イスラエルとパレスチナの高校生が日本で合同演奏会
イスラエルとパレスチナの高校生は合同演奏をする場所に日本を選んでくれた。
それは素晴らしく誇らしい事だ。しかも東日本大震災の被災者支援の意味もある。
アメリカはイスラエルを支持しロシアはパレスチナと近い。EUはこの地にしがらみを持っている。
今の所平和憲法を持ち今のところ戦争はしてない日本はこの二つの国の仲を取り持てる数少ない国の一つだ。こういう活動の積み重ねの上に平和は築かれる。
私がイラクにいた時もヒロシマ・ナガサキのことはイラクの子供たちもよく知っていた。かなり早いうちに学校で習うようだ。そして戦争をせず国を豊かにして来た事に敬意を持っていた。そして戦争ををせず電気や電話や病院などのインフラを作ってくれる日本人に大いなる親しみを寄せてくれた。
高遠さんたちが生きて釈放された事にもそいう日本人への思いが背景にあったのだろう。
それがそうでない日本人像が作られつつあるとしたらそれは為政者の行動のせいだろう。
こういう文化的な支援にお金を使うべきだろう。それが本当の安全保障に繋がる。
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パレスチナ自治区ガザでイスラエルが軍事作戦を開始して一カ月超、死者は約二千人とされる。争いが続く両者。その双方の高校生でつくる混声合唱団「エルサレム・ユース・コーラス」が来日し、十八、十九の両日、東京都内で公演する。初の海外公演で、「平和主義」を掲げる日本から世界へ祈りの歌を響かせる。 (石井紀代美)
音楽を通じて平和を目指す活動をしているユダヤ系米国人マイカ・ヘンドラーさん(25)が二〇一二年、イスラエルのエルサレムで設立。ユダヤ人とパレスチナ人が東西に分かれて住むエルサレムで、十回のコンサートを開いてきた。
メンバーは約三十人。ヘンドラーさんによると、高校生らは家庭や学校で、互いを「悪い人ばかりだ」と教えられて育った。参加当初は敵同士と思ったが、音楽を通じ理解してみると、「聞いていることと違う。みんないい人」だった。
ヘンドラーさんの知人らが五月、日本に招くための実行委を発足。関係者によると、メンバーも「国際紛争に加担せず平和を貫いてきた日本こそ、初の海外公演にふさわしい」と応じた。
公演ではイスラエルとパレスチナの伝統的な歌や、東日本大震災の復興支援ソング「花は咲く」を披露。都内を中心に活動するバンド「ジンタらムータ」もゲスト出演する。リーダーの大熊ワタルさん(54)=東京都小金井市=は十年ほど前、ヨルダンの難民キャンプで演奏したことがある。「当事者同士が合唱で声を合わせることで同じ人間なんだと気づき、分断や敵意を乗り越えて」とエールを送る。
都内での公演は十八日が在日本韓国YMCAアジア青少年センター国際ホール(千代田区)、十九日は中央工学校STEP(北区)で、ともに午後七時開演。前売りは完売し、当日券のみ。問い合わせは、実行委の近藤尚子さん=電090(7172)0854=へ。
(東京新聞)
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2014081790071229.html
以上です。
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