2回目の環境省からの瓦礫受け入れの確認に何と回答するんですか?
「子どもたちを放射能汚染から守りたい」というサイトに大事な事が書いてあった。
瓦礫ゴミの受入の事です。
4月に各自治体に問い合わせが政府からされており今月二回目の問い合わせがされているようです。
今回ばらまかれた放射能汚染の量は広島原爆の168個分だそうです。
それを全国にばらまこうと言うのです。
これでは福島の復興ではなく全国の福島化によって責任逃れをやろうとしていると政府は言われても仕方ない。
小出京大助教も言われているように、国の責任でいずれ廃炉にせざるを得ないであろう福島第二原発を10万年に及ぶとも言われる核廃棄物の永久処理場にしそれが出来上がるまでの一定の期間のみ仮置場の借用を地方自治体や各地の地主にお願いすべきだろう。
そうでなければ除染を大規模に行うことは出来ないだろう。
以下記事です。
東日本大震災では震災や津波によって大量の瓦礫が出てしまいました。
今年の4月頭ぐらいにに環境省から「震災がれきゴミ受け入れしてくれる?」と全国の市町村にアンケートが届きました。焼却炉は市町村の持ち物だからです。当時はこれほど放射能が問題になっていなかったので、その市町村も「うちは年間●●トンなら受け入れできますよ。」と受け入れ回答しました。
しかしその後、福島県を中心としてとてつもない量の放射能汚染がわかりました。その量はなんと広島原爆の168個分です!!
国は「瓦礫を受け入れても安全ですよ」といいつつ、
『焼却してもいい基準を1キロ当たり8000ベクレルから→10万ベクレル』まで基準を引き上げました。汚染されていることがわかっているからです。
では何年間も、この基準で燃やし続けるとどうなるでしょうか?
汚染された瓦礫を焼くと放射能は
①燃えて煙となって、雨で街に落ちてくる→ 食べ物が汚染されたり外部被曝する②焼却炉に残る→数億円で作られた焼却炉が高濃度汚染されて使用できなくなる(千葉で高濃度汚染され停止しました)
③焼却灰になって近所に埋め立てられる→何十年も埋立地から放射線を出し続ける
この三つしかありません!!!!
10月に再度環境省は全国の市町村に意思確認をすることになりました。そこで正式に瓦礫の受け入れが決まるかもしれません。
市役所(役場)に電話して環境課につないでもらい「放射能汚染が心配です。2回目の環境省からの瓦礫受け入れの確認になんと回答するんですか?」と聞いてみてください。
無言は沈黙の賛成になってしまいます。小さな力が集まれば大きな力になります。
-------------------------------------------------------環境省が再度、市町村に瓦礫受け入れ意思を確認。
http://www.asahi.com/national/update/1004/TKY201110040572.html
これとは別に少し長くなりますが、今年の4月7日のはてな匿名ダイアリーへの投稿を紹介します。
被災者の生の声が紹介されています。
上の全国の福島化を望むようにとられかねない所もありますが、「軽々しく頑張ろう!と言うな」という訴えに少し心が揺さぶられました。
■頑張れとか復興とかって、多分、今言うことじゃない。
頑張ろう、頑張ろうって言うけど、
家が流されたんだよ?
と、福島の兄に電話したら、言われました。
おまえ、ちゃんと分かってるの?
超つらいとき、「とりあえず帰りたい、もう帰りたい」っていう、
あの帰る家がね、全部流されたんだよ。
俺、もう、家ないの。
明日も頑張ろう!って決意するような場所がね、ないわけ。
今日も疲れた―!ってドア開けてホッとするような所がね、
全員、一瞬にして、心の準備もなく、いきなり11日から消えたわけ。
おまえ、家ないのに頑張れる?
服も漫画も、化粧道具も、アルバムも、大事にしてたもんも、全部いっきに無い。
よし、頑張ろう!って思える?
すげぇ言われてるんだけど、CMとかで、頑張れ頑張れとか。
ちょっと気を許すと、「一緒に頑張ろう!1人じゃない!」とか言うわけ。
いや、おまえら家あるじゃん?そのCM撮ったら家帰ってるじゃんって。
仕事もあるじゃんって。
おれ、船、なくなったんだぞって。
多分、漁師はもうできないと思ってる。
もう、なーーーんもない。
どう考えたら、今、頑張れるんだよ。
ちょっとでも頑張れる何かが、今、俺たちにあるのか?
「いや、今はこっちで頑張るから、おまえらは1年ハワイでゆっくりしてきな」
とか言われたい。
「おまえらが帰ってくるまでに片づけとくから。家も建てとくから」
とか言われたい。そしたら、俺だって頑張るよ。
毎晩、うなされるし、夜いつまでも眠れない。
流された人を何人も見た。
顔見知りも流された。
その頭にある映像を何回も思い出す。
そのたび、津波がこうくるって分かってたら、あの人を助けられたかも、とか。
時間が戻せたら、隣のおばあちゃんちに寄ってあげたかった、とか。
1人でも助けて英雄みたくなったら、まだやる気が起きたかな、とか。
俺、1人で逃げてきたわけ。
誰も助けなかった。おばちゃんとか、何人も追い抜いて逃げた。重そうなもの持ってる人とかもいたのに。
もう100万回くらい、100通りくらい後悔している。
4日目にやっと町に行っていいと言われて、
どっから手をつけていいかわからないどころか、
いっそもう何もしたくなくなるような町だった場所を見て、
ここを復興だなんて、微塵も思えない。今も。
蓋をしたい。見たくない。
町を見ると、死にたくなる。
自分の人生は、もう終わったなって思うよ。
こっからは、もう、どう頑張っても金持ちにもなれないだろうし、
家だって、もう、二度と持てる気がしない。
何も希望なんかないよ。
そんな俺たちがさ、避難所で、CMでアイドルや俳優を見てさ、
「一緒だよ、1人じゃない」とか言われるたびに、
ああ、あの世界は自分たちとは、もう全然違ってしまったんだと思う。
家がある人の言葉だなーと。安定してるなーと。
そんなCMとかして充実もしてんだろうなーと。
家が流されてなくてさ、帰る場所があって、仕事があって、
地に足が付いてる人が、すげぇ神妙な顔で、お洒落な服で、こっち見て何か言ってるな、と。
おまえに言われたくないと。ほんとに。何も言わないでほしい。
大丈夫なわけがない。
おまえらに大丈夫だよ、とか言われても、大丈夫なわけがない。
どう見たら、この状況が大丈夫になるのか、胸倉つかんで聞いてやりたい。
でも、怒る元気もない。やる気もない。
ボランティアや取材のやつらも来て、色々写真とか撮って、
「実際みると、テレビとかとは全然違いますね」とか言ってて、
数日たったら「元気出して頑張って!」とか言って、
自分たちの家に帰っていく。
正直、復興なんてクソ喰らえだと思うよ。
「何か、できることある?」
何を言っていいかわかんなくなって、兄に泣きながら聞いたら、
「正直、不幸になってくれたら嬉しい」
と言われた。
「俺たちを幸せになんてふざけたこと思わないで、
俺たちの分、そっちもみんな不幸になってくれたらなー」
と言われた。
「俺たちを想って歌とか作られても今は不愉快だから、
東京も全部流されて、それでも「頑張ろう」って言われたら、
頑張るよ。その人の歌なら聴く。
知らないやつに、馬鹿みたいに「頑張って」とか「大丈夫」とか言われると、
今は正直、消えてほしくなるよ。
募金は嬉しいよ。で、ボランティアじゃなくて、ビジネスで、仕事として、
町を復興に来てくれた方が、こっちも気兼ねなく色々頼めて気が楽。
正直、ボランティアに「ありがとう」とか言うのも苦痛。」
と。
兄と電話で話してから、テレビを見てたら、すごくモヤモヤしてしまって、増田に書きなぐりました。
はてな匿名ダイアリー
4月7日
より
以上でした。
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