不破哲三氏古典教室講義第12回(多数者革命論2)記録
#fuwajcp にて今夜7時から不破哲三氏の古典教室講義をつだりました(文字中継しました)。
今夜は多数者革命論の第二回です。
キーワードはレーニンと多数者革命、スターリンの革命論と50年問題、60年の革命論論争、フランスとイタリアの共産党のその後などです。
ローザ・ルクセンブルク の名前が出て来て昔読んだカール・リープクネ匕ト宛の「獄中からの手紙」を思い出しました。
レーニンには荒れた時代があったと言う不破さんの分析は独自の物でしょう。
レーニンはマルクスの文献の大事な所が読めてないので多数者革命論に達しなかったが最後の3年間で多数者獲得を命題にする立場になったと評価している。
前回も書いたがレーニンに対する冷静な評価は抜きん出ており、他では見られないものだろう。
イタリアやフランスの共産党の瓦解もこの理論的な立ち場の無さから来たのだと思う。
自分の頭で自分の状況を分析しょ自分の言葉で発信する事の必要性を痛感します。
そういえば
自分の人生の中では自分が主人公〜
さだまさしにこんな歌があったのを思い出しました。
では呟きまとめです(twitterのつぶやきtwilogに少し手を入れてます)
エンゲルス曰く アメリカの独立宣言は初めての共和制宣言 全ての国の人民に革命権あり。
革命の歴史は日本にもある。
源氏の鎌倉幕府が日本の最初の革命政府
明治維新も革命
エンゲルス死後のドイツ社会民主党で活躍した人=ベルンシュタイン・カウッキー・ローザ・ルクセンブルク
当時の社会民主党右派は戦争に賛成し左派も党を作らずキール軍港からフランス革命型の革命起こる。1918年社民党内閣軍と秘密協定で成立
後半
後半はレーニンと多数者革命、スターリンの革命論と50年問題、60年の革命論論争、フランスとイタリアの共産党のその後などです。
マルクス・エンゲルスの後継者はレーニンだが多数者革命論を受け継がなかった。
「国家と革命」の二大誤り 議会粉砕論、社会主義分配論
レーニンには理論的に荒れた時代があった。
レーニンの1921年以降の最後の3年間が大事
多数者獲得を命題にした。
スターリン「レーニン主義の基礎」には多数者革命論なくスターリンの独自理論
50年問題でスターリンの革命論争が生の形で持ちこまれた。
フルシチョフはスターリンのテロしか批判しなかった。
60年の共産党・労働者党会議で「革命は社会主義革命しかあり得ない」となったが当時の宮本顕治代表の奮闘で「欧州以外は例外有り」と民主主義革命論を認めた。
60年会議で日本共産党は1議席しかなかったが独仏の共産党を打ち負かした。
その後フランスは先進的民主主義が必要となり社会党と統一戦線を組み。
社会党の人気が上がり77年に左翼的見直しで国有化目標出し、
統一壊れた後社会党内閣成立。
フランス共産党は失敗総括し結局フランス共産党はマルクス主義捨てた。
イタリア共産党の当面の革命は60年に否定した「民主主義革命の第二段階」となった。
キリスト教民主党との歴史的妥協によりNATO賛成に変わった。
イタリアの議会の会議室でキリストの像とマルクスの像を置いているのを見た事がある。
これが歴史的妥協だと言っていた。
日本で開いた国際理論会議でイタリアの当は緊縮政策を演説した。ここまで落ち込んだかと思った。
結局イタリア共産党も共産党の名前を放棄した。
イタリア共産党は左翼民主党からただの民主党となり日本並になった。(笑)
我々は日本の歴史で初めて多数者革命をやろうとしている。
自分達の目や耳でマルクスやエンゲルスを学べなかった諸党の歴史を学ぶ必要がある。
古典の立場で現代を分析する必要がある。
新メガはアムステルダムの発行委員会で作られているがそれを運動の指針にしようとしている人は日本の代表以外にいない。
日本ほど科学的社旗主義を学んでいる党はない。
世界で最初のマルエン全集は日本で出た。
手紙は受取人別にある。
共産党宣言は入れても伏字になるので入ってない。
次回古典講義最終回は2.7に講義のまとめを行う。
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次回のおまけの講義はテキストも無いので面白いかも
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