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2012年3月 7日 (水)

「各人の自由な発展が、万人の自由な発展の条件であるような共同社会」

共産党の長崎県委員長の山下満昭 さんが昨夜の共産党志位委員長の綱領講座の最終回を津田っています。(文字中継されています)

twitterのつぶやきがfacebookに表示されていますが昨日は何らかの不具合で表示されてなかったようでfacebookに改めてまとめて表示されています。

この私の記事は500人のブログ読者と1000人のtwitter読者と223人のfacebookのお友達に読まれる可能性がありその中の人が拡散してくれる可能性があります。


こういう拡散のさせ方の方法論をもっと共産党は検討すべきでしょう。

前にも書きましたが山下さんの呟きは箇条書きなので読みやすく正確性も高いです。
見習いたいと思います。

最終のつぶやきはこれです。

●「発達した資本主義の国での社会主義・共産主義への前進をめざす取り組みは、二一世紀の新しい世界史的な課題である」-党綱領。これは、世界でどこでも実践したことのない道です。開拓と挑戦の精神で、みんなで進んで行きたい-志位さんのまとめ。一年間ありがとうございました。拍手と感謝を!!

志位さんと企画者に拍手と感謝を!!

そして続編を!

以下山下さんの呟きです。

山下満昭
 昨晩は、志位委員長の綱領講座の最終回。聞きながら気がついた点などを、tweetしましたが、どういうわけか、以下の後半の分は、フェィスブックには反映されていませんでした。
 そこで、まとめて掲載することにしました。

●「発達した資本主義の国での社会主義・共産主義への前進をめざす取り組みは、二一世紀の新しい世界史的な課題である」-党綱領。これは、世界でどこでも実践したことのない道です。開拓と挑戦の精神で、みんなで進んで行きたい-志位さんのまとめ。一年間ありがとうございました。拍手と感謝を!!

... ●「生産手段の社会化。その形態は国家所有というものではない。経済民主主義は、国家の独裁的な計画を乗り越えていくもの」-ブラジルの労働党の方針です。すごく共通点が多いですね。

●ラテンアメリカで新しい社会主義の探求が始まっています。ブラジルの政権党と日本共産党との交流が発展しています。そのブラジル労働党の党大会の一番目の議題が、「社会主義」だそうです。これには緒方副委員長も驚いたそうです。

●社会主義に進むとき、どういう点を留意するか。①生産者が主役という社会主義の原則を踏みはずさない。生産者を抑圧する官僚専制の体制をつくりあげた旧ソ連の誤りは、絶対に再現させない。②市場経済を通じて社会主義に進む。「統制経済」は、全面的に否定される。

●「社会主義的変革は、短期間に一挙におこなわれるものではなく、国民の合意のもと、一歩一歩の段階的な前進を必要とする長期の過程である」-共産党の不動の立場です。共産党が国民を振り回すことは絶対にしようと思わないし、してはなりません。主権者は国民です。

●「社会主義・共産主義の社会がさらに高度な発展をとげ、搾取や抑圧を知らない世代が多数を占めるようになったとき、…国家権力そのものが不必要になる社会…真に平等で自由な人間関係からなる共同社会への本格的な展望が開かれる」-党綱領。格調高いですね。

●人間の発展はどうか。第一段階は、人格的依存関係-奴隷制や封建制など。第二段階は資本主義。物象的依存の上に築かれた人格的独立。第三段階は、自由な個体性の確立。それは搾取労働からの脱皮や労働時間の短縮による。-マルクス。

●どうして共産党は、「ルールある経済社会」と言い、「ルールある資本主義」をつくると言わないのか-。それは、資本主義の中でね「ルールある経済社会」の多くが、未来社会に引き継がれて行くからです。

●党綱領-「社会主義・共産主義の日本では、民主主義と自由の成果をはじめ、資本主義時代の価値ある成果のすべてが、受けつがれ、いっそう発展させられる」。資本主義時代の自由と民主主義を擁護すると共に、国民の社会的経済的解放にまで、発展させているのが、党綱領です。

●崩壊したソ連には、生産者の自由はありませんでした。多くの「強制労働」に支えられた社会でした。その意味でも、社会主義と全く無縁な社会でした。

●労働時間が2,3時間で済むような社会なれば-それだけ労働時間が短縮されれば-人間の自由が拡大して、本当に人間らしい発展が可能ということになります。これが「自由の国」とマルクス。

●未来社会でもより良い人間社会を維持するためのに、必要な労働があります-これを「必然の国」とマルクスは呼びました。その中でも、搾取がなくなり人間的な労働が保障されるようになります。

●どうして人間の全面的に発達を保障するのか。それは、労働時間の短縮による自由の大幅な拡大-とはマルクスです。

●資本主義社会では、個人の素晴らしい能力を発展させ切れていない。自分を見ると、そのことがよく分かります。あまりにも、各方面で未発達です。社会のせいにするつもりはありませんが、資本主義に暮らしているすべての人々に言えることでしょう。

●エンゲルは未来社会について次のようにいいました。「各人の自由な発展が、万人の自由な発展の条件であるような-社会」。

●未来社会の特筆すべき特徴。それは一言で言えば、人間の自由、人間の解放です。人間が社会の主人公として、どんな外力にも従属することなく、どんな搾取も、抑圧も、差別なく互いに協力しあう社会-不破さんの報告の中の言葉です。

●資本主義に矛盾はある-そこまで認めても「それは宿命ではないか」という人も多いでしょう。そこで、「生産手段の社会化で、資本主義の矛盾は解決できる」と、確信もって語ること-綱領を学べば、可能なことです。

以上です。

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