文京区啄木文学散歩をしました。
文京区啄木文学散歩をしました。
師走の寒いながら快晴の中を大学の先輩たちと文学の薫り高い文京区の石川啄木の史跡を巡りました。
近藤典彦さん(元国際啄木学会会長)にご案内頂いたコースで歩きました。
コースの中に世の中に知られてない新発見が二つありました。
コース
①樋口一葉菊坂旧居跡 ②赤心館跡(③菊富士ホテル跡記念碑も見学)⇒④蓋平館別荘跡⇒(宮沢賢治、樋口一葉、金田一京助旧居跡を通る)⑤喜之床 ⇒地下鉄丸の内線「本郷三丁目駅」 ⇒「茗荷谷駅」 ⇒⑥啄木終焉の地歌碑及び啄木顕彰室(最近出来た物)の見学
日時:12月10日(土)
13:00 地下鉄丸の内線「本郷三丁目駅」改札 (出口は一つだけです)
13:20 宮沢賢治旧宅跡
13:30 樋口一葉旧宅跡
13:40 金田一京助旧宅跡
13:50 伊勢屋(樋口一葉が通った質屋・土日は無料にて内部閲覧可)
14:10 赤心館跡(入り口新発見)
14:20 菊富士ホテル跡記念碑
14:30 蓋平館別荘跡(現在は解体され更地となっている)
14:50 東大・安田講堂、
15:00 東大・三四郎池
15:20 樋口一葉の生育の家
15:30 東大赤門前→詩「ココアの一さじ」のモデルとなった喫茶店(新発見)
15:40 喜之床
16:00 地下鉄丸の内線「本郷三丁目駅」
16:15 地下鉄丸の内線「茗荷谷駅」
16:30 啄木終焉の地歌碑及び啄木顕彰室(最近出来た物)
17:00 忘年会(白木屋茗荷谷店)
――
啄木関係で今話題なのはドナルド・キーンの「石川啄木」です。
ここに朝日のインタビュー記事があります。
http://www.asahi.com/sp/articles/ASJ5L4CTXJ5LUCVL00Q.html
参考迄に
訪問する各地のミニデータと参考記事です。
①樋口一葉菊坂旧居跡 (本郷4-32)※寄り道
樋口一葉が明治23年から25年に、母と妹と一緒にこの辺りに住んでいたそうです。一葉も使った井戸が残っていました。
②赤心館跡 石川啄木旧居跡 (本郷5-5-16)
啄木が北海道から文学への志をもって上京した際、友人の金田一京助を頼って同宿したのが赤心館です。現在はオルガノ株式会社の社屋になっています。
蓋平館(がいへいかん)別荘跡(本郷6-10-12)(去年まで太栄館という旅館があったが現在取り壊している)
明治41年9月から明治42年6月迄の9ヶ月間暮らした。
③富士屋ホテル跡地
宮本百合子等の文化人が多く宿泊した旅館
④蓋平館(がいへいかん)別荘跡(本郷6-10-12)(去年まで太栄館という旅館があったが現在取り壊している)
明治41年9月から明治42年6月迄の9ヶ月間暮らした。
⑤旧喜之床(本郷2-38-9)(元弓町2-17)
今はアライという理容院になっています。当時は新井こうさんという家だったようなので同じ新井さんが所有者だと思います。
私が東京に来た40年近く前には唯一の現存する東京の啄木史跡として在りましたが今は明治村に行っています。
⑥(「啄木終焉の地」碑(東京都文京区小石川5-11-7)
啄木はここで亡くなった。最近、立派な歌碑と顕彰記念館が出来た。
――
コース参照
http://www.page.sannet.ne.jp/yu_iwata/sanpohongo.html
参考
国際啄木学会2015年東京セミナー
https://ootsuru.cocolog-nifty.com/blog/2015/04/post-223e.html
以上です。
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