三十五の桜の句
この間に作った桜の俳句です。
今年は桜を堪能しました。
無名なる戦没者墓苑に花は咲く
卒業の君の四角帽に花
ここ迄も人を慰む花やある
鷺草や千鳥ヶ淵に負けず咲く
筏壊す者あり堀の中
子を想う憶良の歌や花疲れ http://t.co/1jRwNXh8yw
桜散る戦没者墓苑に手を合わす http://t.co/R68U4OulVv
戦没者墓苑に親し春の海
尺八の春の海あり戦没者墓苑に
花筏壊すは大き鯉のひれ
水みどり花桃色に空青し
千鳥ヶ淵李白の花の詩の如く
ボート漕ぐカップルに注ぐ花ふぶき
陽の強き清明の一期一会かな
九段下の桜詣での人として
桜散りソーラーパネルはピンク色
鶯の鳴きて啄ばむ堀の上
桜惜しむ人の多くは二人
満喫す桜散りゆく千鳥ヶ淵
我とある桜花まだながらえて
夕されば色の混ざりて堀の上
顔桜惜しむ心集める千鳥ヶ淵
顔緩め心を開く桜花
散る桜千鳥ヶ淵に吸われけり
五平餅友と桜と赤ら顔
赤坂の桜とビルと親しみぬ
花零れ赤坂サカスHello there
目黒川の桜とありしフレッシュマン
目黒川昨日満開今日は散る
散る桜あの子の匂いと短冊に
桜散りコロナビールのC隠す
散る桜惜しみて巡る二人かな
雨降るな穏やかであれ桜東風
八パーセントになりて満開の桜かな
桃の花雲ひとつ無き青空に
i以下土曜日の千鳥が淵の写真付きバージョンです。
おは!“@twryossy: 【今日の季語1559】清明(せいめい):二十四節気の一つで《清浄明潔》の意。「春分」から十五日が過ぎ暑からず寒からずの良い時候を迎える。暦の上ではこの日から晩春に入る。◆清明の風を象る川柳(中島吉子) #jhaiku #kigo”
posted at 14:34:32
以上です。
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