映画「おくりびと」をテレビで三度目観ました。
映画「おくりびと」をテレビで三度目観ました。
やはりいい映画は何度観てもいい。
最後のシーンで主人公の亡くなった実の父の納棺の儀式を始めようと硬直した指を開いた時に親子で毎年送り合おうと約束して果たせなかったいしぶみが零れ落ちた時には思わず大粒の涙が出た。
ロッキングチェアで観ていた私の後ろのソファで観て居た妻も振り返ってはいませんが泣いていたようです。
去年私は父を、妻は母を亡くした事がこの映画が我々夫婦により強烈に訴える事になったのでしょう。
この映画は繰り返し見られる映画の一つでしょう。
最初に見た時の記事をリンク先なども含めてそのまみ再掲します。
今日妻とやっと「おくりびと」を見ました。
1日のファーストデイの日曜日だった事もありますがアカデミー外国語映画賞受賞後最初の日曜日だったのでMOVIX三郷で一番大きい11シアターの518席が満席となり一番前で観ました。
途中から両目から溢れる涙を拭わずに見ていました
人間の死という誰にも避けられない問題を真正面から描いたからこそ非常に日本的な映画が国境を越えたのでしょう。
滝田洋二郎監督に期待すると共に一緒に企画した故マネージャーに捧げるという本木雅弘さんと改めてその魅力に引きつけられた広末涼子さんの次回作に期待します。
yahoo映画解説:
ひょんなことから遺体を棺に納める“納棺師”となった男が、仕事を通して触れた人間模様や上司の影響を受けながら成長していく姿を描いた感動作。監督には『壬生義士伝』の滝田洋二郎があたり、人気放送作家の小山薫堂が初の映画脚本に挑戦。一見近寄りがたい職業、納棺師に焦点を当て、重くなりがちなテーマを軽快なタッチでつづる。キャストには本木雅弘、広末涼子、山崎努ら実力派がそろい、主演の本木がみせる見事な納棺技術に注目。(シネマトゥデイ)
アカデミー賞授賞式の司会を務めたヒュー・ジャックマン(40)も「おくりびと」を絶賛した。28日公開の主演作「オーストラリア」のPRのため、24日に来日。関係者によると滞在中に映画を見たといい、「最初はコメディーで始まり、感動に変わるのが、ハリウッド映画と違った展開で新鮮でおもしろかった」とコメントを寄せた。
MOVIX三郷では3月6日までですが更に延期されそうです。
ロサンゼルス・タイムズ紙
「穏やかなユーモアを織り交ぜ、厳粛な美を描いた映画が番狂わせの勝利をつかんだ」と紹介。
ニューヨーク・タイムズ紙
「昨夜の数少ないサプライズの一つが、失業したチェロ奏者の物語を描いた日本映画の受賞だ」と、意外さを強調した。
ロイター通信
遺族の前で遺体を清める所作を「魔術師のような巧妙な手さばきで繰り広げられる儀式は、死者へのお悔やみと崇敬の気持ちを紡ぎ出す」と紹介した。
youtubeの映像3本です。
AI おくりびと
おくりびと アカデミー賞外国語映画賞受賞の中継
広末涼子 Ryoko Hirosue - 映画「おくりびと」の完成会見と試写会
アカデミー賞受賞!久石譲が「おくりびと」のテーマを生演奏
庄内にはこの鶴の湯をはじめNKエージェントの事務所に使われた建物などに観光客が急増しているそうです。
参考記事
映画「おくりびと」が描けなかったもの。原作者の名前がクレジットされなかった理由。生死一如。一隅を照らす。 [気になるニュース]
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