悪徳企業の為の政治か人に優しい政治か?
朝日の発行するblogger today にこういう記事がある。
石原前都知事と橋下大阪市長のカルト企業・軍事優先の野合vs宮部みゆき著『火車』の宇都宮けんじさん
猪瀬氏を後継指名した石原氏と維新で一緒になった商工ローンの顧問弁護士だった橋下大阪市長とサラ金闇金と命がけで闘った宇都宮けんじさんの対照が明確となったきじです。
悪徳企業の為の政治か人に優しい政治か?
東京都知事選挙はそれがかかっています。
すでに、このすくらむブログの「石原慎太郎前都知事と橋下徹大阪市長の対極にある「人にやさしい東京をつくる会」の宇都宮けんじさん」というエントリー で指摘したように、石原慎太郎前都知事と橋下徹大阪市長は「カルト宗教と軍隊が一緒になったような組織」と共存共栄の政治家です。
ウィキペディアによると、橋下徹大阪市長は6年間、「極めて問題のある企業」であった消費者金融大手「アイフル」の子会社である商工ローン企業「シティズ」の顧問弁護士をつとめ、まさに「カルト宗教と軍隊が一緒になったような」サラ金会社の御用弁護士として「カルト企業」を実際に支えていたわけです。
さらにその「カルト企業」の支え手として磨いた思い通りに相手を操るノウハウ=詭弁術を本にまでしていて(秋原葉月さんのブログ「詭弁術講座」参照 )そしてその詭弁術をいかしてテレビのバラエティー番組でタレントとして人気を得るに至ったわけです。
橋下徹大阪市長の「カルト企業」の支え手としての弁護士時代とともに、「軍隊」の問題にも着目すると、「徴兵制の復活を公言する11人」というまとめサイト によると、橋下徹大阪市長は「勝つ為には傭兵制なんだけども、責任を根付かせる為には絶対僕は徴兵制は必要」と語り、石原慎太郎前都知事は「日本は核を持て、徴兵制やれば良い」と「核武装」まで公言しているわけです。この石原前都知事の「核武装」という持論に呼応するかのように、橋下徹大阪市長は被爆地の広島で11月10日、核兵器廃絶は無理と述べ、非核三原則見直しの必要性にまで言及しています。
以上、見てきたように、今回の都知事選と衆議院選挙では、「カルト企業と軍隊」を礼賛する路線にある政党や政治家を躍進させ、一層の「弱肉強食社会」と「核武装」「徴兵制」「軍事国家」への道を進んで行くのか、それとも、「人にやさしい政治」「人にやさしい社会」をつくっていく道に転換していくのかどうかが問われていると思うのです。
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