おは!Twitter俳句(蠅)(5月29日から6月4日)
先週末の大分での親父の一周忌を済ませて会社を休んで五島の義父の見舞いに一週間行っていた。
義父は焼酎と刺身しか食わない人だったがそのせいか内蔵は健康だったので特別養護老人ホームの点滴だけの暮らしになってもまだ意識があり言葉は交わせませんがじっと私を見ていました。
好きだった村田英夫の王将と詩吟の川中島をiPadで何度も聞かせました。
妻が見舞いに残っているのでiPadを置いてきました。
安らかな最後であれと思います。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
この1週間の俳句です。
おは!Twitter俳句(蠅)(5月29日から6月4日)
私の俳句: @twryossy
句作に関する私のコメント :★
@twryossy さんのtwitter季語案内: おは!
です
2012年06月04日(月)
@twryossy 蠅の居ぬ暮らしに慣れて六十路かな 公彦
★田舎から帰って来ると都会のマンション暮らしには蠅がいないことに気付いた。
それに気付いた自分が六十路を迎えている事にも気付いた。
おは!RT @twryossy: 【今日の季語889】蠅(はえ):総称の他に「金蠅」「家蠅」「黒蠅」などの個別名の傍題も多い。「五月蠅(うるさ)い」の宛字が示すように夏を活動期とする嫌われものの一つ。
◆人間に飽きて牝牛の金の蠅(高澤晶子)
2012年06月03日(日)
@twryossy 田水張る五島よ我も涙ぐむ 公彦
★先週毎日妻と義父の見舞いに妻と行っていたが妻は行く度に泣いていた。
私も涙が出た。
おは!RT @twryossy: 【今日の季語888】代田(しろた):「田水張る」「田水引く」の傍題でも。耕耘機などによる代掻きを終えて田植えの準備が整った田。夏の光が水面に映える農村風景が拡がる。◆みなもとは木曾の神山田水引く(滝藤萩露)
2012年06月02日(土)
@twryossy 夏服や義父の目力無くなりぬ 公彦
★義父は目力がすごくある時と焦点が合わずうつろな時がある。
おは!RT @twryossy: 【今日の季語887】夏服(なつふく):夏向けの洋服。傍題に「麻服」もあるが最近はあまり着用されなくなった。和服についていう際には別題の「夏衣(なつごろも)」を用いる。
◆夏服や海の光の貝ぼたん(野村喜舟)
2012年06月01日(金)
鶯を褒めて育てる妻と在り 公彦
妻は鶯もまでも褒めて育てる。
@twryossy 薔薇を抱き薔薇に抱かれて眠りけり 公彦
★薔薇のごとき君なりき。
おは!RT @twryossy: 【今日の季語886】薔薇(ばら):「いばら・うばら」の語頭母音が脱落した和語。これに「薔薇」の漢名を当てた。その字音を直音的に表した「さうび」も別名として用いられる。◆花びらの薔薇のかたちを守りけり(辻美奈子)
2012年05月31日(木)
@twryossy 蕗の薹義父の命の微かなり 公彦
★今、義父は確実に死に向かっている。
おは!RT @twryossy: 【今日の季語885】蕗(ふき):「蕗の広葉」「秋田蕗」などの傍題も。初春に萌え出た「蕗の薹(とう)」はこの時季に葉柄を伸ばして円い葉を付ける。その葉柄を食用とする。
◆母の年越えて蕗煮るうすみどり(細見綾子)
2012年05月30日(水)
@twryossy 風青し玉之浦の教会に 公彦
★今回の五島では教会では玉之浦教会のみ写真に収める事が出来た。
おは! RT @twryossy: 【今日の季語884】青嵐(あおあらし):「風青し」とも。樹々の緑を吹き靡かせる風。強く吹く夏の風一般についても用いる。これと似た「青東風(あおごち)」は晩夏の季語。
◆濃き墨のかはきやすさよ青嵐(橋本多佳子)
RT @twryossy: 【今日の季語884:追記】今日の例句の「かはき」の表記は原句に従ったが、歴史的仮名遣でも「かわき」が正しい。この語は、物が乾燥したさまを表す擬態語「かわ」に、「ひび・く」「とどろ・く」などに例を見るように、擬態語を動詞化する接尾辞「く」が付いてできたとされる。
2012年05月29日(火)
@twryossy 晶子忌や妻の寝顔やコクリコや 公彦
★与謝野晶子は63歳で亡くなるまでにその生涯において、3 万 5 千から 4 万もの短歌を作ったと言われています。
40年間で私は4〜5千位でしょうか?(正確には分らない)
あと晶子のなくなった年までの3年でどの位作れるでしょうか
(あ!ここは俳句のコーナーだった)
俳句は毎日作っているのであと三年で千句は作るでしょう。
すでに@twryossy で2千は作っているのでこれが続けば@twryossyで5千句という事になる。
おは!RT @twryossy: 【今日の季語883】晶子忌(あきこき):昭和十七年(1942)のこの日63歳で没した歌人与謝野晶子の忌日。没後に出版された最後の歌集『白櫻集』にちなむ「白桜忌」の別名も。
◆素顔もてジャムは煮るべし晶子の忌(中村明子)
以上です。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
陸前高田戸羽市長のご了解を得て奇跡の一本松から作られた三体の仏像の写真を表紙に使わせて頂いてます。
あれから1年−私たちの震災歌集
参考になりましたらこちらのクリックお願いいたします。
→人気ブログランキングへ
良ければこちらもお願い致します
→FC2ブログランキング
更によければこれもお願いします。
→
« 無許可ダウンロード罰則化法の来週採決を許さない! | トップページ | 防衛大臣に森本敏氏がなった訳 »
「俳句」カテゴリの記事
- 私の「ラーゲリより愛を込めて」と本 「収容所ラーゲリから来た遺書」 の感想文と短歌と山本幡男の俳句論など(2023.02.03)
- 正岡子規の山茶花の25句(2022.12.12)
- 子規の句は明治版のSNS(2022.11.16)
- 大人の図書館教養講座 三郷市早稲田図書館俳句 教 室のご案内(2021.10.12)
- 俳句に見る4月21日の思い出(2021.04.21)
「メルマガ「おは!twitter俳句」」カテゴリの記事
- 秋の筑波(2022.11.01)
- おは!Twitter俳句(九月場所)と国葬の歌(2022.09.19)
- おは!Twitter俳句(鬼の子)と「統一協会」の呼称(2022.08.14)
- おは!Twitter俳句(夏茱萸)と二つの映画「伊藤千代子の生涯」(2022.07.31)
- おは!Twitter俳句(飛魚)と参院選結果(2022.07.11)
コピーライター吉田さん
コメント有難う御座います(^-^)/
毎朝五時半頃@ootsuruで呟いてます。
是非御覧下さい。
投稿: 大津留公彦 | 2012年6月 5日 (火) 09時43分
ツイッターで俳句をつぶやくんですね。面白いです。
投稿: コピーライター吉田 | 2012年6月 5日 (火) 03時54分