もっとネットを!
昨日携帯を持たない、メールはやらないという短歌の会の仲間のxさんと議論になった。
私は今携帯を持たないという人は絶滅危惧種だと言った。
(既にガラケーが絶滅しつつある)
私は大津留さんのやり方を認めているから自分のやり方も認めて欲しいという。
私は認めないと言った。
但しその人は自分の夫のメール環境を使うというのでそれはメールのやり方の一つとして認めると言った。
この種の話は私の周りでは良くある。
自分の妻がまさにそうだ。
自分ではfacebookもtwitterもやらないが子どもたちの発するfacebook上の近況は私から聞いている。
自分で畑を耕さずに果実だけ取っている。
安倍晋三は38万、橋下徹は122万のtwitterフォロワーがいる。自分で畑を耕している。
大津留公彦は2千しかフォロワーがいない。
しかし200人の大津留公彦が居れば安倍晋三よりも影響力を持てるし、600人以上居れば橋下徹よりも影響力を持てる。
これは以下の論文の様な井上伸さんの檄文を呼んでの思いである。
詳しくは以下を感じ取って欲しい。活動家と言われる人には必読です。
メール位やろうよね!
xさん!!
▼ネトウヨが憑依したようなこの間の産経・読売・各週刊誌、そして安倍極右政権を見るにつけ、随分前に紹介した安田浩一さんとワルモノ先生の指摘を再度紹介しておきたくなったのでコピペします。
★「若者がSNSから情報を得るという点を左翼のみなさんはもっと重視する必要がある」(ジャーナリスト安田浩一さん)、「SNSはたたかいの現場としてすでにつくられている。インターネット上での言論合戦、誰が多数を握るかというたたかいは、拡大していきます」(神戸女学院大学・石川康宏教授)※お二人のSNSについての指摘を紹介します
ジャーナリストの安田浩一さんの「ネット右翼」をテーマにする講演を聴きました。(ブログで紹介したいと思いつつ、できてないのですが)安田さんは便宜上わかりやすくするため「ネット右翼」と「左翼」という言葉を使わせていただきますと前置きしてこう指摘していました。
... 「左翼」のみなさんはリアルで日々様々な取り組みをやられていて、情報発信の媒体もリアルな機関紙誌等の紙媒体もそれぞれの組織で発行されていますが、「ネット右翼」というのは情報発信ツールはまさにネットしかないのです。リアルに足場がなくネットしかないから熱心に発信するという側面が強い。そうするとリアルではおそらく左翼の方が人口が多いと思いますが、ネットでは逆転することになる。そこに今の若者は新聞など紙媒体を読まずにSNSから情報を得るものだから量的に多い「ネット右翼」からの情報に接してしまい、左翼の親の子どもがある日突然、「ネット右翼」になって親子の断絶をはかったりする。若者がSNSから情報を得るという点を左翼のみなさんはもっと重視する必要があると思います。
――というのが安田浩一さんの指摘でした。で、以下は石川康宏先生の昨年12月1日の安心年金つくろう会での記念講演の締めの言葉です。
ぜひ重視してほしいのは、一人ひとりがよく学ぶということとあわせて、インターネットで発信をするということです。ツイッターやフェイッスブックをつかって、世論を組織することです。橋下氏はツイッターのフォロワーが90万です。私は1,700人で私一人では勝負にならないのですが、私が1,000人いたら橋下の2倍になり170万位になります。
問題は長く運動してきた人たちがこの現場でもたたかおうとしているかどうかです。インターネットが嫌いだという人がいます。嫌いだという理由で電話かけしないのか? 嫌いだという理由で演説をしないのか? 嫌いだという理由でビラも配らないのか? 同じです。たたかいの現場はすでにつくられていて、橋下氏は毎日睡眠時間を削ってつぶやき続けているし、最近は安部晋三もすごいつぶやいています。自分を支持させる世論を自分の努力でつくっているのです。その時に私たちが嫌いだといってやらないのは敗北主義以外のなにものでもないです。勝てなくていいと思っているのかという話です。
フェイスブックは自由に意見交換ができるのが特徴です。エジプトのジャスミン革命はフェイスブックを武器につくられましたし、アメリカのオキュパイ運動もフェイスブックによって広まりました。
ツイッターで発言するときは個人が鍛えられます。今朝、新聞をみて石原都知事辞任と出ていると、その瞬間からワーと議論がツイッターではじまります。ところが大きな組織に入っている人は、上部団体が声明を出すのをじっと待っていてすぐにかんでいかないのです。つまり、自分の頭で考えないのです。自分の頭で考えて発信せず、3日後に上部団体の声明がでたら、要約して流し、詳しくはこちらをと書く。それは、完全に情勢遅れです。3日前からやっている人から見るとこの人たちはとろいと思うのです。3日後に同じ意見が一斉に流れてくると気持ちの悪い集団だなと思われるのです。操られているな気の毒にと思われるのです。
官邸前に参加する人は、誰かに言われて参加するのではなしに、インターネット、フェイスブックやツイッターを見てくるのです。そこに、どれだけ私たちがその人たちの気分感情にかみあった言葉を使って登場していくかということが問われています。それが、私たち一人ひとりが「組織内お任せ民主主義」を超えて、「執行部頼み」を超えることです。執行部よ良い方針を出してくれといっている暇があったら、あなたがつぶやけという話です。そうやって自分の判断力を鍛えていかなければいけないのです。
今までのたたかいに加えて、インターネット上での言論合戦、誰が多数を握るかというたたかいは、拡大していきます。携帯電話でメールの打てる人であれば、いまでもすぐにできるたたかい方なのです。
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アーバンさん
コメントありがとうございました。
ネットから逃げずにネットを使って世の中を良くしよう。
投稿: 大津留公彦 | 2014年10月 4日 (土) 14時47分
ネットからだけで情報を得ている人は若い人には想像以上に多い。今の若い人はテレビは見ないし新聞は取らない。
引きこもりの方やニートの方はネットへの依存度は特に高いようです。
ネット右翼は365日24時間、時間を問わず毎日よくこんなに粘着できるなあとは思っています。
愛国心(間違った意味を含めての)というのはタダで買えるので心の拠り所としては最も手軽だそうです。
ネット右翼は40代半ばの男性に非常に大きなボリュームゾーンがあるそうです。不安定な世の中に不安を抱いているということでしょう。
私もネットで産経新聞に対してかなりの批判をしています。ネットから逃げずに闘っていきたいです。
投稿: アーバン | 2014年10月 3日 (金) 22時46分