朝ドラ「花子とアン」東洋英和女学校の令嬢の「葉山麗子」が『柳原白蓮』か?
仕事が変わったので朝は連ドラを観れなくなったが昼休みに観ている。
「花子とアン」もほぼ完璧に観ている。
赤毛のアンの翻訳者村岡花子の母校である華族の庶子のためのお嬢様学校であった東洋英和学校は麻布中学校・高等学校の前身校である。
wikipediaにはこうある
村岡 花子(むらおか はなこ、1893年(明治26年)6月21日 - 1968年(昭和43年)10月25日)は日本の翻訳家・児童文学者。
児童文学の翻訳で知られ、モンゴメリの著作の多くと、エレナ・ポーター、オルコットなどの翻訳を手がけた。
山梨県甲府市の安中逸平・てつ夫妻の長女として生まれる。
本名は安中 はな(あんなか はな)。常識にとらわれず商売そっちのけで理想を追い求める逸平は、妻の実家や親戚と揉め事が絶えず、はなが5歳の時にしがらみを断って一家で上京し、南品川で葉茶屋を営むようになる。
城南尋常小学校に通うはなは、心象風景を短歌で表現し句作をして詠んでは楽しむ幼少期を過ごした。その頃、社会主義活動に加わった逸平は特に教育の機会均等を訴え、娘の才能を伸ばすべく奔走し、1903年(明治36年)、学校創設者との信仰上の繋がりから、10歳のはなを東洋英和女学校に給費生としての編入学を実現させる。
一方、家族の生活は困窮しており、8人きょうだいのうち高い教育を受けたのは長女のはなのみで、他の弟妹は次女と三女を残して皆養子や奉公などで家を出されている。
はなの入学は、弟妹たちの犠牲の上に成されたものであった。東洋英和女学校でカナダ人I・S・ブラックモーア宣教師から英語を学ぶ傍ら、同級生柳原白蓮の紹介で佐佐木信綱から万葉集など日本の古典文学を学ぶ。
この頃からペンネームとして安中 花子を名乗るようになる。同校高等科在学中からアイルランド文学の翻訳家松村みね子(歌人としての筆名に片山廣子。
芥川龍之介の晩年の恋人)の勧めで童話を執筆。1914年に東洋英和女学院高等科を卒業すると、英語教師として山梨英和女学校に赴任。同年、友人と共に歌集『さくら貝』を刊行。この時期、キリスト教の夏季講座で市川房枝と出会う。
以上-----------------------------
朝ドラ「花子とアン」21回では、はなが「葉山麗子」さまの部屋で葡萄の「お薬」を飲んで酔っぱらってしまったシーンがある。
その、「葉山麗子」は短歌始め文学に目を開かせた『柳原白蓮』ではないか?
NHKのサイトには今後の展開についてこう書いてある。
「大文学会をきっかけにはなと心を通わせた蓮子だったが、今週、政略結婚の話が進行し、自らの意思に反して遠く九州へ嫁がざるをえなくなる。 その先に待ち受けるのは、愛のない結婚生活、年下の男性と出会い、そして――。」
これは『柳原白蓮』の人生そのものです。「葉山麗子」が『柳原白蓮』であるのはまず間違いないでしょう。
歌人の小生としては歌人村岡花子と歌人柳原白蓮の今後の展開に目が離せなくなりました。
昼休みは手作り弁当を食べながらニュ−スと連ドラを観ます。
参考までに年齢順に柳原白蓮の歌です。
殊更に黒き花などかざしけるわが十六の涙の日記
おとなしく身をまかせつる幾年は親を恨みし反逆者ぞ
ゆくにあらず帰るにあらず居るにあらで生けるかこの身死せるかこの身
踏絵もてためさるる日の来しごとも歌反故いだき立てる火の前
誰か似る鳴けようたへとあやさるる緋房の籠の美しき鳥
ともすれば死ぬことなどを言ひ給ふ恋もつ人のねたましきかな
年経ては吾も名もなき墓とならむ筑紫のはての松の木のかげに
我歌のよきもあしきものたまはぬ歌知らぬ君に何を語らむ
吾は知る強き百千(ももち)の恋ゆゑに百千の敵は嬉しきものと
君故に死も怖るまじかくいふは魔性の人か神の言葉か
幾億の命の末に生まれたる二つの心そと並びけり
わが命惜まるるほどの幸を初めて知らむ相許すとき
われはここに神はいづこにましますや星のまたたきさびしき夜なり
和田津海(わだつみ)の沖に火もゆる火の国にわれあり誰(た)そや思はれ人は
われなくばわが世もあらじ人もあらじまして身をやく思ひもあらじ
思ひきや月も流転のかげぞかしわがこし方に何をなげかむ
かへりおそきわれを待ちかね寝(いね)し子の枕辺におく小さき包
子らはまだ起きて待つやと生垣の間(あい)よりのぞく我家のあかり
子をもてば恋もなみだも忘れたれああ窓にさす小さなる月
ああけふも嬉しやかくて生(いき)の身のわがふみたつ大地はめぐる
女とて一度得たる憤り媚に黄金に代へらるべきか
月影はわが手の上と教へられさびしきことのすずろ極まる
そこひなき闇にかがやく星のごとわれの命をわがうちに見つ
以上です。
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宇都宮健児・井戸川克隆 未来を語る
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