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2012年7月 8日 (日)

9割の人が居なくなった町(広野町畑中町議のお話)

三郷わせだ健康友の会の福島連帯/現地視察に参加しました。

クリニックふれあい早稲田院長の大場敏明さんと苗村京子市議会議員含め23人の参加でした。

バスで10時間の旅でした。

バスの中でも興味深い話がありましたが、広野町畑中町議のお話のみを掲載します。
( )の中は三郷の人間の話です。

ーー

津波被害 160戸 まだ発見されてない人いる
福島民報7日空間線量 0.2μSv
安斎育郎さんが放射線測定に見えて測った本回覧
広野町 0.5ー0.78μSv
清水建設が除染を元請け毎日700人除染作業に当っている。

広野火力発電所 450台の車流された
j-village 0.9μSv
仮置き場0.4μSv( 5cm0.6)
5200人の内4000人はいわき市にいる
双葉町のようにバラバラにならなかったのがせめて良かった
三郷市にお世話になっていた人はスパリゾートハワイアンズに入った
商店街はほぼ無人
町全体で340人しかいない(十分の一以下)ので新聞も機械売り
工業団地12企業再開
除染費用広野町75億((みさと2億)(内1.2億国から出る))

Q&A

天理教 キリスト教 ヨークベニマルの支援で仮設住宅で七夕祭り出来た
今までは自分で作っていたので野菜を買うことに抵抗ある人多い
放射線量が下がっても30km圏内に住む事自体の問題がある
危ないという話は現場の作業員から出ている
現在田圃も畑も作付け禁止だが殆ど兼業農家なので農業完全復活は難しい
3.12 防災無線で西か東に遠くまで逃げてくれと放送あった
3.13 三郷市瑞沼総合体育館へ逃げた人たちもいる
3.14 最後の防災無線あり 石川町へ逃げよと放送あった


(ヨード剤出した町は三春町一つのみ。県からの指示はなかった。)
(大場先生:ヨード剤を配らなかったのは未必の故意に当たる)
(県は後であれは間違いだったので返せと言って来た。)
原発の安全性を求める会で毎月問うて来た
ヨード剤900人分あったが、どういう時に使うか分かっていなかった。
安全神話が末端の社員まで染み渡っていた。
ホールボディーカウンター9月から馬場医院に入る
4-5年で甲状腺癌増える
10年位でいろんな癌が発症すると言われている。
チェリノブイリでは規制されてない牛乳が沢山飲まれたと聞いている。
浪江町は4日間最も線量の多い所(津島)に逃げた。
中には妊婦もおりまことに残念で今後の被害が心配と浪江町の共産党の議員が語っていた。
SPEEDYが公開されなかったのが残念

感想

広野町はほぼ人の居ない町だった。
風向きに恵まれたとは言え原発のある町の隣町であり放射線量は高い

巨大な除染費用を使って戻っても元のような安心な生活の再建は出来ない。
そのお金を使って町外に住宅を建てた方が広野町の人のためになると思った。
三郷も広野も検診の必要性等子ども達を守る為の課題は同じだと思った。


NO NUKES 2012ustreamでYMOの部分以降見ました。
曲は夕べと同じようでしたが若干アレンジが違ってました。
小池晃さんもfacebookからustreamを見ているようでした。


ーーーー
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評論:http://twitter.com/kimihikoootsuru
文学:http://twitter.com/ootsuru

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コメント

nogaさん
コメント有難うございました。
「日本人の事」全文読ませて頂きました。
歌詠みとしては気になる表現もありましたが、、

「自己の意思の内容を明確に示すことができなければ、責任感も罪悪感も意識できません。意思を示せば当事者となる。示さなければ傍観者にとどまる。」

お互い当事者でありましょう。

所詮、この世は仮の世である。
私の考える真っ当な世の中は、もっと別のところにある。
私は、この世をもっと理想に近づけてから、そちらの国に旅立ちたいと願っている。
この世のことも夢のまた夢となる。草葉の陰に隠れてじっと日本を眺めていることもない。

http://www11.ocn.ne.jp/~noga1213/
http://3379tera.blog.ocn.ne.jp/blog/

nogaさん
再度コメント有難うございました。面白い指摘だとは思います。
しかし金が目的化していることや政治の腐敗を日本語の時制のせいにする訳には行きません。
意志のあるところに未来はあります。
今日の代々木公園の歴史的集会のように日本人は忘れていた意志を取り返しつつあると思います。

大津留公彦さん
コメントありがとうございました。
>日本語も時制があると思います。
>「明日は雨になるでしょう」
>「私は金曜日は首相官邸に行くでしょう」
>「消費税の増税法案は不信任案可決→解散で廃案になるでしょう」
>「総選挙後新しい政治がスタートするでしょう」
>全て未来時制の言葉です。
「、、、でしょう」は、断定の助動詞「です」に推定の助動詞「よう」が付いたものではありませんか。
ですから、時制とは関係ないものと考えられます。
「明日は雨になる」+「でしょう」=A+「でしょう」
「私は金曜日は首相官邸に行く」+「でしょう」=A+「でしょう」
「消費税の増税法案は不信任案可決→解散で廃案になる」+「でしょう」=A+「でしょう」
「総選挙後新しい政治がスタートする」+「でしょう」=A+「でしょう」
と置き換えると、Aの部分は現在時制により事態を表す文 (現実構文) に相当するものになります。
印欧語の場合は、前世・現世・来世の隔絶した三世界を表すことができます。
つまり、同じ事態を三世界 (三時制) の中で表現できます。ex. ‘I went.’, ‘I go.’, ‘I will go.’
日本語では、Aの部分は、三世界 (三時制) の中で表現できない。
時制がないということは、過去構文と未来構文が存在しないということになります。
つまり、過去と未来は非現実の事態であるが、日本語では非現実は文章にならず、考察の対象にはならない。
だから、日本語脳内では、過去は風化しやすく、未来は不透明で不安を伴うと言われている。
温故知新は難しい。学問は甚だ成り立ちにくい。


NOGAさん
再度コメントありがとうございました。

日本語も時制があると思います。

「明日は雨になるでしょう」
「私は金曜日は首相官邸に行くでしょう」
「消費税の増税法案は不信任案可決→解散で廃案になるでしょう」
「総選挙後新しい政治がスタートするでしょう」

全て未来時制の言葉です。


日本語を母国語とするわたしたちは日本語を使って徹底的な現実の解明をする中からしか未来への展望は生まれないと思います。


日本語には、時制がない。だから、日本語は、現実を表すための言語である。
日本語は、実況放送・現状報告のための言語であるといえる。

理想は、非現実の内容である。
現実を表す言語を使って非現実の内容を示すことは難しい。
現実構文の中の非現実の内容は、すなわち真っ赤なウソになる。
だから、日本人は、非現実を述べることもなければ、考えることもしない。
すなわち、無哲学・能天気の状態になっているのである。

日本語を使って非現実を伝えようとすると、悪意はなくとも、すくなくとも絵空事にはなる。これは、漫画の世界である。
理想にはならずして、空想になる。だから、日本人は、なかなか真面目な態度にはなれない。
理想は常に想定外になる。

金は手段か、目的か。
理想が目的にならないならば、金はその手段にはなりえない。
我が国においては、金は限りなく究極の目的に近い。
これは、人生の間違いである。政治の間違いにもなっている。

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NOGAさん
コメントありがとうございました。
私なりに最初の方を解釈して改作しました。

為政者は再稼働に踏み込んだ
それでも日本人は、原発の再稼働反対を選んだ。
一億総ざんげへの道。動き出したら止まらないか。
この道は、いつか来た道。ああ、そうだよ、民族の歴史は繰り返すか。

意思のあるところに方法はある。(Where there’s a will, there’s a way).
意思のないところに解決法はない。
意思は未来時制の内容であり、日本語には時制がないと言われる。
それで、日本人には意思がなく、解決法が見つけられないと言われる。
自然鎮火を待つのみか。

私は立つ
金曜には首相官邸前の数十万の善意と共にある。
坂本龍一は言った。
一つ二つ再稼働された位でなんだ。
闘いは今後長く続くんだ。
我々は知ってしまった。
為政者のありようを
3.11以降我々は後戻りでなくなった
脱原発へと向かう道を

できればあなたと一緒に歩きたい
紫陽花の花を持って


それでも日本人は、原発の再稼働を選んだ。
一億総ざんげへの道。動き出したら止まらない。
この道は、いつか来た道。ああ、そうだよ、民族の歴史は繰り返す。

意思のあるところに方法はある。(Where there’s a will, there’s a way).
意思のないところに解決法はない。
意思は未来時制の内容であり、日本語には時制がない。
それで、日本人には意思がなく、解決法が見つけられない。
自然鎮火を待つのみか。

耐え難きを耐え、忍び難きを忍んで、もって万世のために太平を開かんと欲す。
座して死を待つか、それとも腹切りするか。
私の父は、玉砕した。何のお役に立てたのかしら。
安らかに眠ってください。過ちは繰り返しますから、、、、

ああしてこうすりゃこうなると、わかっていながらこうなった、、、、、
12歳のメンタリィティには、知恵の深さが見られない。
わかっちゃいるけど やめられない。ア、ホレ、スイスイ、、、、

白く塗られた黒いオオカミの足を見破ることは難しい。
だます人は悪い人。だまされる人は善良な人。おとり捜査は難しい。
この調子では、人の命はいくつあっても足りるものではない。

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