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2017年3月 6日 (月)

おは!twitter俳句(蟇穴を出づ)と草加松原太鼓橋ロードレース

最近可能な限り江戸川土手を走っている。

曇天で少し肌寒かったけれど今朝も走りました。

3月12日には草加松原太鼓橋ロードレースに初めて参加します。(10kmです)

今度の日曜日だと今気づきました。

これは毎日走らねば、、、

ーー
この一週間の俳句です。
私の俳句:   @twryossy
私のコメント: ★

2017年03月06日(月)

@twryossy 漸くに蟇穴を出て世間知る 公彦

★春になって自分のいた世界は狭かったと自覚するヒキガエルでありました。


【今日の季語2625】蟇穴を出づ(ひきあなをいず):冬眠から醒めた蟇が巣穴から地上に姿を見せることをいう仲春の生類季語で単に「蟇出づ」とも。他に「蟻・地虫・蛇・蜥蜴(とかげ)・熊」などを主体とする同趣の別題も。◆穴を出て咋日や今日の蟇でなし(安住 敦)


【今日の季語2625:別記①】本日の例句の主眼は、一般には駆け出しの未熟者ではないことを人間について言うのに用いる慣用句「昨日や今日の~(でない)」を蟇に適用した、そこから生まれる可笑しみにあると見るべきであろう。

【今日の季語2625:別記②】単独で用いれば「蟇(ひき)」は三夏の季語でその「構ひ時」をいう「蟇交(つる)む」も同季。通用語形「がま」は漢語「蝦(か)蟇(ま)」から出たと見られ、語頭が濁音化したのは近世以降。減価意識が働いたことによるものか。

2017年03月05日(日)

@twryossy 啓蟄の蚯蚓談義や犬背伸び 公彦

★陽気が良くなりみみずも犬も外に出たがります。


【今日の季語2624】啓蟄(けいちつ):二十四節気の一つ。冬の間地中に蟄(かく)れていた虫が立春の頃から蠢動(しゅんどう)を始め、戸を啓(ひら)くように穴から出て来る意を表す時候季語。暦は今日から仲春に入る。◆啓蟄の土はみみずの腹中に(阿波野青畝)

2017年03月04日(土)

@twryossy 薬師寺の塔の突き刺す蕨餅 公彦

★蕨餅は関西のもの。関東では葛餅。


【今日の季語2623】蕨餅(わらびもち):初春の生活季語。掘り起こした蕨の地下茎を細かく砕き、何度も水に晒して抽出した澱粉質から作られる菓子。きな粉や黒砂糖をまぶして食する。◆蕨餅本家と元祖向き合ひて(田中冬二)

2017年03月03日(金)

@twryossy 孫思う母の居ますや雛の間 公彦

★新婚時代二間しか無いところに長女が産まれ、母が送ってくれた十段の雛飾りで一部屋が一杯になった思い出があります。娘は無事二児の母となりました。最近雛飾りは日の目を見ませんが、わが母は天国から見守ってくれて居ます。


【今日の季語2622】雛の間(ひなのま):「雛祭」の数多い傍題の一つで雛人形の飾られてある部屋をいう。季分けの上では本題と同じく仲春になるが、陽暦では初春の末に当たるため僅かながら季のずれが生じる。◆雛の間にとられてくらきほとけかな(曉台)

【今日の季語2622:別記①】本季語に「ひいなのま」の五拍形を用いればそのまま句の上下いずれにも据えることができる。「灯すもの灯して寂(しず)か雛の間(浜崎浜子)」はその一例。

【今日の季語2622:別記②】平安時代頃までは、ヒヒナ(後のヒイナ)が《人形》、ヒナは《ひよこ・小さいもの》の意を表すという意義分担が行われていたが、次第に前者が衰退して両語の区別が失われ、ヒナが両義を表す語としての地位を占めるに至った。

2017年03月02日(木)

@twryossy 春愉し落語の落ちの決まるなり 公彦

★たくわんが卵に化ける落語を知って。

【今日の季語2621】春愉(はるたの)し:三春の生活季語で「春興」の和語傍題。春の遊びを通して味わう浮き立つような気分をいう。他季の楽しみもあるには違いないが、季語として言挙げするのは春のみ。◆たくわんが卵に化けて春愉し(伊藤伊那男)

2017年03月01日(水)

@twryossy 耕人となりて狭庭は花盛り 公彦

★急に我が家の庭は花や木で一杯となった。


【今日の季語2620】耕人(こうじん):三春の生活季語「耕(たがやし)」の傍題の一つ。「こうにん」の読みも。田畑の耕作一般を広く表す本題に対して、その作業に黙々と従事する人の姿に焦点を合わせた。◆耕人に確かな時の流れをり(長田群青)

【今日の季語2620:別記】本語は五世紀に成立した中国の歴史書『後漢書』にまで遡る由緒のある漢語。日本では季語として使用されることが比較的多い。

2017年02月28日(火)

@twryossy 太平雪庭の小鳥ら飛び回る 公彦

★リンゴを庭のテーブルの上に置いていたら一匹の鳥が食べてもう一匹がそれを追いかけて行った。


【今日の季語2619】太平雪(だびらゆき):三春の天文季語「淡雪」の傍題の一つで「たびら雪」「だんびら雪」「かたびら雪」などの形でも。春先に降る雪片が薄くて溶けやすい雪。◆たびら雪二合の酒をもてあまし(星野麥丘人)

【今日の季語2619:別記①】「太平」とは刀身の幅をいう語で、本来は「太平広(だびらひろ)」「太平狭(だびらせま)」の形で広・狭いずれにも用いたのが、後に前者に特化され、身幅の広い刀をダンビラの異称で呼ぶようにもなった。本語はそれと軌を一にする呼称。

【今日の季語2619:別記②】本題「淡雪(あはゆき)」は、古代には《泡のごとく溶けやすい雪》の意を表すアワユキ(沫雪)が原義であったのが、平安期に表記と語義に混同を生じ、語中尾ハ行音のワ行への転呼と相俟って《淡い雪》の意に解されるようになった。

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