かつては政府のために働いていました。いまは人々のために働いています。
「かつては政府のために働いていました。いまは人々のために働いています。」
エドワード・スノーデンのtwitterでの自己紹介だ。
実に言い得て妙である。
「かつては会社のために働いていました。いまは人々のために働いています。」
と言いたいものです。
今夜映画「スノーデン」を見てきました。
大学の先輩に勧められて久しぶりに会社帰りの映画鑑賞をしました。
米国政府が米国の憲法を侵してネット上の個人情報を収集している事をスノーデンは初めて告発した。
この映画を作ったオリバー・ストーン監督をありがとうと言いたい。
こういう映画を作れる監督がいるアメリカは草の根民主主義がまだ生きていると思った。
スノーデンの事件は現在進行形であり、米政府によってパスポートを失効されモスクワから出られないでいる。
この映画はオリバー・ストーンには珍しくラブストーリー仕立てになっている。
しかしこのラブストーリーはスノーデンの告発に至る重要な契機となっている。
スノーデン役のジェセフ・ゴードン=レベットとその恋人のリンゼイ・ミルズ役のシャイリーン・ウッドリーは共に政
治的意識が高く、二人とも映画の収益を全てアメリカ自由人権協会に寄付しているという。
そのアメリカ自由人権協会も推すように彼をノーベル賞にする事ができれば米政府も彼を追及できないだろう。
この映画の製作に当たってはNSA(米国国歌安全保障局)の盗聴やネット監視を恐れて情報はアナログで渡さ
れたという。
PRISMという極秘の通信監視プログラムでこのブログもあなたのtwitterやfacebookも監視されている。
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