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2017年1月 3日 (火)

おは!Twitter俳句(獅子舞)新年ご挨拶

新しい年2017年を迎えました。

啄木の、「悲しき玩具」の中からお正月の歌を三首。

「何となく、 今年はよい事あるごとし。 元日の朝、晴れて風無し。」

今年の元旦はまさにこの歌にふさわしい日よりだった。

「いつの年も、 似たよな歌を二つ三つ 年賀の文に書いてよこす友」

自分の事を言われているような気がする。

「正月の四日になりて あの人の 年に一度の葉書も来にけり。」

これも自分の事を言われているような気がする。

一番目の歌は友人からの年賀状にありました。

百年以上前の歌ですが啄木の歌が共感を呼ぶのは今と通じる社会の状況と個人の状況があるからでしょう。

新しい年が皆様にとりまして「よい事ある」年となりますように。

ーー
この一週間の俳句です。
私の俳句:   @twryossy
私のコメント: ★

2017年01月02日(月)

@twryossy 獅子舞に噛まれて泣きし子ら息災 公彦

★五島の妻の実家に帰省した正月に獅子舞が家に上がって来て子らが噛まれた事がある。その子らが孫達を連れて今日やって来る。

【今日の季語2562】獅子舞(ししまい):新年の季語で、その中心に焦点を合わせた「獅子頭(ししがしら)」の傍題も。かつては正月に家々を訪れて新年を祝う民間の門付け芸としても行われた。◆獅子舞に喜寿の結ひ髪噛ませけり(松本澄江)

【今日の季語2562:別記】獅子舞はインドの遊牧民が霊獣として崇めるライオンを模して舞ったのが起源で、それが中国を経て伎楽・舞楽として日本に伝わったとされる。例句に見るような風習は、これが疫病退散のために行われたことを示す名残であろう。

2017年01月01日(日)

@twryossy 初明(はつあかり)届きて句となり歌となる 公彦

★新しい年を迎えました。俳句と短歌を今年もたくさん作りたいと思います。新年も皆さんご一緒に句の道、歌の道を歩んで参りましょう。

【今日の季語2561】初明(はつあかり):「初夜明(はつよあけ)」とも。「初日」「初茜(はつあかね)」などと並ぶ元旦の天文季語の一つ。淑気に満ちた曙光に向かって新年の平安を祈願したい。◆いのちまた燃ゆる色なり初明り(神蔵 器)

2016年12月31日(土)

@twryossy ベランダを掃納(はきおさめ)して日向ぼこ 公彦

★掃除はかなり前からやっていたので大体終わった。ベランダに置いてある籐の椅子での日向ぼっこは至高の時間です。
今年最後の句です。良い年をお迎え下さい。来年が皆様にとって良い年でありますように。

【今日の季語2560】掃納(はきおさめ):仲冬歳末の生活季語。その年の最後に行う掃除をいう。一年の災厄を払い新たな年の福を招く心を籠めて丹念に行われる。大晦日の夜更けにこれを行う地域も。◆地球儀を一と拭ひして掃納(須川洋子)

2016年12月30日(金)

@twryossy 注連飾(しめかざ)る第四楽章反芻し 公彦

★地元で第九を聴いてから第四楽章の歓喜の歌が耳を離れません。今我が家の玄関では猿と鶏が干支の引き継ぎの為対面しています。

【今日の季語2559】注連飾(しめかざ)る:仲冬の生活季語。歳末、門口や神棚などに新しく編んだ注連縄を張り飾ること。正月に迎える年神(としがみ)の領域となる場所を示すために行われる風習。◆曲屋に直屋に同じ注連飾る(佐藤嘉子)

【今日の季語2559:別記①】シメは古語動詞シム(占)の名詞形で、本来は人事一般について《領有》の意を表した語。それが後に神域への立ち入りを禁ずる標識としての縄に特化され、シメナハと呼ばれるようになった

【今日の季語2559:別記②】シメの漢字表記に用いる「注連」は、出棺後に死者の魂が再び家に入るのを妨げるために、縄に清めの水を"注"いで"連"ね張る中国の風習から出た漢語。縄を用いる類似性から日本でこれを借りてシメの熟字訓を与えたのが定着した。

【今日の季語2559:別記③】例句の「直屋」はスゴヤと読み、平面が長方形の民家をいう。宮城・岩手・山形などで使用される方言でスグヤから転じたと見られる。他の地域では格別必要のない呼称だが一方に「曲屋(まがりや)」のあるこの地域なればこそ必要な対義語。

【今日の季語2559:別記④】直線的なさまを言うマッスグは《完全・正確》の意を表す接頭辞マ(真)をスグ(直)に冠したもので、古くはそれを伴わないスグの形でも用いられた。上記の方言はその痕跡を留める一例でもある。

【今日の季語2559:別記⑤】そのスグ(直)には、空間的な直線状態を表すのとは別に時間的な近さを表す用法もある。こちらは近代以降の新出来であるが、先住のスグはこの新参者に駆逐されて母屋を譲り、自らはマ(ッ)という屋根の下に居を転ずる羽目となった。

【今日の季語2559:別記⑥】上記の例に見るごとく、言語界では新旧両世代の間で何らかの競合が生じると、旧が新にその座を譲るのが常であり、それは生物界と同様である。旧がその座に恋々とするのは、人間界に多く見られる反自然的所業である。

【今日の季語2559:追記】例句の「直屋(すごや)」の平面図と外観の画像を見つけましたのでご覧下さい⇒ http://tinyurl.com/gugl4d3 ※ブログ「いわての住まい」より
https://pic.twitter.com/ElgQ8wd0wc


2016年12月29日(木)

@twryossy 霜の声言霊誘う八年目 公彦

★これだけでは何の事だか分からないかも知れません。今日が林義雄さんの季語配信の7周年記念日です。頂いた季語で一句作らないと私の一日が始まりません。
八年目も毎朝お付き合いさせていただきます。
林さん 八年目も宜しくお願い致します。

@ootsuru さん、嬉しい御祝詞をありがとうございます。思えば長いお付き合いとなりましたね。
霜の声言霊誘う八年目    公彦
 冬も漕ぎ行く言の葉の海  宗海
https://twitter.com/ootsuru/status/814225889617510400…


【今日の季語2558】霜の声(しものこえ):三冬の天文季語「霜」の傍題で「霜の花」「霜日和」などとも。本季語は霜を踏みしめた時の音と見る悟性に従う解よりも、降りた霜から届く声なき声と感覚的に受容するのが似合わしい。◆鐘楼に鬼くる刻か霜の声(高井北杜)

【今日の季語2558:別記①】本季語と同じく天象に「声」を結んだものには、同じ三冬の「氷の声」「雪の声」もある。これらについても上記と同様のことが言えよう。

【今日の季語2558:別記②】ツイッターに本稿の連載を志したのは2009年の今日。本日はその7周年記念日にあたります。後にFBへの転載も始め、皆様からのRT、コメント、ご投句を力草に連続投稿を続けてきました。今後とも末永いご支援をお願いします。

2016年12月28日(水)

@twryossy 寒濤や和らげ糸魚川辺り 公彦

★糸魚川の火災の後片付けは寒さの中大変だろう。

【今日の季語2557】寒濤(かんとう):三冬の地理季語「冬の波」の傍題で「冬浪(ふゆなみ・とうろう)」の音訓両形でも。冬の浜に怒濤の押し寄せる荒涼とした場景は日本海側に相応しい。◆寒濤へ木の葉のごとき魚を干す(渡辺輝子)

2016年12月27日(火)


@twryossy 札納め頽齢蹉跎という言葉知る 公彦

★ある人にこういう歌を頂きました。
秋深く啄木・子規を読みすすみ頽齢蹉跎のわが姿省る

【今日の季語2556】札納(ふだおさめ):仲冬歳末の行事季語。病気や災難を遁れるために、門口などに貼り置いた古い護符を寺社の納札所に納め、翌年の新しいお札を受けること。◆札納牛王の烏ほのめきぬ(松瀬青々)

【今日の季語2556:別記①】例句の「牛王(ごおう)の烏」とは画像に見るような熊野権現の神符「牛王宝印」に捺されたカラス。かつては札の裏に誓詞を記して誓約書などにも用いた。


以上です。
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俳句は新俳句人連盟

短歌は新日本歌人

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