おは!Twitter俳句(麦を踏む)
11月17日から始めた8首投稿が続いている。
むしろ作る方が掲載よりも多い。
時事的な物は早く掲載したいのだがたまり気味です。
2月16日で3か月となるので720首作ったということになる。
歌集二冊分くらいということになるだろうか。
父と母の歌は当分続くことになる。
社会詠はその間に挟んで行こうと思います。
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この一週間の俳句です
私の俳句: @twryossy
私のコメント: ★
【今日の季語】 @twryossyさん
2018年02月12日(月)
@twryossy 麦を踏むごとき父の歩思い出す 公彦
★脳梗塞の後遺症の残った父の歩みは麦踏みと同じようだった。
【今日の季語2968】麦を踏む(むぎをふむ):初春の生活季語「麦踏」の動詞形傍題。芽の伸び過ぎを抑えたり霜で浮き上がった根を押さえたりするために、麦の芽や根を踏み固めること。その姿は早春の田園風景の一つであった。◆廃坑の山をそびらに麦を踏む(内藤照子)
【今日の季語2968:別記①】例句に見える「そびら」は《背中》の意を表す古語で、ソ(背)とヒラ(平)が複合して連濁を生じたもの。現代語のセ(背)はそのソの母音交替形にあたる。
【今日の季語2968:別記②】ソには単独で使用された古例もあるが、上記のように他の語と複合して用いられることが多く、現代語のソト(外)やソムク(背)にもこの古形が残存している。
2018年02月11日(日)
@twryossy 巣籠りという馬鈴薯の料理かな 公彦
★巣籠りに似ていればどんな材料を使ってもいいそうですが〜
ご参考 http://caffe.main.jp/?p=3533
【今日の季語2967】巣籠(すごも)り:三春の生類季語「鳥の巣」の傍題の一つ。別傍題の「巣組み」を終えた親鳥がその中に卵を生み、孵化した雛鳥を育てるさまをいう。「巣に籠もる」の動詞形でも。◆尊像の眉の高さに巣籠もれる(岡田のり子)
2018年02月10日(土)
@twryossy 春セーターミニスカートと似合いけり 公彦
写真を見て作りました。
【今日の季語2966】春(はる)セーター:三春の生活季語。単独では三冬となる「セーター」に「春」を冠して当季のものとした。用途が防寒から軽装へと変わるに応じて、色合いも春に相応しい明るさを帯びてくる。
◆今度会ふ時はこの色春セーター(小原澄江)
2018年02月09日(金)
@twryossy 雪垢を避けて散歩の犬の供 公彦
★我が家の愛犬アベロは雪が嫌いなので雪を踏まぬように遠回りして散歩に行く。
【今日の季語2965】雪垢(ゆきあか):初春の地理季語「堅雪」の傍題で「雪泥(せつでい)」とも。堅く凍りついたり溶けかかったりした雪に含まれる泥土を皮膚に付いた垢に喩えたもの。◆雪垢を踏みわたりし子隣より(村上しゆら)
2018年02月08日(木)
@twryossy 針祭る蒟蒻玉に針二本 公彦
★針供養は2月8日が多いが関西では12月8日の所もある。
【今日の季語2964】針祭(はりまつ)る:初春の生活季語「針供養」の傍題で「針祭」とも。仕事で折れた針を淡島神社に収める行事。神前に置かれた豆腐など柔らかいものに刺して針の労をねぎらう。関西は十二月八日が通例。◆針祭る男にもある糸切歯(小野田洋々)
2018年02月07日(水)
@twryossy 白魚汲む白眼黒眼に見詰められ 公彦
★実体験が無いので想像句です。
【今日の季語2963】白魚汲(しらおく)む:初春の生類季語「白魚(しらうお)」の傍題。獲れた白魚を四つ手網などから柄杓で汲み上げる作業をいう。魚に「汲む」を用いる季語には「鰊汲む」もあり、こちらの季は晩春。◆白魚汲みたくさんの目を汲みにけり(後藤比奈夫)
【今日の季語2963:別記①】ウヲ(魚)を後部要素とする複合語では、カタウヲ(堅魚)>カツヲ(鰹)、ヒウヲ>ヒヲ(氷魚)などに見るように、母音連接回避による短略形を生じやすい。本季語にもこれと類同のシラウヲ>シラヲの変化が見られる。【今日の季語2963:別記②】例句の「たくさんの目を汲む」は、「あまた」などの文語表現に従わずに日常語で行ったところから、意表を突く措辞の面白さが生まれ、発見の驚きを本義とする「けり」と響き合って表現効果を高めている。
2018年02月06日(火)
@twryossy 朝陽射す安達太良山の斑雪嶺に 公彦
★歌の友たちとふるさと巡りで行った記憶です。
【今日の季語2962】斑雪嶺(はだれね):三春の天文季語「斑雪(はだれ)」を「嶺」に結んだ語で「斑雪山」とも。雪が斑らに残る春の山嶺。歳時記には傍題に掲げられていないが、例句に散見するので試みに採り上げた。◆斑雪嶺の暮るるを待ちて旅の酒(星野麥丘人)
【今日の季語2962:別記①】ハダレは万葉集歌に用例のある古語で、はらはらと降る雪をいうのが原義。これにはハダラ・ホドロの母音交替形もある。解け残った雪を表す用法が生まれたのは、これと語形の似たマダラの干渉があったことを示すか。
【今日の季語2962:別記②】「嶺」を表す語は古くからミネが用いられたが、そのミはミサキ(崎)やミチ(路)のミと同じく、神のいる場所を崇める意の接頭語で、その本義はネ(嶺)にあったと考えられる
【今日の季語2962:別記③】ただし、古代語のネはツクバネ(筑波嶺)などに見るように、固有の地名と結び付いて用いられるのが一般で、本季語のような熟語の形は後代の擬古的用法から生まれたものであろう。
以上です。
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