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2017年9月18日 (月)

おは!Twitter俳句(白鳥座)と稲刈り

先日の江戸川沿いのジョギングの時に偶然稲刈りに出くわした。稲刈り機が左右に動いて行くと稲はあっという間に刈られていく。
刈られた後の稲の穂を目当てにシラサギの仲間が十羽集まって、稲刈り機が過ぎた所を啄んでいた。
稲刈りを応援しているようにも見えた

稲刈りを褒めそやすかな鷺十羽 公彦

日本人の文化の源は米にあると思った朝であった。

動画です。
https://youtu.be/t5sE9LSGvHU
ーーーー
この一週間の俳句です
私の俳句:  @twryossy
私のコメント: ★

2017年9月18日(月)

@twryossy 白鳥座ゼウスの恋は実りしや 公彦
★以下白鳥座の解説です。九月下旬の宵にほぼ日本の真上を通過する星座。アルファ星のデネブを頂点とし五個の輝星が巨大な十字形を描く。ギリシャ神話ではゼウスがスパルタ王妃レダに求愛するときに姿をかえた白鳥であるという。天の川の中にあり星雲や星団に富む。

【今日の季語2821】白鳥座(はくちょうざ):三秋の天文季語「秋の星」の個別傍題。銀河に拡がる星座の一つで、夏から秋にかけて北天に架かる。その形を白鳥が羽を伸ばして飛翔する姿に見立ててこの名が生まれた。◆船包む大いなる闇白鳥座(杉村典亮)

【今日の季語2821:別記②】ギリシャ神話にはこの星座を巡る伝説がいくつかあるが、その中に、大神ゼウスがスパルタ王妃レダに恋してその許に通うために白鳥に変身した姿として伝えるものがある。

2017年09月17日(日)

@twryossy 池泳ぐ秋の金魚の朱の影 公彦

★金魚を沢山飼っている叔父の家の池のイメージです。

【今日の季語2820】秋の金魚(あきのきんぎょ):三秋の魚類季語。単独では三夏の季題となる「金魚」に「秋」を冠して当季に移した。この方式は他の二季にも及ぼし得るはずだが、歳時記にはそれらは立項されていない。◆一匹の黒い金魚を飼うて秋(富澤赤黄男)

【今日の季語2820:別記①】しかし実際には「ふてぶてしく春の金魚となりゆける(桂 信子)」「骨董屋冬の金魚のなまなまし(飯島晴子)」、さらに他季の季語を併用した「春隣金魚飼はうか飼ふまいか(鈴木真砂女)」などの例句も散見する。

【今日の季語2820:別記②】概して言えば、単独の「金魚」句に比べて他の三季のそれには、なにくれの趣向がこらされていて俳味に富む印象を受ける。その根底には《季節外れ》の要素がプラス方向に働いているように感じられる。

2017年09月16日(土)

@twryossy 秋の湖綺麗な国に生まれけり 公彦
★今日の季語に添えられてあった綺麗な湖の写真の写真を探しながらいろんな写真を見た感慨です。結局目的の写真は探し出せなかった。

【今日の季語2819】秋の湖(あきのうみ):三秋の地理季語「秋の湖(みずうみ)」の別訓傍題。五拍形の収まりやすさが好まれて、例句では本題よりもこの形を用いた作が多い。◆落日は火の帯太き秋の湖(神原栄二)

【今日の季語2819:別記①】ウミは本来、広々と水を湛(たた)えた場所をいう呼称で、古くは《海》ばかりでなく《湖》や《池・沼》についても用いられた。塩水であることを表す場合には、《塩》を冠した特化形のシホウミを用いることもあった。

【今日の季語2819:別記②】後に《海》を指すことが多くなり、《湖》については《水》を冠したミヅウミや、《塩水》に対する《淡水》の意を添えたアハウミ(淡海。後にアフミを経てオウミ)が用いられるようになり、「湖」にミヅウミの字訓が定着を見るに至った。

2017年09月15日(金)

@twryossy 脱穀機埃をあげてはや夕陽 公彦
★終日動いていたイメージです。

【今日の季語2818】稲扱機(いねこきき):仲秋の生活季語「稲扱(いねこき)」の傍題。モーター仕掛けの「脱穀機」や昔行われていた手打ち棒による「稲打(いねうち)」の別名も。◆踏むたびに喘ぐ暮光の稲扱機(近藤一鴻)

2017年09月14日(木)

@twryossy 秋の声日比谷公園両断す 公彦

★朝の日比谷公園はいい。
先日は外人も入ってラグビーをやっていた。

【今日の季語2817】秋の声(あきのこえ):三秋の天文季語で「秋声」の漢語形傍題も。風の音や木々の葉擦れなど物寂しさを覚えさせる物音、さらには秋の情趣を感じさせる幽玄な響きを漠然というのにも用いる。◆帛(きぬ)を裂く琵琶の流れや秋の声(蕪村)

【今日の季語2817:別記①】例句の蕪村吟に添えられた詞書には「『四絃一声如裂帛』と白居易が琵琶の妙音を比喩せる絶唱をおもひ出て」とあることから、『長恨歌』と並んで往時の文人に愛誦された白楽天の漢詩『琵琶行』に触発された詠であることが知られる。

【今日の季語2817:別記②】例句上五の「帛を裂く」は、楽天詩「帛ヲ裂クガ如シ」を踏まえた「本歌取り」であるのに対して、琵琶の「一声」を「流れ」と翻転させたところには蕪村の優れた言語感覚が働いており、それらが季語と響きあって妙なる楽の音を奏でている。

2017年09月13日(水)

@twryossy 銀木犀香りの主や蓮馨寺 公彦

★この時期にある川越祭りに何度も行ったがここの銀木犀と金木犀の香りに惹きつけられた。

【今日の季語2816】銀木犀(ぎんもくせい):仲秋の植物季語の個別傍題。本題の「木犀」はこれに「金木犀」「薄黄木犀」を含めた総称としても用いられるが、実際は「銀木犀」の別名。◆友らみな白髪をまじへ銀木犀(三橋鷹女)

【今日の季語2816:別記①】「木犀」は中国の俗称を伝えたもので、樹皮が犀の皮に似ているところから出たとされる。他に原産地の「桂林」に由来する「桂花」や、その香りの高さをいう「九里香」などの別名もある。本体が日本に伝来したのは室町後期頃のこと。

【今日の季語2816:別記②】「犀」の字音サイは古代中国南方系の「呉音」に従う読みで、動物名のサイはこの一例。一方「木犀」におけるセイは、平安期に入唐僧などが伝えた北方系の「漢音」に従う読み。動物名サイよりも植物名モクセイの伝来が遅いことになる。

2017年09月12日(火)
@twryossy 小牡鹿や奈良公園にそぼ濡れる 公彦
★親と旅行した半世紀前の奈良公園です。

【今日の季語2815】小牡鹿(さおしか):三秋の生類季語「鹿」の傍題で単に「牡鹿」とも。語頭サには「小」字を当てるのが通例だが、これは軽い意味を添える接頭語で《小さい》の実質的な意味はない。◆小牡鹿の斑(ふ)を引き締めて海に立つ(鷹羽狩行)

以上です。

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コメント

山房子さん

有難うございました。
シラサギに変更しました。
電子出版する予定なので恥をかかなくて済みました。

 カササギではありません。カササギはカチガラスといって、サギではなく、佐賀県・福岡県に生息するカラス科の鳥です。映像ではよくわかりませんが、シラサギ(コサギ、アオサギ、ダイサギなど)の類です。彼らは人間の行動を見ており、獲物によっては30分じっと動かないこともあります。
 人の歴史と共にいきてきたのでしょう。

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