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2011年6月28日 (火)

毎日放送ラジオ「たね蒔きジャーナル」他小出先生関連記事

しばらく貯めてしまった永岡さん作成にかかる毎日放送ラジオ「たね蒔きジャーナル」です。

永岡さんの感想も以下のようでため息が聞こえるようです。

作業員の被曝、想像以上であり、チェルノブイリで収束に何十万人も動員したなら、日本ではほとんど絶望的ではないかとすら思われました。
毎回、絶望的な話が続きますが、これが、原発事故後の日本の現実です。

毎回新しい事を教えてくれます。


以下ポイントです。

2011/6/15のお話(作業員の被曝の実態、個人での線量測定)

作業員に線量計がなくて被曝管理が杜撰だったこと、「ひどいこと」だと思う、現場が混乱していた、福島第2、柏崎から持ってくるのも出来た、線量計なしは絶対にやってはいけないのです。
持たずに入ると250ミリも怪しい、事故の初期、大変な被曝で、決定的なデータの損失で、もっと多くの人が限度を超えているのです。現場を離れないといけない人が出て、作業員が足りるかは不明、チェルノブイリは60~80万人の作業員、軍人が収束に動員された、これから、どうやって作業員確保が大変、一般の人はすぐには使えないのです。

人々、子供のたくさんいるところは定点で観測し、その他は観測地を変えるべき
地上80mでの放射線測定は全く意味なし、地表5cmは全国で測ってほしい


2011/6/16のお話(汚染水の処理、子供の汚染対策、放射能管理は最低300年)

汚染水浄化システム、ゼオライトを毎回替えないといけないかは、動かしたら永遠に動かさないといけない、1立方センチ1億ベクレルの汚染で、遠隔操作でやらないとだめ、マジックハンドで交換しますが、1.5m離れても、猛烈な放射能であり、被曝なしで交換は無理です。密着は危険すぎる、離れないとダメ、1.5mのマジックハンドは扱いにくく、困難です。

汚染水浄化装置、セシウムのたまったゼオライトをどう処理するか、ドラム缶1万本たまり、大変な汚染物であり、埋めるのも無理、取り扱いも被曝しないとダメで、重い課題になるのです。

子供の集まる学校などと表土を剥ぎ取らないといけない、次は家庭で子供たちをどう遊ばせるか、しばらくはマスクをつけないとダメ、千恵を絞らないとダメ、子供たちに汚染されたものを与えてはいけないのです。

取った表土はまたどこかに移動させないといけないのです。放射性廃棄物の処分も、方法は、地中に埋める、海底投棄は法律でだめ、「放射能の墓場」を作る、福島原発の周囲はもう人が住めない、そこに放射性廃棄物を仕分けして保存するしかできないのです。これは何千年、何万年管理しないといけない、セシウムとストロンチウムは半減期30年、300年たてばかなり減る、六ヶ所村も、最低300年閉じ込めないといけないのです。

2011年6月19日(日) 午後4時52分
タイトル: 小出先生 京都三条ラジオカフェでの発言
(汚染水処理、メルトダウン、セシウム、ストロンチウム汚染)

正確なデータ(信頼できる)がいるのに、東電が公表したデータは覆され、当初全体のメルトダウンは無いと思っていたのに、全体メルトダウンであった(これも本当か疑っている)、100トン、2800℃の代物が落ちてしまい、圧力容器(鋼鉄製)は融けてしまい、これも壊れる、そうなればまた下に落ちて、格納容器(鋼鉄製)に落ちて、コンクリートが厚くおいてある場所に落ち、融けたものが鋼鉄を融かし、いくら水をかけても冷やせないのです。1号機は側面が融けている、外へ出る、建屋の地面に出てしまう、コンクリートも融かして地下へ行く(チャイナシンドローム)と推察されるのです。これ、新聞、テレビでは言っていないのです。最悪の事態を新聞、テレビは伝えるべきなのです。

2011年6月20日(月) 午後7時10分
タイトル: たね蒔きスペシャル前座 小出先生「地下ダムを作れ」

もうメルトダウンしているので、地下ダムを作って、汚染を防がないといけない
東電の幹部は、これをやると、1000億円もかかり、東電が債務超過になると反対しているそうです。しかし、東電の賠償は何兆円(これで済まない?)です、こんなものを、東電が躊躇しています。

以下記録として残す為に全文掲示します。

小出先生 2011/6/15のお話(作業員の被曝の実態、個人での線量測定)

永岡です、毎日放送ラジオ「たね蒔きジャーナル」、今日も水野晶子さんは被災地取材で、上田崇順さんが初めての司会、毎日新聞専門編集委員の近藤勝重さんの案内で放送されました。

 原発関係のニュース、東電社員8人が250ミリを超えましたが、事故後線量計が不足し、ほかにも250ミリを越えている人がいる(実際いくら被曝したかわからない、何人被曝したか分からない)のです。線量計が津波で壊れ、グループに線量計のない協力会社もあったのです。事故からしばらくは被曝量が不明なのです。

 全国の原発で国の立ち入りが行われ、大飯に保安院が入り、検査が行われました。停電、水素爆発対策が取られました。保安院は各社の対策が妥当か確認します。

 また、原発廃止の動きがあり、多くの文化人が日本での署名活動を行います。内橋克人さん、澤地久枝さんらが立ち上がりました。

 そして、小出先生のお話です。作業員に線量計がなくて被曝管理が杜撰だったこと、「ひどいこと」だと思う、現場が混乱していた、福島第2、柏崎から持ってくるのも出来た、線量計なしは絶対にやってはいけないのです。

 持たずに入ると250ミリも怪しい、事故の初期、大変な被曝で、決定的なデータの損失で、もっと多くの人が限度を超えているのです。現場を離れないといけない人が出て、作業員が足りるかは不明、チェルノブイリは60~80万人の作業員、軍人が収束に動員された、これから、どうやって作業員確保が大変、一般の人はすぐには使えないのです。

 線量を超えた人には、急性の放射線障害が出る可能性がある、枝野氏の「ただちに影響は出ない」ではない、今後がんになる可能性が高い、何十年!その人のフォローを、広島、長崎の被爆者と同じフォローが必要なのです。

 線量を超えた人は仕事が出来ない、その補償はたぶんないだろう、東電が生活の保障をする責任があるが、東電が何度倒産しても賠償は足りない、「国が面倒を見るしかない」のです。

 福島市で、市内の子供34000人に線量計配布、これは「やらないよりやった方がいい」、しかし、線量計にはガンマー線しか感知しないが、子供は地面に転ぶし、内部被曝もあり、線量計は目安に過ぎない、それでも、子供の被曝を大人たちが監視しないと行けないのです。9月から3ヶ月ずつ見るのですが、34000人も調べるとガラスバッヂがTNT、1ヶ月つけて分析するのしか使えない、精度はガンマー線しか感じず、地面にベータ線があるのは分からないのです。

 近藤さんの見解、線量計を持って比較は出来る(どこの土地、学校の被曝が多い)が、安心は出来ない、濃淡は出る、被曝した子供の低減には役に立たないのです。

 東京都内で100箇所、測定開始、地上すぐですが、これについて、測る高さ、地上5cm、1mはOK、子供のために、50cmもあればいいのです。しかし、東京の汚染で、低かったら安心する、100箇所全部低かったら安全神話が出るので、定点観測も重要であり、人々、子供のたくさんいるところは定点で観測し、その他は観測地を変えるべきなのです。

 地上80mでの放射線測定は全く意味なし、地表5cmは全国で測ってほしいのです。

 一般の人も線量計が手に入りますが、測定器の性能が大きく異なり、小さい数値が出たから安心できない、大きく出たからすぐに危ないわけではない、個人で手に入るものは本当の簡易のもので、値に絶対はないのです。相対的な(ここは高い、ここは低い)ものであり、自分、子供たちの被曝を防いでほしいのです。

 今日のお話は以上です。作業員の被曝、想像以上であり、チェルノブイリで収束に何十万人も動員したなら、日本ではほとんど絶望的ではないかとすら思われました。以上、お知らせいたしました。

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小出先生 2011/6/16のお話(汚染水の処理、子供の汚染対策、放射能管理は最低300年)


 永岡です、毎日放送ラジオ「たね蒔きジャーナル」、今日は千葉猛さんの司会、毎日新聞論説委員の藤田悟さんの解説で放送されました。水野晶子さんは今日も宮城取材です。

 まず、原発のニュース、各地で放射線量を測っており、横浜市、小学校の給食の野菜測定を始めました。今日の検体は茨城県のピーマンです。保護者から子供の被曝の不安は各地で寄せられています。安全基準を早急に作るよう意見が出ています。

 福島事故賠償で、東電の経営実態を調べる委員会が開かれ、企業年金を削減することも検討されています。福利厚生施設他を売却して6000億円を確保したものの、数兆円の賠償には足りません。

 放射線量の高いホットスポット、政府の対策本部は、避難を求める住民支援をすることになりました。20ミリシーベルト/年を超え、除去が不可能なら、住民を避難させるものです。妊婦、子供に避難を勧めます。

 そして小出先生のお話、リスナーの質問で、汚染水の放出でいなくなったサーファーが茨城に戻っていますが、これについての質問は「難しい」、海の汚染を正確に調べないといけないが、自治体が調べて公表しないといけないのです。確認しないとダメ、汚染度が分からないと危険です。

 汚染水浄化システム、ゼオライトを毎回替えないといけないかは、動かしたら永遠に動かさないといけない、1立方センチ1億ベクレルの汚染で、遠隔操作でやらないとだめ、マジックハンドで交換しますが、1.5m離れても、猛烈な放射能であり、被曝なしで交換は無理です。密着は危険すぎる、離れないとダメ、1.5mのマジックハンドは扱いにくく、困難です。

 汚染水浄化装置、セシウムのたまったゼオライトをどう処理するか、ドラム缶1万本たまり、大変な汚染物であり、埋めるのも無理、取り扱いも被曝しないとダメで、重い課題になるのです。

 福島県が復興計画に「脱・原発」であり、放射能汚染の瓦礫を県内に置くことはできないというのですが、高レベル汚染物の処理場は日本にない、福島に汚染があり、国はそこに汚染物を置きたい、福島県は逃れたい、と言うことなのです。弱いところが今までやられてきた、日本人すべてに突きつけられた問題です。

 福島県で全ての子供に放射線量計を持たせるものの、低線量被爆が問題になる、この影響は、がんや白血病の頻度が増える、大変であり、子供は被曝の感度が高く避けないといけない、子供の集まる学校などと表土を剥ぎ取らないといけない、次は家庭で子供たちをどう遊ばせるか、しばらくはマスクをつけないとダメ、千恵を絞らないとダメ、子供たちに汚染されたものを与えてはいけないのです。

 取った表土はまたどこかに移動させないといけないのです。放射性廃棄物の処分も、方法は、地中に埋める、海底投棄は法律でだめ、「放射能の墓場」を作る、福島原発の周囲はもう人が住めない、そこに放射性廃棄物を仕分けして保存するしかできないのです。これは何千年、何万年管理しないといけない、セシウムとストロンチウムは半減期30年、300年たてばかなり減る、六ヶ所村も、最低300年閉じ込めないといけないのです。

 本日は以上です、毎回、絶望的な話が続きますが、これが、原発事故後の日本の現実です。以上、お知らせいたしました。

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2011年6月19日(日) 午後4時52分
タイトル: 小出先生 京都三条ラジオカフェでの発言(汚染水処理、メルトダウン、セシウム、ストロンチウム汚染)


 永岡です、FM797 原発関係特別番組に、6月17日小出先生が出られました。

http://www.ustream.tv/recorded/15435561

 例により書き起こしてお知らせいたします。

ここに、小出先生のお話がありました。今、汚染水の処理、高濃度汚染水の処理、今は前段階であり、敷地内にものすごい高濃度~法令濃度より桁違いに高いがそれほどでもないものまで、11万トンあり、原子炉を冷やすため水をいれ、あふれて海へ流れています。外から水を入れるのを避けたいのですが、今ある汚染水を原子炉に送りたい、汚染された水を入れると、被曝するため、少しでもきれいにして原子炉に入れたいのです。汚染の少ないものから汚染を取っていくのですが、装置が動くかテストに取り掛かったところなのです。そのテストで躓いたわけです。この躓き、小出先生、まともには動かないだろうと思っていた、バルブの不備であり、特別不思議ではない、しかし、猛烈な放射能があり、トラブルがあると修理のために被曝が起こるのです。

 最初に出た工程表は無理と小出先生も言われましたが、汚染水を再利用し、新たな水を使わず冷やすシステム、出来るかは、分からない、小出先生には、正確なデータ(信頼できる)がいるのに、東電が公表したデータは覆され、当初全体のメルトダウンは無いと思っていたのに、全体メルトダウンであった(これも本当か疑っている)、100トン、2800℃の代物が落ちてしまい、圧力容器(鋼鉄製)は融けてしまい、これも壊れる、そうなればまた下に落ちて、格納容器(鋼鉄製)に落ちて、コンクリートが厚くおいてある場所に落ち、融けたものが鋼鉄を融かし、いくら水をかけても冷やせないのです。1号機は側面が融けている、外へ出る、建屋の地面に出てしまう、コンクリートも融かして地下へ行く(チャイナシンドローム)と推察されるのです。これ、新聞、テレビでは言っていないのです。最悪の事態を新聞、テレビは伝えるべきなのです。

 1号機は水をかけても仕方ないが、冷やすのが大切で、水を入れ続けている、それの効果は不明、2,3号機の状態も同じなのです(詳細は小出先生にも分からない、東電データでは水位から全体はメルトダウンしていないのですが)。

 冷温停止を1月にするということ、新聞にも載っていますが、冷温停止は、圧力容器が健全で、炉心が圧力容器にある場合の話で、圧力容器が抜けて、炉心もつぶれて、冷温停止はあり得ないのです。発表が正確に出ていない、事故を小さく見せたいと公式発表されているということです。

 夜中に東電のライヴカメラ、白いガスが吹き上げていた、これ、ネットでも話題になりましたが、小出先生もご覧になり、何だか分からない、不思議、劇的に蒸気が噴出し、光っている、何かの反応が起きているはずで、線量もあがっていて、放射能に結びつく現象かも知れないのに、マスコミがなぜ東電に聞かないのか不思議なのです。しかし、放射能が出ているのは確実なのです。光る現象は何か、小出先生すら不明なのです。東電は把握しているはずなのに、発表しないのです。

 ヨウ素131だけでなく、セシウム、ストロンチウムの検出は問題で、別の影響があるのです。さらに、状況が悪くなっており、ヨウ素は8日で半減しますが、セシウム137は半減期が30年、ストロンチウム90も29年かかり、寿命の長い放射能で、これで一度汚染されたら取り返しのつかない汚染なのです。こういう、怖いものが出続けることになり、劇的な悪化を防げたらセシウムとストロンチウムの汚染が問題になります。半減期が長くて問題で、土の中に落ちたらもう減らないのです。海の中でも同じで、水源に落ちたらアウトです。食べ物、水の汚染を覚悟しないといけないのです。出荷停止、農産物を捨てる選択もあるが゜、日本の農業は崩壊します。

 2、3号機の融けた燃料、東電は底にたまっていないと言うのですが、一部が格納容器に落ちたと言うことで、1号機と同じになる可能性はあるのです。

 以上でお話は終わりです。ネットでも話題になっているライヴカメラの発光(日刊ゲンダイにも掲載)のことなど、初めて聞けました。

 なお、フライデーの増刊号に、原発事故特集があります。門真の戸田ひさよしさんの情報をお知らせいたします。

http://www.hige-toda.com/x/c-board/c-board.cgi?cmd=one;no=6379;id=#6379

 原発事故情報では講談社が週刊金曜日並みの活躍をやっています。

 以上、お知らせいたしました。



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2011年6月20日(月) 午後7時10分
タイトル: たね蒔きスペシャル前座 小出先生「地下ダムを作れ」


 永岡です、8時より毎日放送ラジオ「たね蒔きジャーナル」、今日はスペシャルですが、本日の毎日新聞に、小出先生が登場しています。
http://mainichi.jp/select/seiji/fuchisou/news/20110620ddm002070081000c.html
 で、小出先生、もうメルトダウンしているので、地下ダムを作って、汚染を防がないといけないと提言されています。
 が、東電の幹部は、これをやると、1000億円もかかり、東電が債務超過になると反対しているそうです。しかし、東電の賠償は何兆円(これで済まない?)です、こんなものを、東電が躊躇しています。このニュース、先ほどのTBS、JNNニュースでもやっていました。
 また、毎日では、工程表を大本営発表、菅総理を東条英機にたとえています、なるほどです。
 私も、この地下ダムのこと、小出先生に詳細をと、たね蒔きのHPからメールを送りました。
 http://www.mbs1179.com/tane/
 8時より、私の闘いも始まります、皆さんもたね蒔きにメールを送ってください!


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 永岡です、毎日放送ラジオ「たね蒔きジャーナル」、今日は震災100日スペシャルで、東京から水野晶子さんの司会、毎日新聞ほっと兵庫編集長の平野幸夫さんの解説で放送されました(ニュースは大阪から)。大震災から3ヶ月、今政治に求められること、の特集でした。水野さん、被災地から東京へ戻り、何でもある、ないのは瓦礫だけとの感想でした。復興基本法は102日かかり、阪神・淡路では37日で成立なのです。菅総理は民主党幹部と今日会い、会談しています。民主党山口壯(つよし)議員(兵庫12区、赤穂)、川口博史議員(水野さんとスタジオでは初顔合わせ、「元祖」民主党と自負)、自民党の西村康稔(やすとし)議員(兵庫9区、淡路、震災復興担当、与党になったら原発担当)が登場です。お三方とも菅内閣に大批判でした。一日も早くまとまることは、菅総理が一日も早く辞めるのと同じと川内さん語られました。テーマは、政局がどうなるかが一つ目、原発についてが二つ目、お金、復興財源をどこから持ってくるかが三つ目です。被災地では家も仕事もないのです。

 10月まで国会延長との方針なのですが、政治家が被災者のためにやるのは総理には関係ないものであり、山口さんも菅総理は好きではないが、支えてきたという見解でした。西村さんは、政策関係では民主党と一緒にやっている、復興に向けて、2次、3次補正、社会保障について、菅総理に信頼がどれだけ置けるのかということで、エネルギーの法案、電力会社の買い取りは自民党も賛成している、電気料金のことで、経済界に影響があり、東電賠償で、一体どれだけ電気料金が上がるのか、空洞化もある、菅総理はそれを示していないのです。パフォーマンスだけ、口先だけとのことです。川内さんも、菅総理はその場その場で思いつきで言葉を発して責任を持たないとの指摘がありました。被災者のために、信頼の置ける体制を作りたいというのです。また、原発は菅総理、東電に任せっきりとの指摘が山口さんよりありました。

 で、誰でどういう体制ならいいのかについては、川内さんは、誰がやるかではない、何をやるかであり、誰がやるかとなると、菅総理になる、大前提、誰がまとめるか、ということではいけないと言うことです。しかし、具体的な人名はありませんでした。また、西村さんは、大連立で責任があいまいになるとの指摘がありました。菅総理は謝罪もなく新エネルギーと言って信用がないとのことでした。川内さんに、なぜ小沢氏かという質問があり、自分は、2年前の総選挙で約束したことをやるために小沢氏と協力している、今の民主党は、2年前の民主党とは違うとの見解でした。

小出先生vs3人の政治家

 そして、小出先生のお話、平野さんより指摘があり、3ヶ月福島原発収束どころか、小出先生の予想通りに進行して、汚染水があふれるところです。小出先生、事故直後から深刻な事態を言い当てており、小出先生の言われるとおりになっているのです。汚染水処理装置、ゼオライトがすぐにアウトと言われたとおり、5時間でアウトでした。

 小出先生、東京の政治家の方も同席されています。緊急で、収束のために、政治がやるべきこと、「政治」の必要なことは、汚染水処理、11万トンたまっており、あふれてしまうのではなく、もうすでにあふれているのです。目に見える場所(ピット)からもれているだけでなく、コンクリートの構造物から漏れており、もう猶予はない、現場で被曝している人の被曝を減らすために、汚染水を処理する必要があり、タンカーで処理したらいいと、2ヶ月以上前から言ってきたのです。タンカー乗組員に被爆を我慢してもらう、一度汚染水を入れたらタンカーは使えなくなる、海の上を、猛烈な放射能を持ったものが走ることが許されるか、なのですが、今は即席で処理装置を作ろうとしているがそれどころではない、戦争である、そのために、政治の出番なのです。国際的に認めてもらうためでもあります。ここに至れば、やらないといけないのです。

 山口さんの見解、東電任せになっており、国がやらないといけないとのことでした。西村さんは、タンカー案、早くから提案していたのに、しかしなぜ出来ないのか、国際的なこともある、政治家の口を出すこともいる(枝野氏が一時タンカー案を言ったのに)とのことです。

 また、国が特命チームを作り、国が東電任せにしないと平野さんより指摘があり、山口さん、英知を結集すべきなのに、官邸、好みで専門家を選んでしまったとのことです。小出先生のような方を中枢でものを言えるようにしないといけないと、水野さんも指摘です。20ミリシーベルトと文科省が言っても、専門家が入っていないので誰も信じない、責任は総理が取る、専門家が決めたから大丈夫とのことをしないといけないとの、山口さんの見解がありました。

 小出先生、体制作りに、委員会をいくら作ってもだめ、原子力安全委員会があるのに、何の機能も果たしていない、新しい委員会、法律改正という悠長な話ではない、戦争である、実行力のある人が推進させるべきとのことでした。山口さん、安全委は司令塔になり得ない、アメリカは原爆と同じと捉えている、危機管理、世界の知恵を含めてやるべきとのことでした。しかし、タンカーが実現しないのは、川内さん、やる気がないと言うことで、斑目氏、地下水、海水に間違いなく漏れていると認め、しかし漏れている量は不明、調べる権限なし…民主党が、その決議をしないとのことです。

 斑目氏がどれだけ漏れているか分からないというのはそのとおりで、しかし、あふれるまで何日もあると言っている始末ということです。川内さん、原子力村の住民が事故を小さく見せたがっている、しかし、批判的に事故処理をしないといけないということでした。

 分量の関係で、これで一旦切ります。

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以上です。
全て読まれた方はご苦労様でした。
おやすみなさい。



原子力発電の新設を止め順番に停止しスケジュールを作って再生可能エネルギーに全て転換しよう!!
被災地と全国の休耕田にメガソーラー発電所を作ろう!
30年間40円/kwhで再生可能エネルギーを買い上げよう。
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コメント

障害者の方々と東日本大震災による被災者の方々の為に中島みゆきさん作詞作曲「ファイト」:の動画:YouTubeと歌詞を貼ってみました。 大学生活の中において、見ず知らぬ学生とよく喧嘩しましたが、18歳のバイク事故による脳挫傷の後遺症:大学生の発達障害と思う。 世界保健機関(WHO)の報告では、心身に障害を抱える人が世界で少なくとも10億人と言われており、コレは世界の人口全体の約15%にあたるそうです。

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