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2013年7月 1日 (月)

東京都議会議員選挙――結果分析

「平和への結集をめざす市民の風」が都議選の鋭い分析をしています。
定数別の意味合いの違いなどを指摘しています。
2013東京都議会議員選挙――結果分析

目次】
(1) 自民・共産躍進の中身――維新を経由して民主の票が自民へ回帰し、民主・旧未来(生活・みどりの風)・社民の票が一部共産へ?
(2) 共産党は2人区で1議席を獲得し、1人区でも2012衆院選1人区(東京)より得票率を伸ばす
(3) 得票率で見ると、共産党は定数の多い選挙区で民主党に勝ったが、定数の少ない選挙区で負けた――共産党に対する死票心理の表れか
(4) 中選挙区制(大選挙区制)は民意よりも候補者調整ないし票割りの巧拙を測定する

共産党の躍進についてはこう書いています。
(社民や生活も候補を立てる参議院戦は都議選のようには行かない可能性があるとも指摘しています)

2人区の文京区で共産党が1議席を獲得したことは注目に値します。今回、共産党最大の得票率15.41%はこの2人区で達成したものです(表4)。

1人区でも共産党は2012衆院選1人区(東京)の9.13%から2013都議選1人区(7選挙区)の13.82%へと5ポイント近く得票率を伸ばしました(表3)。1人区を個別に見ると、民主党候補の有無に関係なく、共産党の得票率は島部の7.83%を除いて、すべて11%を超えています。

共産党の得票率は1人区、2人区以外でも、全選挙区で2012衆院選比例区(東京)の得票率7.41%を上回っています(表3、表4)。

さらにこういう分析もしています。

得票率で見ると、共産党は定数の多い選挙区で民主党に勝ったが、定数の少ない選挙区で負けた――共産党に対する死票心理の表れか

表4に2013年都議選の定数別の選挙結果を示しています。

全選挙区計の得票率で比較すると民主党が共産党を上回っていますが、定数別に見ると少ない定数の選挙区と多い定数の選挙区で関係が違ってきます。

1人区と2人区という定数の少ない選挙区では、どちらも得票率で民主党が共産党に勝っています。

3人区と8人区では得票率で民主党が共産党を若干上回っています。ところが、4人区、5人区、6人区では共産党の候補者数が民主党より少ないにもかかわらず、得票率では共産党が民主党を上回っています。

得票率を1~2人区、3~8人区でまとめると、次のようになります。

1~2人区の得票率 3~8人区の得票率
共産党 15.13 12.97
民主党 23.01 12.00
この結果は非常に興味深い。潜在的な支持の点で共産党は民主党を上回るものの、定数の少ない選挙区では共産党に対する票が死票になるとの恐れから、依然として民主党に集中しているのかもしれない。

詳しくは原文を御読み下さい。

2013東京都議会議員選挙――結果分析

ついでにこういう情報もありましたのでリンクのみ紹介します。

【最新世論調査】共産党が参議院選挙も「大躍進」の仰天情勢・・・選挙区でも最低3議席以上確保へ

以上
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