2014年新日本歌人協会全国幹事会の一日目に参加しました
南青山会館で行われた2014年新日本歌人協会全国幹事会の一日目に参加しました。
その清水事務局長の報告から
啄木が「食らうべき詩」で言ったように地についた作品創造を目指そう。
永田和宏氏は「戦争する国許さない」シリーズの赤旗のインタビューで短歌は誰でも意思表示出来る表現手段でみんなが右を向いている時、自分の感性を総動員して左を見る事が必要と言っている。
京阪短歌会が中心に松川歌集復刻版が出されたが今日の運動との関係で大変参考になる。
千名の新日本歌人協会会員購読者の維持拡大が課題。ホームページをリニューしたがまだアクセスが少ないので各種課題がある。拡大月間を昨年末行った結果成果があった。常任幹事会の体制の確立も必要。
この夏に51回目の総会予定。渡辺順三生誕120年祈念行事も行う。平和万葉集は第三巻から16年発行期間が空いたが第四巻の発行必要と思う。
規約改定 2点 前文の整理と幹事会ではなく総会で役員を選出することにする。
当面の予定 4・27に啄木祭 啄木学会副会長池田功さんの講演あり 4・19には静岡で啄木祭あり森山晴美さんの講演あり。(報告終わり)
以下発言から
松川歌集復刻版500部発行
被告20人中8人が歌を出している。獄中詠は胸が締めつけられる。現在の情勢との関係で重要 袴田事件で再審を勝ち取った歴史的時期 新日本歌人協会員でご存命なのは田中礼さんと井口牧羊さんのみ。
朝日新聞の声欄に門田照子さんの「政治を語ろうご飯のように」が掲載された由。自作の手作りビラを街頭でまく果敢な行動に「短歌は行動である。」と学んだと。
新聞歌壇に秘密保護法に関する歌多い。永田和宏、阿木津英、久々湊英子さん 赤旗に登場している。黙っていられない状況だからだろう。歌人九条の会の果たしている役割が大きい。総合誌にはこの種の歌が非常に少ない。結社誌には出ていると思う。
拡大月間の目的意識性がもっと必要では 近々支部のホームページ作る。
松川歌集 菅野菅子名誉回復を考える会で買った人から手紙を貰った。
田中収さん 1.8に入院したが1.9に亡くなった。一昨年の二月に愛知で啄木祭をやった。
田中収さんの「春夜の門灯」出版 10・25に出版記念会行った。
偲ぶ会を行うべしという遺書があったので今後取り組む。
三月号の「民報の選歌」が絶詠となったが自分が「民報の選歌」を受け継いだ。
常任幹事会員が昔21人いたのが今は13人になっている。1千人を維持する体制が必要。歌壇に発信できる体制が必要 関東近県から常任幹事を出して欲しい。永田和宏さんが代表の「塔」という結社に鋭い発言する人が多く注目している。
今日の討論終わり
明日は仕事で参加出来ませんが実りある議論を期待します。
その後歌会があり夜は懇親会があり司会を担当しました。
以下私の発言の骨子です。
全国幹事会ご参加の皆さんへの三つのお願い
1.ネット委員会からのお願い
若い人を獲得する為に又作歌意欲を湧かす為に是非
Facebook.Twitterなどのソーシャルメディアに取り組んで下さい。Facebookは交流に向いていますしTwitterは行事案内などに向いています。分からない事聞いて頂ければ何でもお答えします。(出来ればFacebook.Twitterで聞いて頂ければ有難いです。)
又支部のホームページ又はブログを作成下さい。既にある所は更新して下さい。協会のホームページにリンクを張ります。
メーリングリストutabitoに参加を!アンケートをお願いしてますのでご協力下さい。
アンケートの参加希望欄に丸をしてメールアドレスを書いて下さい。
近々Yahooからfreemlに変更しますので今はじめると新しい出発から始められます。
いろいろと意見や情報の交換が成されています。
2.文団連の幹事からのお願い
地域の文団連に参加を!
行事には声かけをして交流を!
特に文学4団体(短歌俳句詩小説)での統一行事を!
(昨年東京で特定秘密保護法反対の集会やりその後も交流しています。)
3.行事予定はなるべく土日に組んで下さい。
取りにくいのは前広に予約する事でカバーを!
お金がかかるのは世代的継承の為に協力を!
いろいろとお願いしましたが宜しくお願いします。
以上です。
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俳句は新俳句人連盟
短歌は新日本歌人
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宇都宮健児・井戸川克隆 未来を語る
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