宇都宮けんじさんの都知事選出馬を各紙は如何に報じたか
私も参加した昨日の宇都宮けんじさんの都知事選出馬記者会見の様子を各紙は如何に報じたかを見mした。
客観記事が多いですが各紙とも批判的なコメントはありませんでした。
日刊スポーツは以下のように記者会見の内容を比較的忠実に書いています。
前回との大きな違いは、政権が変わったことだ。安倍首相は、特定秘密保護法案の強行採決や、今月26日の靖国神社参拝などで、世論の反発を招いている。宇都宮氏は、安倍政権と対立する姿勢を示した。 宇都宮氏が出馬「安倍政権の暴走止める」 「東京から国政を変えて、安倍政権の暴走を止める。安倍首相に反発する市民の運動が広がっている。そのような団体と連携して、運動を広げていきたい」。昨年の都議選で批判的だった東京五輪については「予算をかけず、シンプルに」と主張。「安倍政権のままでは、軍事衝突があるかも。平和と友好の祭典だが、東京で開けないかも」と警告した。以下他の新聞です。 赤旗以外は客観記事のみです。 赤旗 東京新聞 朝日新聞 読売新聞 毎日新聞 日経新聞 産經新聞
むしろ注目すべきはBLOGOSの論評です。
宇都宮さん出馬の意味をまじめにとらえています。
BLOGSは志村建世さんの記事で「安倍政権と対決する政策を早期に明らかにするためとしている。これは賢明な判断だと思った。」と好意的に書いた。
そして更にこう書いています。
安倍政権維持派が割れる可能性も鋭く指摘しています。
言うまでもなく安倍政権の危険な政策を批判する人たちは、阻止する有効な方法がないのに悩んでいる。民意をぶつけたくても、それを表現する場面が限られていた。その人たちの数は多い。もし宇都宮氏が「安倍政権の政策にブレーキをかけたい国民すべて」を代表する統一候補者になるなら、これは面白い勝負になる。支持政党との関係などはこれからの課題だろうが、なるべく党派性に拘束されない立場にいるのが望ましい。そして競合する候補は出てこないのがよい。一方、「安倍政権護持派」の候補者は、現状肯定にオリンピックの推進が加わるから、誰でも立つことができる。われもわれもと自信家が乱立して食い合うようなことにならないだろうか。そこで民主主義護持と脱原発を高くかかげる宇都宮氏の政策が際立つことになる。
今回ばかりは「先行圧勝」または「先行逃げ切り」のチャンスがあるのではないか。東京都民は、日本の歴史的に重要な投票権を行使する機会を与えられた。とくに公明党の支持者を含めて、賢明な投票をしてほしいと思う。
BLOGOSには板垣英憲さんのこういう記事もある
宇都宮健児弁護士が東京都知事選に出馬、当選すれば美濃部都政以来、約35年ぶりに「革新都政」が実現する
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元京都市民さん
コメント有り難うございます。
革新都政をつくる会は既に宇都宮氏応援を決めています。
我々は市民運動の立場で宇都宮さんの出馬要請を行って来たので出馬の決意をして頂いて嬉しいです。出馬表明は選挙体制を組むぎりぎりのタイミングだったでしょう。
正月明けになればわずか実質2週間の闘いですから当面8日のキックオフ集会を成功させることで流れを作ことが必要です。
安倍維持派は分裂の可能性も含みつつ最後まで候補は決まらないでしょう。
民主党は宇都宮さん支持を最後まで追求しますが自主投票の可能性が高いでしょう。
勝てる選挙だと思います。
日本の政治の流れはあの選挙で変わったと言われるような選挙をしたいものです。
前回の選挙での弱点は克服すべきです。
闘いを止めることなく盛り上げながら、、
投稿: 大津留公彦 | 2013年12月30日 (月) 20時00分
宇都宮弁護士、都知事選出馬宣言の報道ですが赤旗も好意的には報じていますが、
支持とか推薦とかの態度は明確にしていないですね。
そういう点では他紙と同じく友好的ではあるけれど客観的報道ではないでしょうか。
ご存知だと思いますが、前回一緒に戦った方から「強烈な批判」をされてますね。
その問題を棚上げにして一方的に「ヨイショ」するのは如何なものでしょう?その場に居た訳ではないので、アレコレいえませんが・・・
言うまでもなく重要な選挙ですので、後に禍根を残すような選択をして欲しくないと願っています。
投稿: 元京都市民 | 2013年12月30日 (月) 18時08分