Eテレ・ハートネットTV「シリーズ貧困拡大社会」相次ぐ若者の過労死を見ました。
Eテレ・ハートネットTV「シリーズ貧困拡大社会」相次ぐ若者の過労死を見ました。
湯浅誠さんの過労死させるような働かせ方は企業や国としてのコストが結局高くなるという視点での発言はいつもながら説得力ありました。
驚いたのは菊池桃子さんが戸板女子短大客員教授として登場し高校一年生の子どもの親という立場も含めて至極まともな発言をして居た事です。
再放送は10月29日(月曜)相次ぐ若者の過労死
明日10/23(火)20時は同じメンバーで若者を追い詰める“ブラック企業”
です。
是非御覧下さい。
以下内容です。
過労死で亡くした息子を語る西垣迪世さん
今、過酷な労働環境を強いられ、過労死する若者が相次いでいます。厚生労働省のまとめでは(2011年度)、仕事でうつ病などの精神疾患を発症し死亡した「過労自殺」に認定された人のうち、半数以上が20代30代の若者が占めるようになりました。 背景には、経済状況が厳しさを増す中、若者が十分な指導や援助のないまま、“即戦力”として過剰労働を強いられたり、“使い捨て”にされているという実態があります。 番組では、ある大手電機メーカー子会社のIT企業で6年前に過労死した20代の男性の家族とその同期を取材。長時間労働が常態化し、労務管理も整わないまま、心身ともに追い込まれていく経緯を克明に描くことで、若い世代を浸食する「労働の貧困」の実態に迫ります。 出演者 菊池 桃子さん(タレント・戸板女子短期大学客員教授/専門「キャリア教育」) 湯浅 誠さん(反貧困ネットワーク事務局長)
菊池桃子さんの収録の感想
Q. 番組で紹介した企業では、社員のひとりが過労自殺をし、 さらには同期の2人もうつになって、というように、 明らかに苛酷な労働条件のもとで仕事をさせられていましたが、 どのような感想を持ちましたか?私は母親として就職活動を控えている子どもがいます。
ですから、とても他人事とは思えず恐怖心でいっぱいになりました。
しかし、それと同時に怖がってばかりではいけないとも思ったんです。
こうやってメディアを通じて辛い現状を発信し、
大勢で考えていく機会をつくることで、
社会が良い方向に動いて行けば、とポジティブに願いたいと思います。
ーー
湯浅誠さんの収録の感想
Q.過労死がテーマでしたが、収録を終えていかがでしたか?
改めて感じたのは、社会保障の問題と労働市場の在り方との間には
相関関係があるんだということです。
なぜならば、労働市場が過酷だと社会保障で
受け止めなければならない人が増えるし、
反対に労働市場が健全に動いていれば負担は軽くなりますよね。
なので、働く現場がこの状態のまま続けば、
社会が背負わなければいけない「ツケ」がもっと大きくなる日が来るぞと
警鐘を鳴らしたいです。
また過酷な労働環境で仕事をさせるということは、
企業の長期的な利益を失うことにもつながっているんだと
理解してほしいと強く思います。
以下retweetです。
posted at 17:15:25
RT @tamymita: Eテレ・ハートネットTV「シリーズ貧困拡大社会」午後8時~8時29分 10/22(月)相次ぐ若者の過労死http://t.co/jldSMfKN 10/23(火)若者を追い詰める“ブラック企業”http://t.co/Tm0zUXUq 出演:菊池桃子、湯浅誠
posted at 21:34:42
RT @suburbia69: それにしても今日のハートネットTVで過労でうつになってオーバードーズして死んだ人やら生保になった人の話見てたら、怖くなる。何のために働いているのか。
posted at 22:48:29
RT @nhk_heart: 今、過酷な労働環境を強いられ、過労死する若者が相次いでいます。厚生労働省のまとめでは(2011年度)、仕事でうつ病などの精神疾患を発症し死亡した「過労自殺」に認定された人のうち、半数以上が20代30代の若者が占めるようになりました。 🌟夜8時『ハートネットTV』でお伝えします。
posted at 22:48:36
RT @nhk_heart: あすのEテレ「ハートネットTV」は、《シリーズ 貧困拡大社会 若者を追い詰める“ブラック企業”》。若者向けの「労働相談」を行っているNPO法人への相談には、今年の春に会社に就職した新入社員が退職勧奨を受けたり、正当な理由もないまま解雇されるという、《新卒切り》の相談が増えている…
posted at 22:48:46
RT @naagita: まさか菊池桃子の口から「ブラック企業」という言葉を聞くようになるとは……。ハートネットTVのコメント、湯浅氏に負けず立派だった。片山さつきが執拗に攻撃してる生活保護受給者の中には、劣悪な労働環境のもとでボロボロにされた人々も少なからずいる。まさに国会議員の不作為の犠牲者たちだ。
posted at 22:50:39
RT @yumebayasi: 考える機能がマヒするのだろうか。答えのないはずの生きる意味を常に探しているような、そんな現実逃避を自分を追いつめるまでしなければならない日常に陥った環境から自分を助けてあげられたら人間なんて強く生きて行けるんだから。ハートネットTV見で別な感情で泣けた。
posted at 22:51:03
RT @magazine_posse: 今日のハートネットTV、遺族や同僚の方たちの映像が非常に良かった。ただスタジオのコメントは、若者の主観に背景を求めがちで、対策についても、私たちも自分の問題として考えようとか、メンタルヘルス対策とか、企業の責任がほとんど指摘されていなくて物足りない。明日のブラック企業特集に期待。
posted at 22:51:16
RT @KenjiTajiri: 自殺者の多くは40代の男性とは、もう過去の話です ハートネットTV 過酷な労働環境を強いられ #自殺 に追い込まれる若者が急増 #精神疾患 を抱え自殺した #過労死 のうち20代・30代の割合が過半数に…若者の労働の #貧困 の知られざる実態に迫る NHK Eテレ 22日 20時
posted at 22:51:23
RT @sakuya7: 過労死した若者の上司「この仕事はうつになるものだ。システムエンジニアとは精神薬をのみながら仕事をするものだ」 IT業界での仕様変更&無理な納期→心身の過労→欝病→休業→復職→欝病悪化→会社は放置→過労死 ハートネットTV「シリーズ貧困拡大社会 相次ぐ若者の過労死」 #ETV
posted at 22:51:54
RT @nhk_heart: 【若者の過労死】Eテレ『ハートネットTV シリーズ・貧困拡大社会 相次ぐ若者の過労死』は夜8時から。出演者のメッセージをブログに掲載しました。菊池桃子さん、湯浅誠さん。皆さんは番組を見てどう思われますか?ご意見をお待ちしています。 http://t.co/RjBIiA7k
posted at 22:52:21
青い鳥さん
コメント有難うございます。
仰せの通りだと思います。
日曜日の反貧困集会でライブ配信を担当した「所得再分配」の分科会で聞きましたが昔松下幸之助は2億の所得に対して1.5億の税金を払ったという。
日本の最高税率は、かつて所得税と住民税の合算で93%だった。そこから段階的に下げられて、小渕政権の99年に合算で50%となっている。その後、政権に就いた小泉首相は、「格差がない社会の方がおかしい」「成功者をねたみ、能力のある者の足を引っ張る風潮は慎むべきだ」と格差拡大の旗を振った。米国かぶれの竹中平蔵氏を先頭に立てて、弱者切り捨てを強行している。これが大間違いだった。
国の財政は逼迫(ひつぱく)しているのだ。かつてのように富裕層に負担を求めるのは当たり前である。
オバマ米大統領は、大統領選の候補者討論会などで「高所得者にもう少し負担をしてもらわなければならない」と訴えている。対立候補のロムニー氏は一律減税を主張するが、大統領は富裕層への課税強化が持論。米国のメディアは「オバマ優勢」と伝えている。下馬評通りに再選となれば、金持ち優遇は見直される公算が大きい。
危機が強まっている欧州ではさらに顕著だ。イタリアは年収30万ユーロ(約3000万円)以上の富裕層に対する3%の特別課税を導入したし、フランスは年収100万ユーロ(約1億円)超の最高税率を75%にする課税強化案を打ち出した。ほかの国々でも、似たようなプランが検討されているそうだ。財政の危機を救うため、まずは富裕層に負担をしていただこうという発想である。
(日刊ゲンダイ2012年10月19日掲載)
http://woman.infoseek.co.jp/news/society/22gendainet000177200
投稿: 大津留公彦 | 2012年10月23日 (火) 12時25分
若者の過労死…、なんとも切なくなります。 小泉政権以来の新自由主義(小さな政府)礼賛政策の犠牲に未来ある若者がなることの異常な現状に異を唱えない殺伐とした日本社会…。 行き過ぎた規制緩和は、人間の命の尊厳や労働者の人権なぞ、歯牙にもかけない強欲大資本家を野放図にするのみです。 フランスのオランド大統領は、格差是正を政策の中心に据え富裕増税や金融取引税などの真っ当な政策を断行しています。 日本社会を崩壊させないためには、財界の幇間・太鼓持ちである民・自・公やハシゲ率いる維新の怪を国会に送る愚行をしないことしかないことに、わたしたち主権者は一刻も早く気づかないといけないと真剣に思います。新自由主義信望政治屋が国会にいなくなれば、若者の過労死、過労自殺は激減し、わたしたち庶民の暮らしが楽になります。 デンマークなど北欧諸国は、医療費や教育費が無料です。日本もそれに倣い、再分配機能を強化すべきでしょう。
投稿: 青い鳥 | 2012年10月23日 (火) 01時58分