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2013年11月15日 (金)

私募債やめよ

私は東電の福島の収束の費用は東電ファミリーが持つべきだと思う。
特に利益をあげてきた原発メーカーと銀行のは応分の負担をすべきだと思う。

膨大な利益をあげて来たメーカーには納入した製造物責任があるので廃炉まで自己負担又は実費で責任を持つべきだと思う。
原発を推進し同じく膨大な利益をあげてきた銀行は一部借金棒引きに応じるべきだろう。

そういう中で東電に融資している銀行団は4兆円近い融資の約二割弱の七千二百億円強を回収リスクのない私募債にした事が今日の東京新聞が報じている。

みんなの党の松田公太氏によると「東電は法的整理にするべきだ!」と主張をすると、安倍政権の閣僚たちは決まって「そんな事をしたら、東電が発行している一般担保付社債(=会社の資産を担保にした借入)の債権者が優先的にお金を回収することになっているので、被害者に賠償金を出したり、取引先企業に支払いをしたりができなくなってしまう」と反論するそうです。

東電は借金棒引きの世論が高まるのを予め察知し担保付きの社債に変えているのは間違いないでしょう。
そして国に法的整理は無理と言わせたいのでしょう。

福島の収束が優先だと東電も言ってきたはずなのに、原子力規制委員会が東京電力柏崎刈羽原発の再稼働審査入りを決めた背景にはこの銀行の圧力がある事でしょう。

一日も早く国は東電の法的整理を決断すべきである。
そして、東電を事故の収束や廃炉に当たる原発会社と事業収益で負債を返済して行く事業会社に分社化させるべきである。

入りを決めたのは到底理解することができない。フクシマの収束を最優先させるのではなかったのか。圧力に屈したとみられても仕方ない。

 東電に原発やらせた銀行は
責任を取れ
私募債やめよ

【以下参考記事です】

■ 電気代一時不払いプロジェクト
2013-11-15
東電柏崎の審査 福島が最優先のはずだ
http://d.hatena.ne.jp/toudenfubarai/20131115/1384496118
■東電と銀行の裏取引について
   http://blogos.com/article/73661/
        松田公太 2013年11月14日
■松田公太さん「東電は銀行と裏取引した!」←は?
やまもといちろう
http://blogos.com/blogger/kirik/article/


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