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2016年11月 7日 (月)

おは!Twitter俳句(立冬)とTPP

4日の衆議院TPP特別委員会の強行採決を受けて明日11月8日には衆議院本会議で採決されようとしている。
山本農水大臣は辞めざるを得ないだろう。
しかし彼は強行採決の示唆をしたのであり現実に強行採決を行なった特別委員会委員長の責任も問われるべきだろう。

ご両名の辞任要求を野党は行なうべきであろう。
明日は米大統領選挙もある。
要注目である。
ーーーーーー
この一週間の俳句です。
私の俳句:   @twryossy
私のコメント: ★

2016年11月07日(月)

@twryossy 無理強いは戦となるぞこの立冬 公彦
★民主主義とは話し合いであり、問答無用は戦争へと繋がる。

おは!@twryossy: 【今日の季語2506】立冬(りっとう):二十四節気の一つ。暦の上では今日から初冬に入るところから「冬に入る」「今朝の冬」などの傍題でも。風の冷たさが身に沁み季候は冬の様相を見せ始める。◆どぜう屋の炭火真紅に冬来る(細見綾子)

おは!@twryossy: 【今日の季語2506:別記①】例句の《泥鰌》の仮名表記が文献に姿を見せるのは室町時代以降と比較的新しくその語源も未詳。そのため仮名遣も定め難く、中近世の文献には「どぢやう」「どじょう」「どぜう」などの表記の"ゆれ"が見られる。

おは!@twryossy: 【今日の季語2506:別記②】しかし、ヂ・ジに区別のあった室町期の文献に「ドヂヤウ」や「土長」「土●(魚+丁)」などの宛字が見えることや『日葡辞書』(1603)に「ドヂャウ」にあたるローマ字表記が見えることなどから「どぢやう」をよしとするのが通説。

おは!@twryossy: 【今日の季語2506:別記③】画像に見るような「どぜう」の表記は江戸期に入ってからの新出来にあたるもの。 http://pbs.twimg.com/media/CwnO2_ZUUAAm-y6.jpg…

おは!@twryossy: 【今日の季語2506:別記④】この間の経緯についての詳細については私の旧ブログ「専修大学文学部林ゼミ写真帳」に7回にわたり掲載した「『泥鰌(ドジョウ)』あれこれ 」をご覧下さい⇒ http://ln.is/hyszem.exblog.jp/tag/ERo5a…

2016年11月06日(日)

@twryossy 芒散る武蔵野線の路肩かな 公彦
★芒でいっぱいだった武蔵野線の盛り土の部分も枯れ薄となり散っている。

おは!@twryossy: 【今日の季語2505】芒散(すすきち)る:晩秋の植物季語で「尾花散る」の傍題も。「花穂(かすい)」と呼ばれる穂には毛を持つ小さな実があり繁殖のために風に載って周囲に飛び散る。◆淋しさにたへてや野辺の芒散る(井上士朗)

2016年11月05日(土)

@twryossy 数で勝つ漱石愛でし豆柿や 公彦

豆柿の小くとも数で勝つ気よな 漱石

「正岡子規へ送りたる句稿 その二十六」(39句)の1句。
漱石俳句db1297季 語 豆柿 [秋:植物]制作年明治30年
出典;夏目漱石俳句

おは!@twryossy: 【今日の季語2504】豆柿(まめがき):晩秋の植物季語で本題にあたる「信濃柿」の別名。実が小粒で球形をしているところからこの名が出た。渋を抜いて食するほか、未熟果は柿渋を採るのに利用される。◆何柿ときく豆柿と一人云ふ(高野素十)

2016年11月04日(金)

@twryossy 牧閉ざす由布の山行く山頭火 公彦 ★山頭火の歩いた道は時雨街道と名付けられ大分県由布市庄内町にある。

おは!@twryossy: 【今日の季語2503】牧閉(まきとざ)す:仲春の「牧開き」に対する晩秋の生活季語。預けていた牛馬をその持ち主が引き取って牧場を閉鎖することをいう。牛馬を主体とする「牧帰り」の傍題も。◆別れゆく牛啼き交し牧閉す(石丸恭子)

おは!@twryossy: 【今日の季語2503:別記①】古語マキ(牧)は「マ(馬)キ(城)」すなわち《馬囲い》が原義。この季語に見るように本来は「牧」単独でそうした場所を指した。その語源が忘却されてこれに「場」を重ねたマキバ・ボクジョウの形が生まれたのは明治期以降のこと。

おは!@twryossy: 【今日の季語2503:別記②】マキ(牧)の構成要素キは、古代に外敵の侵入を防ぐために柵(さく)を巡らした砦の意。現在の「宮城」「磐城」「城崎」などの地名にその痕跡が残る。《墓所》の意を表す古語オクツキ(奥津城)のキはその意味が拡大した例に当たる。

おは!@twryossy: 【今日の季語2503:別記③】古代の文献に出る「城」はことごとくキと読まれ、これにシロの訓を与えた確例は皆無。シロの字訓が定まったのは、それがキーワードともなった戦国時代以後のことである。

おは!@twryossy: 【今日の季語2503:別記④】マキを表す「牧」字は「牛」に《鞭打つ》意を表す「攴」を併せた会意文字で《牛を飼う人》を指すのが原義。そこから多様な字義が生まれた。中国の韻書『廣韻』に「牧、放也」とあるのは《放牧》の意もすでに備わっていたことを示す。

2016年11月03日(木)

@twryossy 赤々と朝陽の照らす花野道 公彦
★こういうのを月並俳句と言うのかも知れない。

おは!@twryossy: 【今日の季語2502】花野道(はなのみち):三秋の地理季語「花野」の傍題の一つ。「花野原」「花野風」なども。秋草の花が咲き乱れる野道のそぞろ歩きはこの季節の風情を存分に楽しませてくれる。◆噴煙もしるべの一つ花野径(三村純也)

2016年11月02日(水)

@twryossy 末の秋TPPという呪詛を撃つ 公彦
★TPPの今日中の衆議院TPP特別委員会の採決は山本農相の度重なる暴言を野党が問題視し無くなったようです。これで今週中の本会議通過は無くなった。来週は米大統領選挙があり。TPPの国内批准は流動化してきた。

おは!@twryossy: 【今日の季語2501】末の秋(すえのあき):「晩秋」の和語傍題。陰暦九月がこれに相当し、陽暦では10月初旬から11月初旬にあたる。草木の紅葉が進み北国からは雪の便りも届く時季。◆幽明を友と隔てつ末の秋(林 宗海)

おは!@twryossy: 【今日の季語2501:別記①】連語の上下を入れ替えた「秋の末」の形も別にあるが、こちらは「行く秋」の傍題にあたるもので、本季語よりも期間が短く秋の果てる時季に限定される。

おは!@twryossy: 【今日の季語2501:別記②】本季語は歳時記に「晩秋」の傍題として置かれているものの、これを用いた例句は管見に入らなかった。そこで、先月急逝した中学時代の級友を悼む拙句をもってこれに換えさせて頂きました。

2016年11月01日(火)

@twryossy 秋の霜犬は散歩を早帰り 公彦
★雨や霜の後は犬も早く家に帰ろうとする。

おは!@twryossy: 【今日の季語2500】秋の霜(あきのしも):晩秋の季語。秋の末に降る霜は農家の難敵。漢語傍題「秋霜(しゅうそう)」は、四字熟語「秋霜烈日」に見るように夏の激しい日光と並ぶ厳しさの喩えに用いられる。◆秋の霜うちひらめなる石のうへ(蕪村)

おは!@twryossy: 【今日の季語2500:別記】蕪村の例句に用いられた「うちひらめ(打平め)」とは、叩いたりして薄く平に延ばされたものを指すのが本義であるが、ここでは踏み石のような平たい自然石について用いた。あたかも人為を加えたかのような表現に俳味が。

以上です。

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