おは!Twitter俳句(海市)
娘の家族の引越しの関係でこの所孫と会う機会が多い。
二人いる孫の内年長の五歳のたっちゃんは今日まで三泊我が家に泊まっている。
爺ちゃん婆ちゃんには怒られることも無く自由を謳歌している。
昨日の花見にも一緒に行った。
但し殆どは公園で始めて会った友達とずっと遊んでいた。
八重桜の下で花見をしながら見ていたがたっちゃんもこちらの存在を確認しながら遊んでいた。
夜は絵本を読んでやりながら寝かす。
私の方が先に眠くなってしまうのだが、、
とにかく孫という存在はいいものだ。
この一週間の俳句です。
私の俳句: @twryossy
私のコメント: ★
twryossyさんのツイート:おは! RT @twryossy
2014年04月14日(月)
@twryossy 霞たればイラクの海市思い出づ 公彦
★イラクの蜃気楼はダイナミックだった。湖に見える蜃気楼を追って多くの旅人が命を落としたという。
又、砂漠に落ちる夕陽の大きさは尋常ではない。どうしてあんなに夕陽が大きかったのかは分からないが遮る物が無くよく見えるという事もあるだろう。
おは!“@twryossy: 【今日の季語1568】海市(かいし):「蜃気楼」の傍題の一つで「喜見城」「かいやぐら」などとも。晩春の頃に空気の温度差が光の屈折を生んで空中に物の姿が浮かび出る現象。
◆海市いま倒れし景を起こしたる(中原道夫)
2014年04月13日(日)
@twryossy 抱卵期猫も犬も動くなり 公彦
★我が家の犬と猫は殆ど家飼いになっているので外には出ないが最近どちらも外に出たがっている。出してあげたいのだが、、、
おは!“@twryossy: 【今日の季語1567】抱卵期(ほうらんき):「小鳥の卵」「雀の卵」などの傍題でも。この時季に繁殖期を迎える野鳥は巣作りに励んだ後に卵を抱いて雛を孵す準備を始める。
◆かなしみは背後より来る抱卵期(佐藤鬼房)
2014年04月12日(土)
@twryossy 春の汗孫らと浦安の公園に 公彦
★娘の家族が浦安から引っ越すので孫の友達とも遊ぶのは最後になった。
汗をかく程の陽気になった日に。
おは!“@twryossy: 【今日の季語1566】春の汗(はるのあせ):「春暑し」の傍題。「汗」単独では三夏の季語であるが、この時季には初夏を思わせる陽気になることがあるので「春」を冠して用いる。
◆春の汗して男神ある峠越(森 澄雄)
2014年04月11日(金)
@twryossy 花苺赤き白きの入り混じる 公彦
★「花苺」を「苺の花」という季語にしてしまうのは日本人独特の感性かもしれない。
おは!“@twryossy: 【今日の季語1565】花苺(はないちご):「苺の花」の傍題の一つ。ハウス栽培が普及して季節感が薄れたが、露地物の苺は晩春に白い花を咲かせた後初夏の時季に果実を結ぶ。
◆満月のゆたかに近し花いちご(飯田龍太)
2014年04月10日(木)
@twryossy 花過ぎの前線というはなかりしか 公彦
★桜前線というものがあるなら桜散り前線というものがあってもいいのではと思った次第です。
おは! RT @twryossy: 【今日の季語1564】花過(はなす)ぎ:「花時」の傍題の一つ。桜の花が見頃を過ぎて散り始めた時分をいう。枝に残る花と樹下に散り敷いた花が花盛りとは異なる景観をもたらす。
◆花過ぎの心しばらく白きかな(近藤喜子)
2014年04月09日(水)
晴れ渡る空に吸われし紫木蓮 公彦 https://pic.twitter.com/826tTCNUfI
@twryossy 全山を覆い尽くすや山桜 公彦
★小さい頃行橋の親戚の家に行った時に見た桜のピンク色に山全体が覆い尽くされた景色を忘れられない。正確な時も所も覚えていないし連れて行ってくれた父はもうこの世に居ないが。
おは!“@twryossy: 【今日の季語1563】山桜(やまざくら):「犬桜」「吉野桜」の別名も。本来は特定の品種の呼称にあたるが詩歌の世界では「里桜」に対して山などに自生する桜を指すことが多い。
◆みよし野のちか道寒し山桜(蕪村)
@twryossy 忘れ霜時の流れは跛行線 公彦
★物事の流れは一直線には進まない。そう思うと苛立ちが出る。
おは!“@twryossy: 【今日の季語1562】忘れ霜(わすれじも):「別れ霜」「名残の霜」などとも。晩春の時季に降る霜。寒さを忘れた頃に降るところからこの名があり農作物に思わぬ被害を与える。
◆美しき老いとはあるや忘れ霜(能村登四郎)
以上です。
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