集団的自衛権行使に反対し、日本国憲法第九条を全力で擁護します
2014年5月31日に行われた文化団体連絡会議第50回総会にて以下の特別決議が採択されましたので紹介致します。
集団的自衛権行使に反対し、日本国憲法第九条を全力で擁護します
安倍首相は、私的諮問機関「安全保障の法的基盤の再構築に関する懇談会」(安保法制懇)の5月15日の報告書を受け、政府の「基本的方向性」を明らかにしました。
「我が国の安全に重大な影響を及ぼす可能性があるとき、限定的に集団的自衛権を行使することは許される」として、集団的自衛権の行使を可能にする憲法解釈の変更を閣議決定する考えを示しました。
集団的自衛権の行使は、日本が攻撃を受けなくても、アメリカ軍と共に、戦争に参加することを意味します。憲法第九条を守れの世論に抗し、実質的に戦争をする国、殺し殺される国になることを意味します。
これは、第二次世界大戦の教訓から生まれた日本国憲法の精神を踏みにじる、重大な反憲法的な行為と言わなければなりません。
言論の自由、表現の自由を認め、豊かな文化の創造を追求しているわたくしたちは、「集団的自衛権」の行使に反対し、「解釈改憲」の企みを阻止し、日本国憲法第九条の精神を全力で擁護します。
2014年5月31日
文化団体連絡会議第50回総会
以上です。
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宇都宮健児・井戸川克隆 未来を語る
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