「おは!twitter俳句」(蘭)
「おは!twitter俳句」(蘭)(8月17日から8月30日)です。
次の順番です。
私の俳句: @twryossy
@twryossy さんのtwitter季語案内: おは!
句作に関する私のコメント :★
英語俳句(メルマガ版に記載予定)
です。
(一部twitterでのつぶやきと変わっています)
2011年08月30日(火)
おは! RT @twryossy: 【今日の季語610】蘭(らん):蘭は多種にわたり春から夏にかけて開花するものが多い。これを秋季とするのは藤袴が蘭の字音を和語化したラニの名で呼ばれたことと関わるか。
◆蘭の香にかなひて眠る薄瞼 (飯田龍太)
おは!RT @twryossy【今日の季語610:追記】かつて藤袴が似ても似つかない蘭と混同された理由は明らかでないが、ラニの古名は、紫苑からシヲニ、銭からゼニの名が出たと同様、中国字音の末尾に母音iを添えて和様化することによって作られた和語である。
@twryossy 蘭の香に酔い痴れ夢を見たるかな 公彦
★昔インドネシアに出張で行った帰りに山ほど蘭を買って帰りました。
そんなときのことを思い出しました。
ちょうどバブルの頃でしょうか
2011年08月29日(月)
おは!RT @twryossy: 【今日の季語609】螻蛄(けら)鳴く:三夏の季語「螻蛄」は秋の夜に地中で「ジー」という寂しい声で鳴く。一方それが「蚯蚓(みみず)鳴く」と誤解されて別の季語が生まれた。
◆螻蛄鳴くや老に死といふ一仕事(近藤素子) #jhaiku #kig
posted at 05:11:31
@twryossy 螻蛄鳴くや難題なれば静かなリ 公彦
★難題に直面して人は寡黙になる。
2011年08月28日(日)
おは!RT @twryossy: 【今日の季語608】白粉花(おしろいばな):「夕化粧」などの傍題も。熱帯アメリカ原産で日本には江戸初期に渡来した。種の中に白い粉がつまっているところからこの名が出た。
◆おしろいの花の紅白はねちがひ(富安風生)
@twryossy 白粉花あっという間にくずおれぬ 公彦
★オシロイバナはどこにでもある雑草の類だ。
元気だった義母が倒れた。
あっというまに寝たきりになった。
言葉もない。
2011年08月27日(土)
おは! RT @twryossy: 【今日の季語607】秋鰺(あきあじ):「鰺」だけでは三夏の季語であるが、秋になると脂がのって身がひきしまり美味になるところから「秋」の字を冠してこの時季の季語とする。
◆売声の小鰺に暮れて浦の秋(石塚友二)
@twryossy 秋鯵に伸ばせし指は止まりたり 公彦
★秋鯵に伸ばした買物の手が止まりました。
鯵の産地が不明でした。
被災地の食品は大人が食べないと被災地の産業は無くなってしまうけど、、、
2011年08月26日(金)
おは!RT @twryossy: 【今日の季語606】秋の蚊(あきのか):「残る蚊」などとも。夏の「蚊」に対して秋に活動する蚊をいう。これとは別に、弱々しく見える蚊を指す仲秋の季語「哀れ蚊」もある。
◆残る蚊の残る力に吸はれけり(武藤あい子)
@twryossy 秋の蚊や急性期病院に 公彦
★「急性期病院」には長くは居られないという。
じゃどうすればいい?
2011年08月25日(木)
おは!RT @twryossy: 【今日の季語605】山椒(さんしょう)の実:「さんしょの実」とも。芽は春、花は夏、実は秋と三季にわたり日本人の生活に馴染が深い。古名「はじかみ」もすでに記紀歌謡に。
◆山椒の実片言すでに肥後訛(梓沢あづさ)
@twryossy 山椒の実例句はほとんどありませぬ 公彦
★季語を頂いたら大体私は例句を探します。
気になる句の雰囲気と私の記憶のソーティングで新しい私の句ができます。
山椒の実の例句をネットで探しましたが殆どありませんでした。
仕方がないのでそれ自体を俳句にしました。
2011年08月24日(水)
おは!RT @twryossy: 【今日の季語604】猿酒(さるざけ):「猿」の古語を用いて「ましら酒」とも。猿が岩穴などに隠した木の実が発酵して滋味を湛えた酒になるという言い伝えから生まれた季語。
◆生国は丹波も奥のましら酒(山田弘子)
@twryossy 猿酒や人知れぬまま発酵す 公彦
★「猿酒」などという言葉を始めてしりました。
その言葉の説明が俳句になりました。
2011年08月23日(火)
おは!RT @twryossy: 【今日の季語603】処暑(しょしょ):二十四節気の一つ。今日から初秋は後半に入る。《暑さ処(をさ)まる》の意で残暑の終息が期待されるところだが暑さはなお続くことが多い。
◆老犬の処暑の大地にはらばひて(細谷喨々)
@twryossy 処暑の風病室までは届かざり 公彦
★義母の病は重い。
2011年08月22日(月)
おは!RT @twryossy: 【今日の季語602】秋の初風(はつかぜ):「初秋風」あるいは単に「初風」の傍題でも。まだ暑さが残る時季に、秋が来たことを感じさせるように吹き過ぎてゆく涼風をいう。
◆初風や道の雀も群に入り(佐野良太)
@twryossy 祭り終え秋の初風届きけり 公彦
★団地の夏祭りがおわりました。
新しい出会いや新しい別れがありました。
2011年08月21日(日)
おは!RT @twryossy: 【今日の季語601】椿の実(つばきのみ):「実椿」とも。夏に色艶のよい実を付け、秋に完熟して椿油の原料に。江戸期には髪油の他、刀剣類や漆器類の手入れにも使用された。
◆ぢりぢりと夕べ夜となる椿の実(奥坂まや)
@twryossy 椿の実爆ぜて砕けて飛び散りぬ 公彦
★五島列島の椿油は京都などでブランド化されて使われている。
義母の髪が黒々としているのは椿油のせいかもしれない。
2011年08月20日(土)
おは!RT @twryossy: 【今日の季語600】芋虫(いもむし):ころころと太って毛のない蝶や蛾の幼虫。芋の葉を好むところからこの名が出た。柑橘類の葉を食べる類は「柚子坊」の別名でも呼ばれる。
◆静かさを芋虫が喰ひすすみゆく(秋山 夢)
大花火五臓六腑にしみわたる (流山花火)
★今年は三郷花火大会は中止だったが同時にほぼ同じ場所で行う流山花火大会は行われた。
新しい親族と見に行った。
妻は義母と病院だった。
2011年08月19日(金)
おは!RT @twryossy: 【今日の季語599】律の調(りちのしらべ):「律の風」の傍題も。律は呂(りょ)とともに音の調子を表す。日本では呂を陽、律を陰としたところからこれを秋の感じになぞらえた。
◆轆轤(ろくろ)蹴る匠の律の調べかな(深谷雄大)
おは!RT @twryossy: 【今日の季語599:追記】「ろれつが回らない」などと用いられる「ろれつ」は「律呂(りつりょ)」の倒置した「りょりつ」から変化したもので、語義も《音の調子》から《言葉の調子》の意に転じた。
@twryossy 律の風人生はまだ道半ば 公彦
★「律の風」は珍しい季語
俳句や短歌には「律の風」が大事です。
今日8月19日は俳句記念日です
2011年08月18日(木)
おは! RT @twryossy 【今日の季語598】椋鳥(むくどり):羽毛は地味な灰褐色だが嘴と脚が鮮やかな橙色。頭が白いところから「白頭翁」の別名も。市街地の樹木に群れてねぐらにすることがある。
◆あれ程の椋鳥(むく)をさまりし一樹かな(松根東洋城)
@twryossy 椋鳥の膨らましている一樹かな 公彦
★椋鳥の集団でもぐりこんだ木はまるで膨らんでいるように見える。
季語とは関係ないがこんな句も出来た。
蝉が手に当たりて朝の挨拶か 公彦
2011年08月17日(水)
おは!RT @twryossy: 【今日の季語597】桃(もも):「桃の花」は晩春の季語。単に「桃」と言えば「桃の実」を指す。日本へは奈良時代ごろに中国から渡来し邪気を払う性質があるとして珍重された。
◆白桃に人刺すごとく刃を入れて(鈴木真砂女)
@twryossy 福島の桃の香りの高かりき 公彦
★福島と言えば桃が有名だ。
貰った桃にまだ「人刺すごとく刃を入れて」ない。
以上です。
今回は以上です。
つぶやきの所蔵場所はここです。
http://twilog.org/ootsuru/asc
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コメント
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青い鳥さん
お心使い有り難うございます。
投稿: 大津留公彦 | 2011年8月31日 (水) 20時43分
お義母様の、ご恢復を心よりお祈り申し上げます。
投稿: 青い鳥 | 2011年8月31日 (水) 19時49分