ノーサイドホイッスル鳴るまで
細川支持か宇都宮支持か私の友人もたくさん悩んで居ます。
脱原発運動の修復が元のように出来るのか心配しています。
私たち「私が東京をかえる」は昨年の12月19日の役員会で宇都宮さんの支持を決定し出馬の要請を行いました。
そのお友達に問題がありますが体の一部が入っているような友人に打撃的な批判をする事はしません。
批判は事実ベースで行います。
敵は舛添候補です。
友人二人のメールを紹介します。
悩んでいる友人Aさんとのやり取りの中の大事だと思う文章です。
脱原発については一人日本だけでできることとは思いません。スーツデモで原発輸出反対のプラカードを自作で掲げてまいりましたが、トルコへの原発輸出も、よくよく新聞など拝見すれば、いったんは中国に決まりかけたものを再度ひっくり返しただけのこと。日本のメーカーや商社が動かなければ、そのまま中国製の原発になっていたわけです。韓国政府は1月14日の閣議で、電力供給に占める原子力発電の比率を2035年までにいまの26%から29%に高める長期エネルギー基本計画を決定しました。
民主党、野田政権の原発ゼロ閣議決定が、アメリカの意向でなされなかったこともご存知の通りです。
脱原発は一人日本だけでなされるものではなく世界的に議論され、その要否が判断されて欲しい問題だと思っています。
安全保障の問題しかり、TPPの問題しかりです。
日本のみが平和であれば良い、日本だけが良い制度であれば、安全な食べ物であれば良いわけではありません。
話を広げ過ぎて自分で収集がつかなくなっていますが、世界中で死者を出さないで、公正な選挙がなされ、政策が決定されて欲しいと思っています。
LOVE
悩んでいる友人Bさんの文章です。
こういうスタンスも大事だと思いましたので紹介します。
私の都知事選に関わるスタンス表明。 今回の都知事選にどういうスタンスで関わるか。決めました。 市民活動をになう人たちの中で選挙運動期間中に生じている、宇都宮派と細川派の齟齬、対立、分断というものに、選挙後、取り繕いと修復の役割をかって出ようと思います。 そのために、まずは、投票結果判明直後、ノーサイドホイッスラーとなることを宣言したいと思います。というのは、比喩のジョークまじりですが、しかし、選挙後、何らかのノーサイドイベントは絶対に必要だと思います。 今回の都知事選の前後で市民活動の現場の連続性が保たれていることを、宇都宮派応援団、細川派応援団、双方が同じ場所で確認することが決定的に重要でしょう。これは誰が当選しようと、必ず必要なことだと思います。さて、次に、当都知事選に対する私が所属する緑の党の党として対応についての私の見解です。宇都宮さん推薦の決定が、宇都宮さんの出馬表明直後から今に引き継がれていることは、やむを得ない決定として消極的ですが賛同します。
宇都宮さんが、他に先駆けて出馬を表明した昨年暮れの決意表明、緑の党関係者の多くは、歓迎をもって受け留める向きも少なくはなく、それが、党としての宇都宮さん推薦につながったのだと思います。
しかし選挙は勝たねばならないものだと思います。そのためには、並み優れた政局眼と政略が要求されると思います。今回それを発揮し熟議が求められたのは、宇都宮さんが、早期に出馬表明したその時だった。その時に、昨年の前例を踏襲しようとする以上に、やはり勝利のための熟議がもっと求められたのでしょう。今後の糧にできるようにしたいと考えます。
一本化が不調に終わった今となっては、今更、元々推薦していた元の決定を反故にすることなど、それこそ信義にもとることなので、それを引き継ぎ宇都宮さんを推薦することを続けることはやむを得ないことだと思います。最後に私自身の投票行動についてのスタンスですが、今までの経緯があり、今取り組んでいる竹富町署名活動にも、宇都宮さん、海渡さん双方に呼びかけ人として加わっていただくことを快諾いただいていることもあり、個人的には宇都宮さん支援を継続します。
それだったら、前例踏襲と変わらないと言う声が聞こえてきそうですが、それは最初にもノーサイドホイッスラーの役をかって出たいといったことにあらわれますが、京都精華大学在学中からずっとかん環境市民活動に携わって来た私として、これからも、これまでも、市民活動の発展に力を注ぎたいと言う決意表明とスタンス宣言として、宇都宮さん支援を表明したいと思います。
また、前に一本化を求める投稿を書いた中でも触れていることですが、選挙の争点として、宇都宮さんは脱原発だけでなく、集団的自衛権行使容認の時流に抗って、オリンピックを平和と交流の祭典とするとの訴えに付随する政策は、沖縄にルーツを持つ私として歓迎すべき政策であるので、その点でも信頼できる候補として宇都宮さんを支持を表明します。
宇都宮さんにも細川さんにもこういう悩みを持った人が選挙に関わっている。
ノーサイドホイッスラーは必要でしょう。
闘いの火ぶたは切って落とされり
堂々と闘おう
ノーサイドホイッスル鳴るまで
公彦
以上です。
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junskyさん
コメント有り難うございました。
宇都宮さんの当選のために共に頑張りましょう。
投稿: 大津留公彦 | 2014年1月27日 (月) 12時15分
『市民活動をになう人たちの中で選挙運動期間中に生じている、宇都宮派と細川派の齟齬、対立、分断というもの』を持ち込んだのが『後出しジャンケン』の細川護煕であることを明確にせずに、双方うまくやりましょうでは、戦犯を不問に付すようなもの。
「宇都宮さんを都知事にする」と云う意志が欠落して、闘いのさ中に『敗戦処理』を考えているように見える。
マスコミの世論調査ならぬ世論操作に惑わされず最後まで頑張らねば!
大体、回収率60%しかない『世論操作』で、その上、母集団の数は圧倒的に少ない2千前後の上に、その内4割が未定と云う話なので、支持候補の傾向(どちらかというと、も含め)を示した有権者は僅かに千人程度に過ぎない。
これで、1千万有権者の投票動向を操作誘導しようとしている。
『世論調査』なるものが、極めて恣意的に行われていることは、多くのメディア関係者が証言している処。電話でのヒアリング事態が誘導尋問のようなもの。
「世論操作」に騙されるな!
投稿: JUNSKY | 2014年1月27日 (月) 11時42分