鉄がガラスになる?玄海原発はガラス化している?
昨夜の
NHKスペシャル原発危機第2回「広がる放射能汚染」と「大江健三郎 大石又七 核をめぐる対話」
には1079のアクセスがありブログ全体でも1910のアクセスがあった。
検索されてこのブログに当たった方が多かったようだ。
国民的世論がこの番組等を通じても形成されているのだと実感する。
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今夜も永岡さん作成に係る毎日放送ラジオ「たね蒔きジャーナル」の小出先生の話です。
企業の自家発電による電力の生産能力は原発60基分で日本の全原発を上回るという。
何故これを全部動かさないのか?
どういう問題があるのか?
どうすれば動かせるのか?
教えて欲しい!
以下概要です。
2011年7月4日(月) 午後9時30分
タイトル: 小出先生 2011/7/4のお話(玄海原発の再開、原子炉の中性子による劣化)
玄海原発は老朽化しており、敦賀の1号機、美浜の1号機も41年、老朽化では玄海のみではない、しかし、老朽化すると、玄海では圧力容器の壊れる可能性があり、圧力容器は金属であり、加工、曲げるのが可能でガラスと違う、しかし、鉄も中性子を浴びると脆くなり、一番初めの鉄は常温(20〜30℃)では脆くないが、中性子を浴びて、ガラスのように脆くなり、温度はマイナス何十度に冷やさないと大丈夫ですが、中性子を浴びると、鉄もガラスのようになり、玄海のものは、90℃程度でガラスのようになり、通常の200℃では大丈夫だが、90℃に冷やすと「割れるように壊れる危険性がある」のです。そうなれば手の打ちようがない(容器なし=メルトダウン、大気中、地下に出て行く)、環境に放射能が出るのです。
2011年7月1日(金) 午後10時13分
タイトル: たね蒔きジャーナル金曜版 2011/7/1のお話(節電、自家発電)
いろいろな企業が自家発電を行い、全部自家発電できるワット数は6000万キロワットで、東電の発電量一社分に匹敵します。資源エネルギー庁のデータであり、つまり、原発は要らないのです。自家発電による「埋蔵電力」の規模は、原発60基!分であり、日本の全原発を上回るのです。なぜ、余っている電力を使えないかは、法律によるもので、これを考えるのが政治なのです。
全文です。
2011年7月4日(月) 午後9時30分
タイトル: 小出先生 2011/7/4のお話(玄海原発の再開、原子炉の中性子による劣化)
永岡です、毎日放送ラジオ「たね蒔きジャーナル」、今日も水野晶子さんの司会、毎日新聞ほっと兵庫編集長の平野幸夫さんの解説で放送されました。
原発関係のニュース、おとといからの循環冷却、1号機の注推量が減るトラブルがありました。警報が鳴り、配管にごみが詰まった可能性もあります。
定期検査で停止の限界原発、岸本町長は運転再開に同意しました。ヒューマンエラーが出ないようにと町長は要請しています。福島事故後、再開に同意はこれが初めてです。古川知事も淡々と受け止めています。県議会と管総理の意向を受けています。
格納容器の蒸気を逃がすベント、敦賀原発1号機に設置されていないことが分かりました。福島と同じ沸騰水型で、危険性1%でベントをつけていなかったのです。
で、小出先生のお話、玄海原発の再稼動、国が安全だと言い、国が責任を持つというのですが、「それなら、福島には安全性は保障していなかったのか」、福島は地震の確立ゼロで、安全と言っていた、地元の人も信じていたのに事故になった、原発は事故になったらとんでもないのに、国が安全だからと、知事がそんなことをいえるのかわからないと言うことです。
玄海原発は老朽化しており、敦賀の1号機、美浜の1号機も41年、老朽化では玄海のみではない、しかし、老朽化すると、玄海では圧力容器の壊れる可能性があり、圧力容器は金属であり、加工、曲げるのが可能でガラスと違う、しかし、鉄も中性子を浴びると脆くなり、一番初めの鉄は常温(20〜30℃)では脆くないが、中性子を浴びて、ガラスのように脆くなり、温度はマイナス何十度に冷やさないと大丈夫ですが、中性子を浴びると、鉄もガラスのようになり、玄海のものは、90℃程度でガラスのようになり、通常の200℃では大丈夫だが、90℃に冷やすと「割れるように壊れる危険性がある」のです。そうなれば手の打ちようがない(容器なし=メルトダウン、大気中、地下に出て行く)、環境に放射能が出るのです。
同型の原子炉、関西は加圧水型で、万一に怖いのです。加圧水型は温度、圧力も高く、より厳しいのです。
どのタイプ、何年たてば危ないかは、電力会社も分かっていないのです。原子力は1954年に商業用原子炉がソ連で始まり、まだ新しい、何年持つか、40年と思いつつ、40年持つかは、原子炉に試験片を入れて、鉄がガラスになるか見ているものの、それでも不明で、敦賀でまだ動いている、安全性を食いつぶしてやっているので、こういう原子炉は止めるべきなのです。
ドイツでは止める動きもあります。ただ、わからない領域もあり、しかし、危険性は上がっているのです。コストの面からも怖いものを使っているのです。
鉄がガラスのように壊れることは私も聞いたことがありましたが、ここまで具体的な話は初めてでした、明日もお伝えいたします。
2011年7月1日(金) 午後10時13分
タイトル: たね蒔きジャーナル金曜版 2011/7/1のお話(節電、自家発電)
永岡です、毎日放送ラジオ「たね蒔きジャーナル」、今日は小出先生のお話はお休みで、水野晶子さんの司会、毎日新聞専門編集委員の近藤勝重さんの案内で放送されました。
原発関係のニュース、九州の限界原発、佐賀知事が再開を認める発言をしました。古川知事、総理が佐賀県に来ることがめどであり、今月中旬をめどに再開する模様です。反対する意見も議員より出ており、安全性確認の知事発言を批判しています。近藤さん、安全性は確認されていない、電源車の配置くらいで、福島の教訓は生きていないのです。保安院、海江田大臣を経て菅総理が出る、菅総理が原発を本当にどう見ているか(脱原発の看板の真偽)がわかります。その場その場に合わせて言っているだけとの近藤さんの見解でした。
そして、15%節電のこと、リスナーより、昼休み変更の会社もあり、肝心の関電はどんな節電をしているのか、という声があります。関電が率先して節電しないといけないのです。岩手のリスナーより、東北電力へ行ったら、冷房はきつく、照明も全部付いていたと言うことです。毎日放送は暗くしていますが、電力会社はこんな始末です。福島からのリスナーの声、熱中症も急増しているのは、節電の煽りすぎとの声が来ています。命かけてまで節電する必要があるのか、と言うことなのです。毎日新聞には「節電より命」との見出しが、関西のみ(東京にはない)あるのです。
関電より15%節電を各地に要請しているのに、大阪市の電気は関電と関係ない、本庁舎の電気を関電だけでなく、エネットから買っている、大阪市が節電しても、関電には関係ないのです。大阪府も同じです。京都市、神戸市も奈良県も関電以外から普段から買っているのです。これは可能(大口、自由化)であり、関電の筆頭株主が電力をよそから買っているのです。それで、関電の要請、市民へ知らせるためのことなのです。東京は15%節電罰則あり(大口需要)で、一般には罰則はないのです。
豆腐製造会社の人、冷蔵庫は冷やさないといけない、15%要望はきついとの声が出ています。突然の要請で、この状態です。
いろいろな企業が自家発電を行い、全部自家発電できるワット数は6000万キロワットで、東電の発電量一社分に匹敵します。資源エネルギー庁のデータであり、つまり、原発は要らないのです。自家発電による「埋蔵電力」の規模は、原発60基!分であり、日本の全原発を上回るのです。なぜ、余っている電力を使えないかは、法律によるもので、これを考えるのが政治なのです。
海外に行かないと企業はダメという声も、疑問があるのです。
以上、自家発電は大変な規模という情報をお知らせいたしました。
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原子力発電の新設を止め順番に停止しスケジュールを作って再生可能エネルギーに全て転換しよう!!
被災地と全国の休耕田にメガソーラー発電所を作ろう!
30年間40円/kwhで再生可能エネルギーを買い上げよう。
脱原発を目指す政府を作ろう!
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