おは!Twitter俳句(竹の秋)
三郷啄木祭が終わった。
まあ成功と言えるだろう。
非常に多くの人の協力を得て行われた。
協力頂いた方や参加頂いた皆さんに感謝します。
来年は4月13日(土)の啄木の命日に行います。
5月13日には東京啄木祭が以下のように行われます。
詩人の和合亮一さんが講演します。
こちらもおいで下さい。
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この一週間の俳句です
私の俳句: @twryossy
私のコメント: ★
【今日の季語】 @twryossyさん
2018年04月16日(月)
@twryossy 竹の秋深し根岸の青年に 公彦
★子規は明治26年にこんな句を作っている。
世の春に我家は竹の秋深し
この時は今の子規庵ではなく上根岸(羯南宅西隣)に居たのでそこは竹が多かったのだろう。
【今日の季語3031<109】竹の秋(たけのあき):晩春の植物季語で「竹秋(ちくしゅう)」の漢語形傍題でも。竹はこの時季地中の筍に養分を供給するため葉が黄ばんでくる。その有様が秋の落葉樹に似るところからこの呼称が生まれた。◆すきとほる明るさ暗さ竹の秋(廣瀬直人) 2018年04月15日(日)
@twryossy 焼かれたる四匹の目指し左向き 公彦
★写真を見ての写生句です。
【今日の季語3030<108】目刺(めざし):三春の生活季語。真鰯(まいわし)などの鰯の目の部分に藁や竹串を通して連ねた干物。鰓(えら)を連ねた「頬刺」も傍題の一つ。腹のほろ苦さは酒肴に絶好。◆目刺焼くここ東京のド真中(鈴木真砂女)
2018年04月14日(土)
@twryossy 葱坊主擬宝珠かおたふく風邪の子か 公彦
★写真からの連想です。今日は三郷啄木祭です。
【今日の季語3029<107】葱坊主(ねぎぼうず):晩春の植物季語。茎の頂に無数の白い花が球状に集まった形が坊主頭を思わせるところから出た愛称。橋の欄干の擬宝珠(ぎぼし)」への連想から「葱の擬宝(ぎぼ)」とも。◆葱坊主見下し長き尿せり(大野林火)
【今日の季語3029:別記①】「尿」を用いた句には「幼子の尿に蚯蚓伸び縮み(藤田かもめ)」もあり、これには「ゆまり」の訓が付されている。例句にも同じ読みを当てることもできるが、別に「いばり」の可能性もあり、あるいはこの方が似合わしいか。
【今日の季語3029:別記②】この和語の古形は「ユ(湯)マリ(排泄)」で《体内の湯を排泄したもの》の意。後に二拍目がマ行からバ行に交替してユバリに変化し、さらにそれがイバリに転じた。持ち運び用便器の呼称「おまる」は動詞形マルに「お」を付けて生まれた。
【今日の季語3029:別記③】『奥の細道』尿前(しとまえ)の関の条に出る芭蕉句「蚤虱馬の尿する枕もと」の「尿」は、注釈書などでは「しと」の読みを採用することが多いが、曾良本本文には、これにイバリの母音脱落形バリの俗語読みが施されている。
2018年04月13日(金)
@twryossy 春雨に濡れて色濃きさ庭かな 公彦
★これから一雨ごとに初夏に近づいて行く。
【今日の季語3028<106】春雨(はるさめ):三春の天文季語。現在は別題「春の雨」と同等に扱うが、古くはそれを仲春頃までの雨に用い「春雨」は晩春の静かな雨を指すという区別があり、語感にもその本義に相応しいものがある。◆春雨の糸の操る男女かな(京極杞陽)
【今日の季語3028:別記】例句は「春雨」と「糸」を隠喩として取り合わせ、その糸に操られるように春雨に濡れゆく男女を登場させた。さながら人形浄瑠璃の恋の道行を彷彿させる重層性を感じさせる。「男女」には「ふたり」の熟字訓が似合わしいか。
2018年04月12日(木)
@twryossy 桜散り桜の咲きて盛るなり 公彦
★今近所の公園の八重桜が満開である。 https://pic.twitter.com/wrEr8P9xto
【今日の季語3027<105】散る桜(ちるさくら):晩春の植物季語「落花」の傍題で「花吹雪」などとも。爛漫と咲き誇る花が惜しげもなく散る様は壮観と称するに相応しい。来春再見の想いを込めて人は静かにこれを見送る。◆ちるさくら海あをければ海へちる(高屋窓秋)
【今日の季語3027:別記①】例句の「あを」の表記に見るように、古くは色名のアヲは二拍目がワ行であったが、その染料にあたるアヰ(藍)もまた二拍目がワ行で「あゐ」と表記されることに注目したい。
【今日の季語3027:別記②】この /o/:/i/ の対応は、色名のクロ《黒》とその染料に用いられた《水中の黒土》の意を表すクリ《涅》との間にも同様に見られ、《色名》を表す語が《染料》を表す語からの母音交替によって生まれた可能性を示唆するものである。
2018年04月11日(水)
@twryossy 蒲公英が観客なりしテニス場 公彦
★27句ある子規の蒲公英の句の中のこの句を下敷きにしました。
蒲公英やローンテニスの線の外 子規
今日の季語3026<104】蒲公英(たんぽぽ):三春の植物季語。茎の両端を細く裂いて反り返らせ、鼓に似た形を作る子どもの遊びが古くからあり、そこから別名傍題にあたる「鼓草」の名が出た。漢字表記はこの草の漢名。◆たんぽぽや日はいつまでも大空に(中村汀女)
【今日の季語3026:別記①】平安期の薬種辞書『本草和名』<918頃>「蒲公草」の項には、フヂナ(藤菜)・タナ(田菜)の和訓が施されており、当時はこの和名が用いられていたことと併せて、ナ(菜)とあるところから食用草であったことも窺われる。 HAYASHI Yoshio@twryossy
【今日の季語3026:別記②】植物名としてのタンポポは室町中期頃に成立した古辞書『文明本節用集』に見えるのが比較的早いが、これとは別に、小さな鼓の玩具も当時この名で呼ばれていたことが『虎明本狂言』の記事から知られる。 【今日の季語3026:別記③】タンポポの名は鼓を打つ音を模したものと捉えるのが相応しく、これが玩具の鼓を指す幼児語となり、そこから「鼓草」の異名を持つ蒲公英の通称も生まれたと見るのが妥当な解釈であろう。
【今日の季語3026:別記④】ちなみに、能楽師の家に生まれた松本たかしの句に「チチポポと鼓打たうよ花月夜」の例があり、江戸期にも鼓の音を「ちちっぽぽ」「ちっぽう」などと捉えられていて、いずれも「タンポポ」のタ・パ行音に通う響きを持つ。
2018年04月10日(火)
@twryossy 公園に宴を終えし遅日かな 公彦
★八重桜の花見を終え人を送って行ってもまだまだ日は暮れなかった。
【今日の季語3025<103】遅日(ちじつ):三春の時候季語で「遅き日」「暮遅し」などの傍題も。同季の類義別題「永日・日永」に対して、こちらは日没の時刻が遅くなってきたことに目を向けた表現。◆縄とびの端もたさるる遅日かな(橋 閒石)以上です。
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