この春の桜の俳句と短歌です。
この春の桜の俳句と短歌です。
俳句
ビル風を受けて桜の六分咲き
窓ガラスの桜満開陽は強し
白木蓮紫木蓮の頃産まれ
花の舞昼食時のビル街に
満開の桜と緑平等に
フレッシュマン花冷えの公園に集まりぬ
短歌
さくら さくら
今日満開で
明日は散るか
気忙しき人
心安き人
ビル街の
公園に数多
人のいて
皆柔かな
かんばせをする
さくら咲く
セントラルガーデン
盛りなり
明日は散るのか
いのち愛おし
今日こそは
最後の桜と
おもうなり
スマホの上の
花びら動かず
千鳥ケ淵の
桜だまりに
桜花流れ来たりて
厚みいや増す
Beatlesの
I got a feeling
聞きながら
千鳥ケ淵を
一人彷徨う
大手門
枝垂れ桜に
透けるなり
白鳥餌を
堀に探せり
長い長い
曲がりくねった
道を行く
ライトアップは
いつまでもない
八重桜の下
皇居ランナーと
すれ違う
伴走という
ゼッケンの人とも
啄木は
しあわせのひとつ
と歌をいう
花もきっと
そうであるべし
雨に散り
染井吉野は
五分咲きに
八重の桜は
今満開に
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