてほしいとの事でした
(写すのが難しい?)。発表は2日に1回なので、これは毎日巣へせきなのです。

 小佐古氏の辞任、野球にたとえたら、ナベツネがこの前のタイガース戦での誤審を認めるようなものであり(笑)、やはり、こういう人がやめるのは大変なことです。この小佐古氏、まるで、阪神の江本が、82年に「フロントがアホやから野球ができない」の原子力版のように思われました(泣)。今回も、貴重なお話でした。
です。

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  原子力発電の新設を止め再生可能エネルギーに転換しよう!!
 孫正義さんの提唱する東日本ソーラーベルト構想の実現を!
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TPPはTREMENDOUS POOR POLICYだ。
日本開国ではなく真実はアメリカの為の日本「壊国」です。
TPPには日本は絶対に参加すべきではありません。

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(定数削減問題)
秘書の経費も含めて、1人の国会議員にかかるお金は約7000万円です。80人分削ると56億円。
一方で、政党助成金は320億円ですが、これを削ったら何と450人分の国会議員を削るのと同じくらいになる。

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(消費税増税問題)

消費税増税絶対反対!大脇道場キャンペーン第5弾!導入以来、累計で224兆円。 同時期に大企業などの法人三税(法人税、法人住民税、法人事業税)などの減税が累計で208兆円
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コメント

二年前の週刊ダイアモンドにこんな記事がありました。

日本が資源大国になる?
メタンハイドレートに3つの追い風http://diamond.jp/articles/-/5782

いろんな自然エネルギーが使えるといいですね。
どんどん自然エネルギーの開発をやりましょう。

原子力は使わないということで。。。

青山繁晴氏が述べられていましたが…。 メタンハイドレート(Methane hydrate)と言う原子力に替わるエネルギーがあるそうですネ、石油や石炭に比べ燃焼時の二酸化炭素排出量がおよそ半分であるため、地球温暖化対策としても有効な新エネルギー源だそうです。ただ問題点がひとつあり、原発利権に巣くう方々の食いぶちがなくなるそうです。(笑) 小出先生のお話しによれば発電所の仕組みは単純で、蒸気でタービンを回転させ発電するだけだそうです。ならば危険な核燃料にこだわる必要は全くないと考えます。 浜岡に関する菅首相の英断は歓迎しますが、耐震設備が完成するまでの一時的な措置だそうでガッカリしました。 脱原発に国のエネルギー計画は大胆に舵を切るべきと思いますが…

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このたびの東日本大震災で被災された方々、そのご家族、ご関係者のみなさまへ心よりお見舞い申し上げます。 震災後、福島第1原発の放射能漏れ事故の影響で消費者が水道水を敬遠し、ペットボトルなどのミネラルウォーターなどの飲料水を買いだめする傾向がみられています。 安全な暮らしに役立つ生活術などをまとめてみました。... [続きを読む]

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