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2012年1月11日 (水)

緊急速報 セシウム降下物が急増した原因

既にこの記事で書いたが今年になって福島の落下放射線量は急増している。


2012年1月 8日 (日)
速報 福島中心にセシウム急増  マスク必要!!
昨年まであまり検出されなかったセシウム134  セシウム137が急増している。

文部科学省の定時降下物環境放射能測定結果(暫定値)(第13報)によると

以下の通りです。

               放射性ヨウ素 セシウム134  セシウム137
               (MBq/km2) (MBq/km2) (MBq/km2)
(ヨウ素131)1月1日9時
       ~1月2日9時ND        ND          ND
1月2日9時~1月3日9時ND        180          252
1月3日9時~1月4日9時ND        54.3          71.8
1月4日9時~1月5日9時ND        18.9          26.0
1月5日9時~1月6日9時ND        10.9          17.0
1月6日9時~1月7日9時ND        30.8          40.5
1月7日9時~1月8日9時ND        37.1          53.7
1月8日9時~1月9日9時ND        58.4          79.4

「13.pdf」をダウンロード


1月2日9時~1月3日9時の値は明らかに異常値である。
その後の値も異常値である。だんだん増えているとも言える。

三十日~一月三日は現場の作業は原則休止となり、作業員も年末年始の小休止に入った。

 東電によると、原子炉の冷却や、放射性物質のモニタリングなど最低限の作業のみ継続する。現在、三千人以上の作業員が働いているが、年末年始は約五百人程度に減ることになる。

東京新聞12月31日 

 私はなんだかこれが関係あるような気がする。

何らかの異常操作が行われた可能性があると思う。
測定器の問題ならいいのだが。。
但し異常値は今も続いているので別の理由かも知れない。


福島県は 周囲の空間線量率などに変化はなく、県は「風で舞い上がった土ぼこりが測定容器に混入し、数値が上がった可「能性が高い」との見解を示した。」(福島民報1月8日
しかしそれは可能性の一つであり真相はまだ分からない。

中部大学武田邦彦氏は昨日こう現状の分析をしている。


    

1) 空気中に飛散しているセシウムは、福島原発由来のものである、

2) 原発から直接でているのか、一度、大地に落ちたものかは粒径が不明なのでまだわからない、

3) 原発からならN95、二次飛散なら花粉用のマスクで十分です。花粉用のマスクの方が孔が小さいので、呼吸はずっと楽と思います、

4) 雨が降ったときには飛散しないが、風の強さとか関係がない(理由不明)、

5) 国や県の発表が2日遅れるので、今後、1週間ぐらいはマスクが必要、

中部大学武田邦彦氏
緊急速報 セシウム降下物が急増した原因

未だはっきり分からないというのが正解でしょう。

この問題は今後も追跡して行きます。


年末の記事ですががこういう記事もあったので紹介しておきます。

リュウマの独り言
放射能汚染の主因は4号機燃料保存プールだと「ネイチャー」でスエーデンの学者が発表

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