NHKBS2で映画「ホタル」を観た。
NHKBS2で映画「ホタル」を観た。
知覧特攻平和会館に行きたくなった。
先日靖国神社の遊就館に行ったばかりでその侵略戦争賛美方針に辟易したので全く展示方針の違うと思われる知覧に行きたくなったのである。
映画の物語の中で紹介される知覧特攻平和会館の映像でそれを感じた。
この映画は見せる要素が沢山ある。
蛍が二度出てくるがどちらのシーンも感動的だった。
高倉健が妻田中裕子を思い腎臓を提供しようとする(その結末は描かれていない。)
「 何の形もない言葉だけど遺族の方にそれを伝えに行きたい」と韓国の遺族に戦友の遺品を届けに行くが最初は家にも入れて貰えず罵られ戦友の最後の言葉伝えると母親が家に入れてくれる。
戦友の最後の言葉曰く
「大日本帝国のためでなく朝鮮民族ともさんの為に出撃します。」
「朝鮮民族万歳!ともさん万歳!」(ともさんは高倉健役の山岡の妻でソンジェの元許嫁の田中裕子)
遺族はこう言う
「ソンジェの墓はまだありません。日本から何も連絡ありませんでした。せめて先祖の墓に参って下さい。」
高倉健扮する元特攻隊員はこう言う。
「死にたくないという気持ちがつよくなって段々苦しくなる」
「生きて行くということは余裕のあることではない。」
実によく構成されたストーリーで且つ訴えるものがあります。
今日は広島に原爆が落ちて69回目の記念日です。
この時期の放映うぃしたNHKを評価します。
あらすじ
桜島を望む鹿児島の小さな港町で静かに暮らす山岡と妻の知子。漁師をしていた山岡は、知子が14年前に腎臓を患い人工透析が必要になったのを機に沖合での漁をやめカンパチの養殖を始めた。時代が“平成”に変わったある日、山岡は藤枝という男が青森の冬山で亡くなったことを知る。藤枝は山岡と同じ特攻隊の生き残りで、彼が自ら命を絶ったことに山岡は愕然とする…。
以上です。
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