TPP と衣・食・農の構造的暴力か ら身を守ろう
「6/29(土) 環境問題を一緒に考えるお茶会 「プロジェクト99% 安田美絵さんによる講演会」 日時:6月29日14〜16時 場所:成城ホール集会室C 参加費:1000円 主催:地球を清める会 ★ in 予定鳩: http://bit.ly/11GCo27
に参加しました。
以下お話とテキストからの要約です。
講演テーマ「TPP と衣・食・農の構造的暴力か ら身を守ろう」
遺伝子組み換え表示
遺伝子組み換え作物の用途は第一が家畜飼料次が油。
肉・油は「遺伝子組み換え」の表示義務がない。
消費者は表示によって守られている。
アメリカは遺伝子組み換えを非関税障壁としている。
(6/16産経新聞にはアメリカが妥協するとの報道もあるが捏造である可能性あり)
遺伝子組み換えは危険
アメリカでは政府と企業の人事交流が日本以上。
ラムズフェルド氏は元モンサント社の子会社の代表 モンサント社は米やカナダで数百件もの農家を特許権の侵害で訴え、沢山の農家が破産。
破産したくない 農家はモンサント社と契約を結ぶ。
生物多様性の喪失、環境汚染、在来種がなくなる。
遺伝子組み換え米も海外では始まっている。
一度入ると一気に花粉は広がる。
食料主権がなくなる。
モンサント社は世界の果てまで支配しようとしている。
主食の確保
TPPに参加すると少なくとも食料自給率39%→27% となる。
食料自給率を上げたければ、本当は日本の伝統的な食生活に戻るのが一番。
参考
「食料自給できない国を想像できるか?それは国際的圧力と危険にさらされている国だ。」(ブッシュ大統領 2006年)
「食料自給率が100%に満たない国をを独立国とは呼ばない。」(フランス、ドゴール大統領1963年)
給食
学校給食にアメリカが小麦を支給したのはセールスプロモーション。
結果現在小麦の6割をアメリカに頼って生殺与奪権を握られている。
パン好きの人も多いですが私としては平日のパン食をやめることを提案します。
公共事業の国際入札基準額下がると学校給食もアメリカ式の給食になる?
医療
薬の特許の延長→薬価の高騰→健康保険の適用範囲の縮小→アメリカの保険会社の進出
株式会社が病院経営に参入
検査や手術にも特許
アンジェリーナ・ジェリーのニュースは企業が仕組んでいると思う。
これでミリアド者の株は急騰した。
主権
ISD条項
カナダ除草剤裁判の例などあり
TPP参加で国家主権が崩壊する。政府より企業が支配する社会になる。
グローバリゼーション
巨大企業が国籍を超えて活動し、ときに国家を超えた強大な権力を持って人々を搾取する状態。
全ての国際協定に警戒が必要でTPP以外も警戒が必要。
(日中韓FTA、RCEP、日欧FTA、FTAAP)
TPPに反対する個人でなく政党に投票して欲しい。
(個人だと党議拘束かかって賛成になってしまうので)
参考までにプロジェクト99%の政党通信簿(TPP、原発、消費税増税、憲法改悪)の
満点は以下5党
共産党、生活の党、みどりの風、社民党、みどりの党
ーーー
質疑応答で循環農法を訴える大分の赤峰勝人さんと考えが似ているように思うけどという質問に安田さんも赤峰さんのクラスに通った事があり、この方向にしか日本の農業の生き残る道はないと明言されました。
弊赤峰勝人さん参考記事
安田美絵さんの自分の病弱だった身体が普通になった経験談から始まる話は説得力があった。
毎月第一火曜日の首相官邸前のサルでもわかるTPPを講義してくれるサルくんとしての安田さんしか知らない私には今日の話は得るものが多かった。
三郷から成城まで足を伸ばして良かった。
お誘い頂いた飯村さんにも感謝します。
安田さん!
三郷でもお願いします!
続いて子宮頸がんワクチン関係を別記事で書きます。
以上
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