義父は入梅に死に給うなり
大津留です。
義理の父親が死去した為五島に居ります。
訃報を聞いて五島に渡る時に以下の短歌を作りました。
義父は入梅に死に給うなり
白銀の雲海の上に筋の雲義父は入梅に死に給うなり
雲海の上から見ゆる日本アルプス訃報を聞きて三時間半
梅雨入りと義父の訃報を重ね聞く三人目となる親の逝くなり
琵琶湖の上飛ぶ飛行機に深々と息を吸い込み息を吐き出す
初めて会いし義父は私を気に入らぬと妻に言いしと聞きしことども
六十年と三十七年お世話になりました娘は私が守りますから
義父の地へ飛行機は飛ぶ山陽山脈に沿いて西へと真っ直ぐに飛ぶ
長崎の空港バスは疾走す大波止の港の五島行きジェットフォイルへ
以上です。
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陸前高田戸羽市長のご了解を得て奇跡の一本松から作られた三体の仏像の写真を表紙に使わせて頂いてます。
あれから1年−私たちの震災歌集
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