高橋正志さん著「うたごえは生きる力」ーいのち 平和 たたかい うたごえ70年の歩みー を読んで。
高橋正志さん著「うたごえは生きる力」ーいのち 平和 たたかい うたごえ70年の歩みー
を読んで。
うたごえ運動一筋の高橋さんの人生とうたごえ70年の歴史がよく分かった。
この本は日本のうたごえ70年周年記念事業委員会の制作となっているのでうたごえの通史と言えるでしょう。
学生時代も先輩の多くは九州青年合唱団に属していた。その後続いてる人は居ないようだが、一時期音楽センターに勤め今は企業経営をされている先輩や政党の役員になっている人もいる。
最近退職後うたごえ運動を始めた同期の仲間もいる。
私は同じ歌でも短歌の方を四十五年やっているが、こうして読んでみるとうたごえは身近にあったことが分かる。
内灘、三池、ベトナム、横須賀、沖縄、国連、阪神大震災、東日本大震災の全ての現場にうたごえはあった。
その経験は韓国にも伝わっているという。
学生時代は歌う機会が多く、自分で歌うこともあった。私の得意歌は「バイカル湖のほとり」です。
会社員となってからは職場のうたごえサークルが社会人コンクールに入選したりしていた。
高橋さんは現在文団連(文化団体連絡会議)の事務局長を務めておられる。私は新日本歌人選出の幹事であり事務局次長を務めているので毎月の幹事会でお会いする関係にある。
いつも会議のまとめ役を見事にこなしておられる。
現在文団連でも50年史を作っておりこの夏には出版予定だが高橋さんの果たされている役割が大きい。
最後に文団連の機関紙「まい」に掲載される予定の高橋さんの文章を紹介してあまり本の紹介になっていませんが紹介を終わります。
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「私は、学生時代にうたごえ運動と出合いました。〝うたごえ〟で人と人を結び、一人ひとりの生きる可能性を引き出す運動に引かれました。うたごえが果たしてきた音楽的役割と社会的役割をしっかりつなぎながら、運動が発展してきた大きな流れを次世代に伝えたいと思っています。
今生きる人々の思い・ねがいを歌・音楽に託して、その音楽の魅力で心をつなぎあい、ねがいを実現するためみんなで大きく歩を進め、その魅力と確信をさらに切り拓いていく次世代に手渡していきたい。多くの合唱団体と共同して平和のための音楽祭を開きたい。今の9条改悪を許さない歴史的なたたかいに連帯して、うたごえの力を発揮したいと思います。
池辺晋一郎氏の曲に「私たちが進みつづける理由」がありますが、うたごえ70年、歩いてきた理由、そしてこれから前へ前へと進み続けるために、この拙書が少しでも役立てれば幸いに思います。」
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以上です。
以上です。
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