「おは!twitter俳句」(田螺和)
三丁目の夕日64と麒麟の翼の二本の映画を先週観た。
どちらもいい映画だった。
今の職場から近い「日本橋」がどちらも出てきた。
今後「麒麟の翼」のゆかりの地の日本橋地区散策をしようかと思います。
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この1週間の俳句です。
「おは!twitter俳句」(田螺和え)(2月14日から2月20日)
私の俳句: @twryossy
句作に関する私のコメント :★
@twryossy さんのtwitter季語案内: おは!
です。
(一部twitterでのつぶやきと変わっている場合があります)
ではどうぞ。
2012年02月20日(月)
@twryossy 川に採り母の作りし田螺和え 公彦
★今は分からないが私の小さい頃、田螺は故郷の大分川にあった。
母が採って和えたような気がする。定かではないし、確認のしようもなくなったが、、、
おは! RT @twryossy: 【今日の季語784】田螺和(たにしあえ):「つぶ和」とも。同じ三春の季語「田螺」を生活の季題に仕立てたもの。この時季のアサツキやワケギと合わせて"ぬた"にして食する。
◆藪が吐く月なつかしや田螺和(石田波郷)
2012年02月19日(日)
@twryossy 夕日見上げる映画を出でて雨水かな 公彦
★三丁目の夕日64を観た。前二作と同じようにラストシーンは出演者全員がそれぞれの場所から夕日を見上げるシーンだった。このシーンがいい。
映画館を出ると雨が降っていた。今日は二十四節気の一つ「雨水」だった。
雨水の日にお雛様を飾るといいそうだが残念ながら我が家ではお雛様を飾らぬようになって久しい。
私は飾りたいのだがお雛様たちが飾らせない。
おは!RT @twryossy: 【今日の季語783】雨水(うすい):二十四節気の一つ。雪が雨になり氷が水になる時季という意味を込めた呼び名。今日から初春後半に入り季節は次第に春の様相を呈してくる。
◆書道部が墨擦つてゐる雨水かな(大串 章)
2012年02月18日(土)
@twryossy 藪椿淡雪落ちて揺れにけり 公彦
★我が家の庭の風景です。天候や植物の季語の場合は庭を見ます。
椿を見ていましたら夕べ降った雪が椿の池垣から落ちて反動で椿の花びらが揺れました。
観たままを句にしました。
抽象的な季語やなじみの薄い季語の場合はこうなります。
「 俳句を詠もうとするときは、頭の中にあるものをかみ砕くように吐き出しながら言葉を紡ぐ。」
おは!RT @twryossy: 【今日の季語782】藪椿(やぶつばき):数多い「椿」の傍題の一つ。日本の海岸地帯から低山地帯にかけて古くから自生する。特定種ではなくツバキの異名としても用いられる。
◆藪椿落して風の句読点(湯川 雅)
2012年02月17日(金)
@twryossy 春淡し春のみにある淡さかな 公彦
★淡しは春以外には使わないというのを初めて知った。
それを句にしました。
おは!RT @twryossy: 【今日の季語781】春淡(はるあわ)し:「春浅し」「浅春(せんしゅん)」などとも。その季を「淡し」と表現するのは春に限ったことで、そこにこの季語の繊細さが感じられる。
◆パステルで描く光や春淡し(優嵐)
2012年02月16日(木)
@twryossy 種芋やある晴れた日に植えられし 公彦
★正岡子規の種芋の句をめぐってこんなやりとりをしました。。
@twryossy こんな子規の句があった。 種芋を栽ゑて二月の月細し 正岡子規 「新俳句」
季が重なっているなと思ったらこんな句もあった。 種芋を種ゑて二日の月細し 子規 どちらが本当なのでしょう。
RT @twryossy: 面白い事例ですね。「二日」が正しいようですが、これはこれでまた別の問題がありますね。
RT @flowtears: 「種ゑて二日」種ゑてから二日たった日の月ですかね?
net上では二月と書いている人が多いがどうもこれが正解のようだ。
種芋を栽ゑて二日の月細し 正岡子規
おは!RT @twryossy: 【今日の季語780】種芋(たねいも):「芋の芽」「藷苗」などの別題も。秋に収穫して貯蔵しておいたものを春の植え付けに準備する。本来は里芋を指すが芋類全般と見てよい。
◆種芋や兵火のあとの古都の畠(飯田蛇笏)
2012年02月15日(水)
@twryossy 三十八年の務めは絵踏みごころかな 公彦
★会社員人生は自分の思う通りではない。
「踏絵」を踏まされるというのはキリシタン弾圧を思えばオーバーかもしれないが。
踏まなくても殺されはしなかったのだから。
おは!RT @twryossy: 【今日の季語779】絵踏(えぶみ):「踏絵」の傍題でも。江戸期のキリスト教弾圧方策として、陰暦一月から三月にかけて長崎を中心に行われたところから当季の季語とされる。
◆数かぎりなき足過ぎし踏絵かな(吉田汀史)
2012年02月14日(火)
@twryossy 白魚の孕むを詠みし真砂女かな 公彦
★ 白魚のみごもりゐるがあはれ かな 真砂女 鈴木真砂女には15も白魚の句があるそうです。
放射線量喧伝される白魚や 公彦
おは!RT @twryossy: 【今日の季語778】白魚(しらうお):初春の産卵期に川を遡上するのを網で捕る。細長い半透明の清楚な魚体に黒点を置いた眼が印象的。躍り食いで知られるシロウオとは別種。
◆白魚よりきらめくいのち貰ひけり(大元祐子)
今週も俳句をお読みいただき有難うございました。
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